建築用語集
腕木
「腕木(うでぎ)」とは、建築や土木の分野で使われる部材の一つで、足場材や建物の構造において水平に突き出す横材のことです。別名で「転ばし」や「転がし」とも呼ばれ、支柱同士を固定します。足場材の腕木は、2本の支柱(建地)をつなぐ短い単管パイプで、歩み板や布丸太といった作業床の設置を可能にし、足場の安定性を高めます。
建築では、壁や柱から垂直に突き出して屋根の桁や庇を支える部材として用いられ、ホゾで差し込み片持ち構造を形成するのが特徴です。看板の取り付けにも利用されるなど、用途は多岐にわたります。かつては「腕木」と呼ばれていましたが、現在は金属製の「腕金(うでがね)」が主流です。
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<監修>
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塩野 良
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一級建築士/管理建築士
2001年に東洋大学工学部建築学科を卒業後、総合建築設計事務所で工場(機械)、倉庫、オフィスビルから店舗内装や住宅まで設計・監理などを経験 。その後、プラント系エンジニアリング会社にて食品工場専門の建築士として、設計から工事まで幅広く携わるほか、個人で建築事務所の運営も行っている。
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一級建築士/管理建築士