住まいと暮らしのライフスタイルマガジン『HomeLife』。
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※掲載している画像は、記事の内容をわかりやすくするイメージであり、実在する製品や実現するものとは異なる場合があります。
洗面所は日常生活での使用頻度が高く、洗濯や身支度などを行う多目的の場所です。モノが多い場所ですが、収納を工夫すると、あわただしい朝の身支度がスムーズになるばかりでなく、入浴するときにも気持ちのいい環境を実現できます。
今回は、使いやすく快適な洗面所を実現する収納のポイントを解説し、機能性とデザイン性を兼ね備えたDAIKEN製品をご紹介します。
洗面所収納の基本を押さえよう
洗面所は、家族の生活動線が集中しやすいこともあり、雑然としがちです。広いスペースではないことも多く、例えば、朝の時間は個々の身支度で混み合う場合もあります。
そのような中でも家族全員が洗面所を快適に使えるように、収納を活用して使いやすくする工夫をしてみてはいかがでしょうか。
洗面所収納が変わると暮らしが変わる?
洗面所では、洗顔や歯磨き、着替え、入浴などに関わる日用品が多く使用されます。
きちんと整頓され、必要なものをすぐに取り出せる環境が整えば、日々の身支度や家事がスムーズになるでしょう。
頻繁に使う洗面所の収納を充実させると、いろいろなものを無理なくしまえる快適な空間の実現につながります。
収納棚を取り入れるメリット
洗面所にあるのは、歯ブラシなど洗面台周りのこまごまとしたものだけではありません。洗剤やシャンプーなどのストック、タオルや洗濯物、ハンガーなど様々なものが集まるため、整理整頓のしづらい場所でもあります。
洗面所のように限られた広さの場所には、収納棚の設置をおすすめします。収納棚内でモノの定位置を決め、そこへしまうように習慣化すれば、常に片付いた状態になるでしょう。
片付けられているスペースは掃除もしやすく、清潔な状態の維持にもつながります。
タオル収納の工夫で使いやすく
洗面所の収納でまず考えたいのが、タオルの収納方法です。タオルは使用頻度が高いので、余裕を持ってストックしているご家庭も多いのではないでしょうか。頻繁に使うからこそ出し入れしやすい収納にしたいものです。
ここでご紹介するタオル収納のアイデアも参考に、暮らしに合った収納方法を見つけてください。
タオル収納のアイデア

(※)写真はイメージです。弊社製品ではございません。
タオルの収納は、見た目や使いやすさ、清潔感を左右します。それぞれの収納方法の特徴や、より快適に使える方法を説明します。
・オープン収納
一目でタオルの種別がわかる収納方法です。同じ大きさに畳んで整然と重ねると、洗面所収納を美しく見せられます。タオルの色は、暗めの色なら落ち着き感が生まれ、明るい色を選べば圧迫感がなく、衛生的な印象になります。
・カゴにまとめる
おしゃれなデザインのカゴやバスケットに、タオルを種類別・色別にしまうのはいかがでしょうか。使いやすさとインテリア性を兼ね備えた収納方法です。
洗面所は湿気が生じやすい空間なので、カゴ類はカビの発生を防ぎやすく、お手入れもしやすい素材のものを選ぶとよいでしょう。
・衛生面でもメリットがある“隠す収納”
様々なモノが多い洗面所では、ボックスや扉付き収納にしまうことで不揃いな生活用品を隠して収納できます。隠す収納は埃を避けられるので、衛生面でもメリットがあります。
・子どもの手が届きやすい場所も考慮する
可能なら、お子様の使いやすい高さにもタオルコーナーがあるとよいでしょう。低い棚にカゴを設置したり、引き出し収納の下段を割り当てたりする方法がおすすめです。
見た目と清潔感にもこだわる
タオルは、バスタオルやフェイスタオル、ハンドタオルなどをサイズごとにまとめると整然とします。
タオルは四角く畳むほか、ロール状に丸めるのもおしゃれです。カゴを使う場合でも高さを合わせて収納するときれいにまとまるでしょう。
衛生面への考慮も大切です。タオルを収納する棚やボックスなどを通気性のよいものにする、棚やカゴはこまめに掃除する、といった点に気を配りましょう。
通気性を高めるため、カゴ底にすのこ状のトレーを敷き、下部に風が通るスペースを確保するとカビが発生しにくい環境に整えられます。
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下着やパジャマも洗面所にまとめる

(※)写真はイメージです。弊社製品ではございません。
入浴後に必要な下着やパジャマを洗面所に収納するアイデアと、洗濯に関する家事を考慮した収納のヒントをご紹介します。
入浴・着替えがスムーズに
入浴後に必要な下着やパジャマ、ルームウェアなどを洗面所に収納できれば、“入浴後の着替えセット”を準備して居室から持っていく必要がなくなり、毎日の手間を1つ減らせます。
洗面所に洗濯乾燥機がある場合は、洗濯物を畳んで収納するという一連の動作が一気にスムーズになるでしょう。衣類の洗面所収納という工夫によって、生活時間の節約ができます。
関連記事⇒「衣類乾燥機は電気式・ガス式のどちらがおすすめ? 乾太くん専用台『かわいたな』もチェック!」
下着やパジャマを洗面所に収納するアイデア
家族の下着やパジャマは、洗面所のどこに、どのように収納するのがよいのでしょうか。
・家族それぞれに収納場所を割り当てる
家族の衣類は、それぞれ分けてボックスや引き出しに収納します。名前を書いたラベルを貼ると、小さなお子様でも自分の着替えを取り出しやすくなります。
ランジェリーなどは丸見えにならないよう、隠す収納にするのもおすすめです。
・洗濯物を畳まずざっくり仕分け
パジャマ類は、清潔が保てればきっちり畳まなくてもいい、というふうに意識を変えると負担が減るかもしれません。大きめのボックスにふんわり畳んで入れる、室内干し用のポールなどにハンガーで吊るすなどすれば、時短につながります。
・ラックを活用
見えても構わないパジャマやルームウェアは、オープン収納のラックなどに平置きすると取り出しやすくなります。誰のものかわかりやすく、使い勝手が良い収納方法です。
洗面所に衣類を収納する際の注意点
“水回り”の1つである洗面所は湿気がこもりやすいので、いつも湿気対策を心がけたい場所です。特に、衣類を収納する場合は注意が必要です。
衣類はきちんと乾かしてから収納します。加えて「こまめに換気する」「濡れたバスマットやタオルを放置しない」「衣類を収納する場所に除湿アイテムを設置する」といった対策をするとよいでしょう。
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洗面所が狭くてもできる収納アイデア
コンパクトな洗面所では、空間の使い方が大きなポイントです。壁に取り付けるタイプの収納棚なら、床の面積を損なわずに収納量を確保できます。引き出しやカゴをプラスすればタオルの種類や使う人ごとに分けた整理も可能です。
洗濯機の上部を有効に使う

