建ぺい率とは、敷地面積に対する建築物の建築面積の割合です。
つまり、敷地に対して何パーセントまで家を建てられるのかを表す数字です。都市計画区域の市街化区域には基本的には用途地域が定められていますが、その用途地域ごとに建ぺい率の上限が決まっています。
建ぺい率には火災などが起きた時の避難経路や、延焼を防ぐための空間を確保する目的があります。また市街地の日照や通風、採光など市街地の環境維持のために空地を確保するための制限でもあります。
建ぺい率は以下の計算式で求めます。
建ぺい率（％）＝建築面積／敷地面積×100
たとえば建ぺい率が40％であれば、敷地が100㎡の場合40㎡まで建築できます。