建築用語集 延床面積

延床面積

一般用語としては、建築物の各階の合計床面積のことです。
建築基準法では、容積率を算定する際に用いられる各階の合計床面積のことを指します。容積率とは、敷地面積に対する建築物の延床面積の割合のことです。 ただし、容積率の算定の際に用いられる容積率対象延床面積は、単純に床面積を合計しただけの延床面積とは異なることもあります。 容積率の算定に関しては、単純合計して求められた延床面積から控除できる床面積部分があるためです。例えば、共同住宅の容積率対象延床面積では、共用廊下や階段の床面積は不算入となります。容積率の対象か否かに関わらず、実際に施行された床面積の合計は「施工床面積」と呼ぶこともあります。

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<監修>

  • 竹内 英二

    有資格
    不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士