洗濯機の上のスペースに棚を設置して洗濯に使う洗剤などを置くのもおすすめです。アイテムをサッと手に取りやすく、スムーズに洗濯できるようになります。
突っ張り棒を併用してハンガーを収納したり、S字フックを取り付けて掃除用具を収納したりするのもよいでしょう。
洗面台下や周辺の収納を活用する
スペースが限られている洗面所では、洗面台下を有効活用することがポイントです。排水パイプを避けて設置できるラックや、高さ・幅の違うボックス、コンパクトな引き出し収納などを使って効率良く収納しましょう。
洗顔や歯磨き関連の日用品、ヘアケア用品などのストックも仕切りのある収納にしまっておくと、必要なときにサッと取り出せるので便利です。
使いやすくおしゃれに見せる収納テクニック
おしゃれな洗面所を実現したい場合は、“見せる収納”を取り入れて、洗面所のアイテムをセンス良くしまうのがおすすめです。
・ガラスのキャニスターで清潔感を演出

(※)写真はイメージです。弊社製品ではございません。
綿棒やコットンは、透明なガラスのキャニスター(蓋付きの保存容器)に入れて並べると清潔感が出ます。中身が見えるので残量を確認しやすく、使いやすさもアップします。定期的に洗浄すれば衛生状態を保てるので安心です。
・ボトルの詰め替えで統一感を出す
ハンドソープや洗濯洗剤を同じデザインのボトルに詰め替えると、空間に統一感が生まれます。クリーンな印象の白いボトルのほか、インテリアに合う色や内容量を把握できる透明のボトルを選ぶとよいでしょう。
・天然素材であたたかみをプラス
収納棚や収納ボックスの素材には、綿や麻、ラタン(籐)などの天然素材を選ぶのもおすすめです。ナチュラルな素材はインテリアに味わいをもたらすほか、どこかほっとして心地良く使える洗面所になります。
洗面所をおしゃれに見せる収納のポイントは、実用性や清潔感を大切にしながら、生活感を程よく抑えるようにすることです。
洗面所を快適にするなら見た目にもこだわりたい!
機能性に加え、清潔感や美しさを両立したい洗面所に、DAIKEN製品を検討してみてはいかがでしょうか。
洗濯機上部や、壁面を有効活用できる収納棚『内部ユニット FiTIO(フィティオ)』

『内部ユニット FiTIO(フィティオ) 背面棚柱タイプ』は、背面の壁に棚柱を取り付け、棚板を設置するオープン収納です。棚板は19mmピッチで設定できるので、例えば洗濯機の上部に設置する場合もフタの開閉スペースを妨げないように棚板を設置できます。毎日使用するものを置くと洗濯の効率アップにつながるでしょう。
木製棚板は8色から選べ、様々なインテリアテイストとコーディネートできます。
水回りに対応する大判化粧床材『イエリアフロア セレクト スクエア』

洗面所は水はねや湿気が多く、床材にも耐久性や防水性が求められます。DAIKEN『イエリアフロア セレクト スクエア』は、水濡れに配慮(※)された水回り対応化粧床材です。すり傷が付きにくく汚れを拭き取りやすいので、お手入れが簡単です。
(※)水濡れに配慮した床材ですが、水掛かりの際には直ちに拭き取ってください。
まとめ
洗面所は、洗顔や歯磨きなどの身支度や入浴、洗濯など様々なことを行う、日常の生活動線のポイントとなるスペースです。パジャマや下着などもまとめて収納すると、身支度がスムーズになり、毎日の暮らしがより快適になります。
洗面所をより使いやすくする収納棚や、お手入れのしやすい床材を選択すれば、家事の負担が減って生活に余裕が生まれます。気持ちの良い洗面所で、暮らしの快適度を上げましょう。
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監修者
志鎌のり子(しかまのりこ)
一般社団法人日本模様替え協会 理事/COLLINO一級建築士事務所代表。日本女子大学住居学科卒業、五洋建設でマンション・ビルの設計監理/内装デザインを10年担当。その後、日本ERIにて住宅検査など10年担当、設計・検査・審査した住戸数は延べ5,000件以上にのぼる。現在は部屋を「機能による空間分け」「動線」「収納」の観点から模様替えする独自のメソッドにより、機能的な部屋づくり/仕組みづくりなどを提案。書籍「家具配置のルール」のほかSUUMO、AERAwithKids、建築知識ビルダーズ、住まいの設計など著書多数。
保有資格:模様替えアドバイザー 一級建築士 建築基準適合判定資格者 住宅性能評価員 建物耐震診断士 フラット35適合証明検査員 など
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