
床リフォームでおしゃれな床に! リビングをいつまでも美しく保つ“トリニティ”とは!
※掲載している画像は、記事の内容をわかりやすくするイメージであり、実在する製品や実現するものとは異なる場合があります。
目次
せっかく自宅をリフォームするなら、「テレビドラマや映画に出てくるようなおしゃれな部屋にしたい」と思いませんか?
実際にリフォームするとなったとき、工事の範囲が大きくなるほど、空間の印象を左右する天井や壁、床材の色や柄などを選ぶのは大変な作業です。特に全面的なリフォームをする場合は、迷ってしまいなかなか決められなくなることもあるでしょう。
そこで今回は、住宅のリフォームを検討する際のポイントと、訪れる人にちょっぴり自慢したくなるおしゃれな家づくりにおすすめの建材をご紹介します。
住空間づくりの基本は、床から?

リフォームを検討する際は、まず床に注目してみましょう。
内装の中でも床は大きな面積を占めているうえに、天井や壁よりも接触する機会が多い部分です。リフォームの際は床材を先に決め、壁材や天井材はそれを軸にしてトータルコーディネートするように選んでいけば空間全体の内装プランが立てやすくなります。
床材にはたくさんの種類があるので、見た目だけではなく肌触りや質感、機能性などにもこだわって選ぶことが大切です。
場所ごとに考える床材選びと注意点
どの床材を選べばよいか迷ったときは、場所ごとにどのような床材が適しているのかを考えてみることをおすすめします。

●リビング
家族が集まってくつろぐリビングの床材は、生活スタイルに合わせたものを選ぶとよいでしょう。例えば、素足で過ごすことが多いなら肌触りの良い床材がおすすめですし、スリッパを使ったりソファに座っている時間が長いならフロアタイルのような固めの床材を取り入れてもよいでしょう。
色選びも大切です。おしゃれなリビングを目指すなら、家具や天井、壁の色との相性を考えましょう。ベージュや茶色、白など落ち着いた色を使うとインテリアのアレンジがしやすくなります。
●キッチン
キッチンの床は調理中に飛び散る油などで汚れやすいため、防汚性や耐久性、掃除のしやすさなど機能性の高い床材がおすすめです。固い床材は丈夫そうに見えますが、食器などを落としたときに割れてしまう可能性があります。タイルのような固い床材を選ぶなら、キッチンマットを併用するとよいでしょう。
●子ども部屋
子ども部屋は、掃除がしやすく、転んでも心配の少ないクッション性のある床材がおすすめです。足音が気になる場合は、床材に畳や防音マットを使うと音が伝わりにくくなります。
●シューズクローク(シューズインクローゼット、土間収納)
床面が玄関土間と同じ高さで併設されているシューズクロークは靴のまま出入りします。そのため、汚れが目立たず傷が付きにくいタイルや石材など、耐久性のある床が適しています。
床材に求める機能性

歩いたり、直接座ったりと日常生活で接触する機会が多いだけに、床の機能性にはこだわりたいものです。
例えば、「床の汚れが拭き取りやすい」「傷が付きにくい」「定期的なワックスがけが不要」「お手入れが簡単」などの機能を持った製品を取り入れれば、生活がしやすくなるでしょう。床をリフォームする際はメンテナンスしやすく、機能性にすぐれた建材を選ぶのがおすすめです。

近年の住宅でよく用いられているフローリングには、天然木をそのまま活かした無垢(むく)材や、基材となる合板などの表面に薄くスライスした木の板(突板)を貼って塗装仕上げしたもの、化粧シートを貼ったものまで様々なタイプがあります。無垢材は一般的にその素材感から高級な印象を持たれることが多いですが、天然木ならではの風合いや肌触りの良さ、調湿性などがある一方で、無垢の風合いを保つために、定期的なメンテナンスやお手入れが必要となる場合があります。
そこで、ご紹介したいのが、DAIKENの床材『トリニティ』です。
美しさと高級感が漂う床材『トリニティ』

『トリニティ』は美しさと高級感が特長の化粧床材です。
●トリニティとはどんな意味?
トリニティは“三位一体”という意味で、英語では“trinity”と表記します。
トリニティは、キリスト教の教義として用いられる言葉(神の3つの姿「父・子・精霊」を表すもの)として誕生しました。現代では、トリオや3人組といった意味を表す言葉としても使われています。
DAIKENの『トリニティ』は、細部までこだわった美しさ、空間の美しさを広げるカラー、美しさを守るための強さという3つの要素が、互いを高め合っておしゃれで快適な床を作り、“三位一体”という言葉にぴったりな建材です。
それでは、『トリニティ』の特長をより詳しくご紹介していきましょう。
『トリニティ』は、従来の化粧床材では表現できなかった無垢材のフローリングに近い立体感のある質感を持ち、カラーとテクスチャーの種類もバリエーション豊富です。四周木口面(材料の断面)にまで化粧を施した革新的な技術によって、継ぎ目のディテールにもこだわった繊細で美しい仕上げを実現しました。
また、無垢材では安定的に確保するのが一般的に困難とされる幅の広さも、『トリニティグランデ』では303mmという広幅で実現しました。これまでの無垢材では難しかった、圧倒的な存在感を持つハイグレードな空間づくりを可能にしています。
このように、『トリニティ』はまるで無垢材のような質感でありながら、無垢材のウィークポイントを補うすぐれた床材です。年数を経ても日焼けに強く、すり傷などへの耐傷性能も備えています。また、床暖房にも対応しているほか、汚れも拭き取りやすくお手入れも簡単です。
フローリングの色選び おすすめコーディネート

