建築用語集 防火地域

防火地域

市街地の防火対策のため、都市計画で指定される地域の1つです。容積率の高い中心市街地や主要幹線道路沿い等の大規模な商業施設や住宅が密集し、火災が大惨事に繋がりかねない地域に指定されることが多いです。容積率とは、敷地面積に対する建物の延床面積の割合を指します。
防火地域では、3階建て以上または延床面積が100平米超の建築物は耐火建築物にしなければならないとされています。耐火建築物とは、火災が自然鎮火するまでの間、放置されても倒壊するほどの変形や損傷がなく、延焼もせず耐えることのできる建物のことを指します。

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<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士