建築用語集

オットマン

オットマンは、椅子やソファなどに座る際、足を乗せるために使われる小型のソファ。背もたれがないか、あっても低いものが多く、別名「フットスツール」とも呼ばれています。「オットマン」という名前は、もともと、この家具がオスマン帝国(現在のトルコ共和国)で使われていたことが由来と言われています。

オットマンには、主に以下のような使い方があります。
●足置きとして使う: ソファや椅子に座る際、脚を伸ばせると心地よさが増すもの。その脚を伸ばすための台座やクッションの役割を果たすのがオットマンです。
●椅子として使う: オットマンはクッション性の高いものが多く、椅子としてもよく使われています。
●テーブルとして使う:海外ではソファや椅子でくつろぐ時に飲み物や食べ物の置き場所として、オットマンをテーブル替わりとして活用するシーンが見られます。

カテゴリから探す

<監修>

  • 榑林 宏之

    一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
    中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。