床は部屋の中でも大きな面積を占めているため、色選びは非常に重要です。部屋のイメージを大きく変えることなくフローリングを張り替えることが目的ならば、元の床材と近い色の製品を選ぶのがよいでしょう。
リフォームを機にインテリアを一新したいと考えているのであれば、元のカラーに捉われることなく、思い切ったイメージチェンジを図ることもできます。建具や家具とのコーディネートも考慮し、床材だけが浮くことのないよう、部屋全体のインテリアテイストを考えましょう。
では、インテリアテイストごとのおすすめカラーを解説します。
フローリングの色は、ホワイト系・ライト系・ミディアム系・ダーク系・グレー(グレイッシュ)系の5種に大別できます。フローリングの色を選ぶ際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
・ナチュラルモダン

おすすめカラー:ライト系、ミディアム系
明るくやさしい雰囲気で開放感のあるナチュラルモダンは、家具のベージュを基調にして、クッションやカーテンなどにアクセントとしてグリーンやオレンジ、濃いブラウンなどを取り入れましょう。やわらかな中にリズム感が生まれます。
・ソフトシック

おすすめカラー:グレー(グレイッシュ)系
色味を抑えたグレー系のフローリングをベースに、モノトーンの家具やファブリックを合わせ、家具や雑貨で曲線を取り入れると、よりシックでやわらかくホテルのような上質な空間に仕上がります。石や金属、皮革など、異なる素材をアクセントにすると、やわらかなテイストの中に引き締め効果が生まれ、より大人びたインテリアになります。
・スタイリッシュモダン

おすすめカラー:ホワイト系
床を明るい色にすると部屋全体が明るく広々と見え、はつらつとした印象を与えてくれます。ただし、壁や天井も明るい色だと全体がぼんやりした印象になりがちなので、ダークカラーの家具を合わせるのがおすすめです。おしゃれで都会的なガラストップのテーブルなどを配置して質感のコントラストが出るよう異なる素材を組み合わせると、洗練された雰囲気が出ます。
・モダンヴィンテージ

おすすめカラー:ライト系、ミディアム系、グレー系
くすみカラーとヴィンテージ感のある家具で色味を抑えつつ木目の質感を押し出し、落ち着きとこだわりを演出します。
・クラシック

おすすめカラー:ダーク系
深みのあるダークなカラーリングの床を基調とし、茶色などのアースカラーでまとめた上品なコーディネートです。革や布をふんだんに使ったゴージャスなインテリアが映えます。植物やアートがあたたかみや心地良さをもたらし、上質な暮らしを感じさせます。
豊富なカラーでおしゃれな空間をコーディネート
『トリニティ』には色柄バリエーションが12種類あります(2025年6月現在)
明るい<アッシュ柄>から、深みのある落ち着いた色合いの<ウォールナット柄>まで、いずれも色・柄ごとに種類の異なる天然木の色とテクスチャーを再現しています。色やデザインはもちろんのこと、樹種による肌触りの違いにもこだわっており、おしゃれな部屋を実現できます。













また、『トリニティ』は汚れやすいダイニングやキッチンの床にも安心して使えます。階段用の部材『トリニティ階段』にも同じ色・柄があるので、廊下や玄関まわりの床と階段の統一感を高めることも可能です。
このように、色柄のバリエーションが豊富で、耐久性やメンテナンス性も高い『トリニティ』なら、リビングや寝室だけでなく廊下や玄関、階段などにも使えるので、家中のトータルコーディネートが楽しめます。
おしゃれな部屋に住むという願いを叶え、いつまでも自慢できる家をつくるために、『トリニティ』をリフォームに活用してみてはいかがでしょうか。
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監修者
志鎌のり子(しかまのりこ)
一般社団法人日本模様替え協会 理事/COLLINO一級建築士事務所代表。日本女子大学住居学科卒業、五洋建設でマンション・ビルの設計監理/内装デザインを10年担当。その後、日本ERIにて住宅検査など10年担当、設計・検査・審査した住戸数は延べ5,000件以上にのぼる。現在は部屋を「機能による空間分け」「動線」「収納」の観点から模様替えする独自のメソッドにより、機能的な部屋づくり/仕組みづくりなどを提案。書籍「家具配置のルール」のほかSUUMO、AERAwithKids、建築知識ビルダーズ、住まいの設計など著書多数。
保有資格:模様替えアドバイザー 一級建築士 建築基準適合判定資格者 住宅性能評価員 建物耐震診断士 フラット35適合証明検査員 など
公開日:2019.12.23 最終更新日:2025.05.20