蹴込みとは、踏板(段板)の先端部(段鼻)と、蹴込板(踏板を支える垂直方向に設置される板材)との奥行(水平距離)部分のことです。
階段には「蹴込みがある階段」と「蹴込みの無い階段」が存在しています。「蹴込み」は階段を登りやすくするために設けられる要素のため、基本的には「蹴込みのある階段」の方が上りやすいとされています。
ただし、「蹴込み幅(寸法)」が大きすぎても、つま先が踏板(段板)に引っかかり、登りにくい階段となってしまいます。ゆえに、通常「蹴込み(蹴込み寸法)」は「30mm以下」で設計されています。