オスメス
建築用語の「オス・メス」とは、部材を接合する際の差し込み側(オス)と受け側(メス)のことです。
フローリングの場合、突起がオス、溝がメスになることで、ズレやすき間を防ぎ、強度や見た目の美しさが保たれます。
また、木造建築の躯体では、柱のほぞがオス、梁や土台のほぞ穴がメスとして組み合わさることで、釘を使わなくても強固な構造が実現できます。
この手法は、電気配線や水道の継手、家具の組み立てなどにも広く使われており、正しく噛み合うことで強度と安定性の両立が可能です。
身近な例として、おもちゃのブロックも「出っ張り」と「くぼみ」がぴったり噛み合うことで、安定感を保つ仕組みとなります。
工法・構造に関する用語
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<監修>
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今西 千登瀬
- 有資格
- 2級建築施工管理技士・宅地建物取引士・インテリアコーディネーター・不動産キャリアパーソン・リビングスタイリスト1級・住宅ローンアドバイザー・賃貸住宅管理業務管理者