2025-08-21

ミニチュアダックスとカニンヘンダックス! どちらが人気? 寿命と性格を知ろう

愛らしい見た目と短い足が特徴的なダックスフンドの中でも“ミニチュアダックスフンド”と“カニンヘンダックスフンド”は人気の高い犬種です。今回は、それぞれの違いや性格、寿命、飼育時のポイントについて解説します。さらに、ダックスフンドと暮らすうえで気をつけたい病気についても取り上げました。あわせて、愛犬との暮らしに役立つDAIKENのおすすめ建材をご紹介します。

ミニチュアダックスフンドとカニンヘンダックスフンドの違いとは?

ミニチュアダックスフンドとカニンヘンダックスフンドの主な違いは、サイズです。ミニチュアダックスフンドは「小型犬」、カニンヘンダックスフンドは「超小型犬」に分類されます。また、カニンヘンダックスフンドは、ミニチュアダックスフンドよりマズルがやや短く、華奢な体つきであることが特徴です。

■ミニチュアダックスフンドについてはこちらでも詳しく解説しています
ダックスフンドは大きさで種類や呼び名が違う? 性格や寿命についても解説

ミニチュアダックスフンドとカニンヘンダックスフンドの大きさ

ミニチュアダックスフンドの胸囲は、オスが32〜37cm、メスは30〜35cmです。
一方、カニンヘンダックスフンドの胸囲は、オスが27〜32cm、メスは25〜30cmと、ミニチュアダックスフンドより一回りコンパクトなサイズです。
ダックスフンドはもともとドイツでアナグマを狩る猟犬として活躍していましたが、さらに小さなウサギの狩猟を目的に改良され、カニンヘンダックスフンドが誕生しました。そのため、“ラビットダックス”とも呼ばれています。

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ミニチュアダックスフンドとカニンヘンダックスフンドの性格

ミニチュアダックスとカニンヘンダックス

ミニチュアダックスフンドもカニンヘンダックスフンドも、明るく好奇心旺盛で元気な性格が多く、遊ぶのが大好きです。

また、ダックスフンドはほかの犬種と交配されてきたため、毛質によって性格に違いがあるとされています。ダックスフンドの毛質はスムース・ヘアー、ロング・ヘアー、ワイアー・ヘアーの3種類に分類され、交配相手となった犬種の性格も影響していると考えられています。

ミニチュアダックスフンドとカニンヘンダックスフンドの寿命

あるペット保険会社の調査によると、ミニチュアダックスフンドの平均寿命は14.9歳、カニンヘンダックスフンドは14.8歳とされています。

犬の平均寿命が14.2歳なので、比較的長生きする傾向にあることがわかります。ただし、平均寿命には個体差があり、日々の生活習慣や体質によっても異なります。

ダックスフンドの飼い方のポイント

ダックスフンドはその独特な体型から、お手入れや生活環境に注意したい点があります。ダックスフンドが健康で楽しく暮らしていけるように、気を配りたいポイントをご紹介します。

●適切なお手入れを行う

ダックスフンドはダブルコートで毛が抜けやすいため、定期的なブラッシングが必要です。ロング・ヘアーやワイアー・ヘアーは、定期的にシャンプーやトリミングをするなどのケアもしてあげましょう。スムース・ヘアーの場合は、定期的なシャンプーはもちろんですが、濡れタオルで体を拭いてあげる方法でもいいでしょう。

また、ダックスフンドは耳が垂れているため、耳の内部に汚れがたまりやすく、耳のトラブルの原因となることがあります。専用ローションなどを使い、定期的に耳掃除も行いましょう。

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●肥満に注意! 食事の管理が大切

ダックスフンドの特徴である胴長短足の体型は、肥満になると足の関節や腰に負担がかかりやすくなります。肥満は様々な病気を引き起こす可能性があるため、食事の量やカロリー、おやつの与えすぎに注意して、適切な体重を保つことが大切です。

●適度な運動と散歩が必要

もともと猟犬として活躍していたダックスフンドには、十分な運動量が必要です。適度な運動は肥満を防ぐためにも役立ちます。毎日の散歩や室内でたっぷり遊んであげるなどして、運動不足にならないよう心がけましょう。

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●足腰に配慮が必要

ダックスフンドは椎間板ヘルニアにかかりやすい犬種といわれています。ソファやベッドなどの高い場所から飛び降りると、足腰を痛めやすいため、配慮が大切です。

大きな段差にはスロープを設置したり、抱っこしたりといった対策が必要です。ただし、抱っこについても抱き方によっては腰に負担がかかるため、背骨や腰に負担をかけない抱き方を心がけましょう。

