建築用語集 縁側(えんがわ)

縁側

和風建築物における座敷の外側に張り出した板敷きの空間のことです。旧来の日本家屋では、縁側の上に屋根がある場合が一般的です。
縁側には、元々、部屋と部屋を繋ぐ廊下の役割がありました。また、夏に高温多湿となる日本では、夏の日差しを遮るという機能もあります。
現代建築では別に廊下もあり、また空調もあることから、縁側には室内と和風の庭を繋ぐ空間機能を求めて設置されることが多いです。
縁側は庭を楽しむ空間でもあることから、庭自体も計画的に設計することが望ましいとされています。

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<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士