建築用語集

土地家屋調査士

土地家屋調査士は、不動産の表示に関する登記に必要な調査・測量や登記申請手続などを行う専門家のことです。法務省が実施する「土地家屋調査士試験」にて取得できる国家資格を必要とする士業です。

具体的な業務内容としては、不動産の調査・測量、登記申請手続の代理、審査請求の手続の代理、筆界特定の手続の代理、民間紛争解決手続の代理などが挙げられます。

土地家屋調査士の使命は、不動産の状況を正確に登記記録に反映することによって不動産取引の安全の確保や国民の財産を明確にすることです。土地家屋調査士は、公共性の高い業務を担当していることから、その使命を果たすための倫理規程を守って活動が求められます。

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<監修>

  • 榑林 宏之

    一級建築士(BAUMPLANNING一級建築士事務所 代表)
    中堅ゼネコン設計部を経て独立、一級建築士として活動。自然環境への取り組み(自然との共生)の一環として自然災害・防災(主に地震災害・防災)研究及び啓蒙活動を推進しています。