ダックスフンドの注意すべき病気

ミニチュアダックスとカニンヘンダックス

ダックスフンドには、気をつけたい病気がいくつかあります。普段から愛犬の様子を観察し、少しでも異常があれば早めに病院を受診しましょう。

●熱中症

ダックスフンドは短足犬のため、ほかの犬種と比べて地面の熱の影響を受けやすく、熱中症になりやすいとされています。
初期症状は「ふらつく」「浅くて激しい呼吸(パンティング)」「大量のよだれ」などがあります。進行すると「嘔吐」「下痢」「けいれん」などのおそれがあるため、熱中症の症状が見られた場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。

熱中症にならないよう、夏の散歩は涼しい早朝や夜に行い、室内もエアコンを適切に使用して適温を保つことが大切です。

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犬の熱中症に注意! 初期症状は? 熱中症対策は? 今年も猛暑がやってくる

●外耳炎

ダックスフンドは垂れ耳のため、耳の中の通気性がよくありません。耳の中が蒸れると外耳炎(がいじえん)になりやすいため、「耳をかゆがる」「耳の中が臭くて赤い」などの症状があれば受診しましょう。また、定期的に耳掃除を行うことも大切です。

●パテラ(膝蓋骨脱臼)

パテラ(膝蓋骨脱臼)とは、膝の皿が外れてしまう病気で、ダックスフンドなどの小型犬に多く見られます。「スキップをするような歩き方」「後ろ足を上げている」といった状態が見られる場合は、早めに動物病院に相談しましょう。

■パテラ(膝蓋骨脱臼)についてはこちらでも詳しく解説しています
犬の脱臼“パテラ”を知っていますか? 愛犬の足腰の異変に要注意

●椎間板ヘルニア

ダックスフンドのように胴長短足の犬種は、遺伝的に椎間板(ついかんばん)が変性しやすく、ヘルニアになりやすいとされています。初期症状は「歩きたがらない」「抱き上げたときに嫌がる」などですが、進行すると「歩行困難」や「排泄障害」などを引き起こすおそれがあるため、早めの受診が必要です。

■椎間板ヘルニアについてはこちらでも詳しく解説しています
歩き方や姿勢に要注意! 犬の椎間板ヘルニアの初期症状や予防とは?

DAIKENのペットにやさしいフローリング材・おすすめ建材

大切な愛犬が快適に過ごせる住まいづくりには、フローリングや畳などの床材にも目を向けてみるとよいかもしれません。ここでは、愛犬との暮らしに役立つ、DAIKENのペット用フローリングや建材をご紹介します。

●愛犬の足腰にやさしい床材『ワンラブフロアⅤ』

ミニチュアダックスとカニンヘンダックス

ワンラブフロアⅤ』は、滑りにくい表面仕上げが施されており、小型犬の歩きやすさに配慮したペット用床材です。(※1)
水濡れにも配慮されているので、おしっこや吐き戻しなどで汚れても簡単に拭き取ることができ、お手入れも簡単です。さらに、凹み傷がつきにくく、すり傷がつきにくいのも魅力です。床暖房やホットカーペットにも対応しているため、ペットも人間も快適に過ごせます。
また、カラーバリエーションも豊富なので、インテリアに合わせて好きな色を選べます。

●簡単リフォームで愛犬の歩行に配慮『イエリアフロア3T セレクト プレミアムウッド柄(ペット対応)』

ミニチュアダックスとカニンヘンダックス

イエリアフロア3T セレクト プレミアムウッド柄(ペット対応)』は、小型犬の歩行に配慮したリフォーム用床材です。(※1)
既存の床材の上から張るだけの簡単リフォームで美しく仕上がります。さらに、「抗菌仕様」「傷がつきにくい」「汚れをふき取りやすい」などの性能も満載です。

また、豊かな木目の表情が魅力で、様々な柄や色のバリエーションも揃えています。

●愛犬が歩きやすく階下への音を軽減する『ワンラブオトユカ45Ⅳ(147幅タイプ)』

ミニチュアダックスとカニンヘンダックス

ワンラブオトユカ45Ⅳ(147幅タイプ)』は、小型犬の歩きやすさや歩行時の沈み込み感に配慮したペット向けのマンション用の防音床材です。(※1)
「ワックスがけが不要」「よだれやおしっこなどの汚れがとれやすい」「すり傷が付きにくい」など、様々な機能を持っています。ほかにも、ホットカーペットや床暖房にも対応しています。
(※1)本製品は小型犬の肉球の滑り抵抗を考慮しておりますが、全てのペット(犬・猫)の歩行に最適とは限りませんのでご注意ください。

