建築用語集 躯体

躯体

建物全体を支える構造上主要な部分のことを指します。基礎や土台、床版(しょうばん)、柱、梁、壁、斜材、屋根版(やないた)、小屋組等が躯体に該当します。
床版とは荷重を支える床のこと、斜材とは鉛直面内で斜めに配置される構造部材のことを指します。屋根版とは屋根材の下に用いる構造耐力上主要な板のこと、小屋組とは屋根を支えるための骨組みのことです。つまり、建物全体を構造的に支える部分を躯体と呼びます。
一方で、屋根や開口部、外壁、建具等は構造上主要な部分ではないことから躯体から除かれます。

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<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士