FD
「FD(防火ダンパー)」とは、「Fire Damper」の略称であり、建築設備において火災時にダクトを閉鎖し、炎や煙の拡散を防ぐために設置される装置です。防火区画を貫通するダクト部分に設けられます。通常は、開放状態で空調や換気を妨ぐことはできませんが、火災時に内部の温度ヒューズが溶解し、自動的にダンパーが閉じて延焼を防ぎます。建築基準法施行令第112条に基づき設置が義務付けられており、年1回の総合点検も必須です。設置場所は防火区画貫通部、延焼の恐れがある部分、熱源機械室などが代表例です。FDは人命と建物を守るための防火設備であり、空調設計や防災計画に不可欠な基盤となります。
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<監修>
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塩野 良 (しおの まこと)
- ■資格
- 一級建築士、管理建築士
1979年生まれ。一級建築士事務所シオノマコトアーキテクツ代表。東洋大学工学部建築学科卒業後、総合建築設計事務所にて教育施設・福祉施設・住宅・店舗・オフィスビル・機械製作工場など、幅広い用途の建築設計・監理業務に携わる。
現在は医薬、飲料・食品プラントエンジニアリング会社にて、建築設計から施工管理までを担当し、全国各地の様々な工場立ち上げに関与。
実務経験を通じて、機能性を重視した意匠性の高い空間づくりを追求している。個人事務所では、これまでの経験を活かした執筆活動から、住宅設計やリノベーション、移動式住宅の設計、工場敷地の遵法化調査・是正提案なども手がけ、クライアントの多様なニーズに寄り添った提案を心がけている。
人と環境にやさしい建築を目指し、ユーザーの視点を大切にした設計を信条としている。ユーザーの日々の暮らしに寄り添い、喜んでもらえる建物をつくることが、建築士としての喜びであり原動力となっている。