●抗菌仕様でやさしい使い心地の和紙畳『ダイケン畳 健やかくん』

ミニチュアダックスとカニンヘンダックス

ダイケン畳 健やかくん』は、カビの発生やダニの増殖を抑える機能を持った和紙畳です。(※2)
小型犬の爪や玩具による傷が付きにくい、撥水性があるので水分・汚れが染み込みにくいなど、ペットとの暮らしに役立つ機能が満載です。様々な色や柄が用意されており、インテリア性を重視する方にもおすすめです。

●傷や汚れに強く簡単に取り入れられる和紙畳『ここち和座』

ミニチュアダックスとカニンヘンダックス

手軽に畳を取り入れてみたいなら『ここち和座』がおすすめです。(※2)
フローリングの上に置くだけの置き敷きタイプと、フローリングと段差なく組み合わせられる敷き込みタイプがあります。「変色しにくい」「水や汚れに強くお手入れしやすい」「小型犬などの爪やおもちゃによる傷が付きにくい」「カビの発生やダニの増殖を抑える」などの機能を持っています。
(※2)機械すき和紙を使用しています。コウゾ、ミツマタ等を使用した手すき和紙ではありません。

ダックスフンドを飼っている方におすすめの天井材・換気システム

ペットを飼っていると、ニオイや吠え声も気になるところです。室内での快適な暮らしをサポートする、DAIKENの消臭性能を備えた天井材や、快適な空調を保つシステムをご紹介します。

●消臭・調湿・吸音性能付きの天井材『クリアトーン12SⅡ』

クリアトーン

クリアトーン12SⅡ』は、室内の湿度を爽やかに調整する調湿性能や、消臭性能を持った住宅向け天井材です。ペット臭の原因であるトリメチルアミンやアンモニアを吸着し、ペットやペットトイレの気になるニオイを抑えます。吸音性能もあわせ持っているので、吠え声などの音が響くのを抑えることができます。

●新鮮な空気を住まい全体に循環『エアスマート全室換気タイプ』

エアスマート全室換気タイプ

愛犬が快適に過ごせるよう換気も大切です。DAIKENの『エアスマート全室換気タイプ』は、きれいな空気の給気と汚れた空気の排気を計画的に行う24時間換気システムです。トイレ用や脱衣室用の排気ファンなら、トイレのニオイやペット臭などの様々な生活臭、カビの元になる湿気まで、効率よく排気でき、爽やかな住環境をつくりだします。

さらに、居室換気タイプなら部屋と部屋をつなげずに計画排気ができるので、声が筒抜けになりません。

●エアコンの風を床下空間に送るシステム『ユカリラ』

ユカリラ

DAIKENの『ユカリラ』は、「伝導」「対流」「ふく射」をバランスよく取り入れた、全空気式の床輻射冷暖房システムです。強い風が直接体に当たらないため、冷暖房による風が苦手な愛犬にストレスを与えにくいのが特長です。床から優しく冷気・暖気を吹き出すことで、床面から2mくらいの活動エリアを優先的かつ均一に冷暖房することが可能なため、温度ムラによる不快感も少なくします。

ミニチュアダックスとカニンヘンダックス

愛嬌たっぷりで、明るく元気いっぱいなダックスフンドは、小型室内犬としてとても魅力的です。中でもミニチュアダックスフンドやカニンヘンダックスフンドは小型犬で飼いやすく、日本で人気の犬種です。

その特有の体型ゆえに、パテラ(膝蓋骨脱臼)椎間板ヘルニアといった病気には注意しましょう。食事や運動、室内環境の管理などが大切です。ミニチュアダックスフンドやカニンヘンダックスフンドの特徴をよく理解し、愛犬と一緒に健やかで楽しい生活を送りましょう。

  • 増山綾乃氏
  • 執筆者

    増山綾乃 (ますやま あやの)
    北海道大学獣医学部共同獣医学課程 修了。
    一次診療施設にて4年間勤務ののち、米国Purdue大学にて客員研究員として勤務。現在はカナダSaskatchewan大学にて獣医師として勤務。

    保有資格:獣医師免許

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  • クリアトーンパンフレット|天井を活かせば暮らしはもっと楽しい!

  • ダイケン畳 健やかくん

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