建築用語集

アース

アース(接地)は、電気設備と大地を電気的に接続することを指します。感電を防止するための安全対策となります。具体的には、アース端子に接続しておくことで、万一漏電が発生した場合に電気は大地に逃がされ、人体に対する感電を防ぐことができます。

アースは多くの電気製品(洗濯機、電子レンジ、冷蔵庫、パソコン、乾燥機など)及び住宅設備にて望まれる対策です。アース(接地)の接続に関して注意すべきポイントとして下記要素があげられます。

●正確な接続: アース線が正確にアース端子に接続されているかどうか及びアース線が切れていない(断線の有無)ことを確認する。
●アース線の絶縁: アース線は他の電気ワイヤーや部品と絶縁されている必要があります。他のワイヤーや部品との接触を避け、アース線が損傷しないようにする。
●定期的な点検: アース接続は定期的に点検することが重要です。アース線が劣化していないか、接続が緩んでいないかの確認・点検が必要に。

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<監修>

  • 榑林 宏之

    一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
    中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。