建築用語集

固定資産税

固定資産税とは、土地・建物・償却資産などの固定資産にかかる税金で、毎年1月1日に固定資産を所有する人が納税義務者です。市町村(東京23区は東京都)が固定資産評価基準に基づいて固定資産税評価額を算出しています。固定資産税評価額に税率を乗じて固定資産税額と計算します。税率は原則1.4%ですが、市町村によって異なることがあります。固定資産税の納税通知書を毎年4~5月頃に発送しており、1年分を一括払いするか、期ごとに分割して納付します。

窓口での現金納付のほか、口座振替やクレジット払いが可能です。納付期限を過ぎてしまうと、本来納付する税金以外に延滞金がかかるので注意しましょう。固定資産税の納税通知書の発送日や納付期限についても市区町村(東京23区は東京都)によって異なるため、前もって知りたい場合は担当窓口に確認するようにしてください。

なお、住宅用地や新築住宅、認定長期優良住宅、省エネ改修工事や耐震改修工事を行った住宅に対しては軽減措置があります。住宅用地と新築住宅以外については、一定の書類を添えて市町村へ申告する必要があるため、早めに手続きをすることをおすすめします。

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<監修>

  • 大森 理恵

    有資格
    宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士