建築用語集

オーブン

オーブンとは、加熱調理器具の1つです。グリルが直火(輻射熱)と対流熱で加熱するのに対し、オーブンは対流熱を使って調理します。オーブンにはおもに2種類あり、ガスオーブンと電気オーブンがあります。ガスオーブンは火力が強く短時間で加熱できるため、パンやケーキを焼くなど本格的な調理をしたい方向きです。

しかし、庫内や周囲が非常に熱くなるため、可燃性のものを近くに置かないようにし、火傷に気をつける必要があります。電気オーブンは熱が食材に均一に加わり、ムラなく調理しやすいのが特徴です。

比較的コンパクトで扱いやすいため、一般家庭で広く使われています。その中でも主流になっているのが、オーブンに電子レンジの機能も備わったオーブンレンジです。システムキッチンに組み込まれたタイプをビルトインオーブン、キャビネットに組み込まれたタイプをウォールオーブンといい、独立した据え置き型のオーブンと区別して呼ぶことがあります。他にもスチーム機能が備わった、スチームオーブンもあります。

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士