建築用語集

キャビネット

キャビネット(cabinet)とは、箱型の収納家具の総称です。山小屋(cabin)が語原だといわれており、古くは両開き扉がついた木製の収納家具を意味していました。今では、扉がついていないタイプやスチール製のものもキャビネットと呼びます。日本語で表現すると、箪笥や戸棚、収納庫、書庫、什器がそれにあたります。

主に衣類や本、食器、備品、書類などを収納するもので、棚や引き出し、鍵が付いたタイプのほか、引き違い戸のものもあり、サイズや形状もさまざまです。また飾り棚として使うようなデザイン性の高いものから、会社で使うような実用性を重視したタイプまであります。キャビネットに似た家具にサイディングボードがありますが、ダイニングテーブルの横に置いて料理の配膳に使用したことから、おもに腰高の収納家具を指します。

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士