猫がリラックスできる部屋！猫の仕草の意味を知り、おしゃれで多彩な猫用家具で運動不足を解消

自宅で過ごす機会が増えたことにより、ますます猫ブームに拍車がかかっています。
猫は室内で飼いやすいというのがその理由で、実際に自分も飼っているという人も多いと思いますが、果たして猫にとって快適な環境を用意できているでしょうか？
そこで今回は、家族の一員である愛猫がストレスを溜めずに活き活きと過ごせる空間づくりと、それを実現させてくれる猫用家具について紹介します。

あなたの愛猫　ストレスや運動不足を解消できていますか？

現在、世界中で飼われている猫は種類も実に様々ですが、分類上はすべて「イエネコ」に属します。そして、そのイエネコの祖先は現在も中東の砂漠などに生息するリビアヤマネコだと考えられています。
イエネコには野生のリビアヤマネコの習性が引き継がれています。かわいい愛猫にできるだけストレスを与えないため、猫の習性を知っておきましょう。

・猫は高い所が好き
祖先のリビアヤマネコが木の上など見晴らしの良い場所を好んでいたため、周囲を見渡せる高い場所を好みます。
・猫は狭い所が好き
警戒心が強いため、狭くて安心できる場所や身を隠せる場所があると安心します。
・猫は探索が好き
好奇心旺盛で部屋のあちこちを探索したりパトロールしたりする習性があります。

室内で猫を飼う際には、できるだけ上記のような猫の本能や習性に配慮して、ストレスが溜まらない空間づくりをしたいところです。

猫の仕草の意味を知れば、猫との距離が近くなる

おしゃれな家具でインテリアを整える際は、愛猫がリラックスできるような部屋環境になっているかどうかもチェックしましょう。猫はしゃべれませんが、仕草の意味を知ることで、猫との距離がぐっと近くなるでしょう。ここでは、よく見られる猫の仕草の意味を紹介します。

●しっぽを90度に立てる

猫がしっぽを90度に立てるという仕草の意味は、「嬉しい」「甘えたい」時だと言われています。猫同士が挨拶する時の仕草でもあります。猫がしっぽを立てて近づいてきたら、「遊んで」「かまって」と要求しているのかもしれませんね。

●床をしっぽでばたんばたんと叩いている、しっぽを激しく左右に振る

この猫の仕草の意味は、「イライラ」「不機嫌」と言われています。犬とは違って、「しっぽを振る＝嬉しい」ではないことを知っておきましょう。愛猫がこの状態の時、無理になでたりかまったりしようとすると猫パンチされることがあるので気を付けてください。

●頭をこすりつける（頭突きする）

飼い主に頭をこすりつける（頭突きする）仕草の意味は、「マーキング」や「挨拶」と言われています。おしゃれな部屋にしようと新しく買った家具に猫がすりすりしていたら、謎のにおいを自分のにおいで上書きして、安心感を得ようとしているのだと考えてください。

●獲物を持ってくる

時に猫は遊んでいたおもちゃや虫などの獲物を持ってくることがあります。大事なものを大事な人のところに持って帰っているわけですが、この猫の仕草の意味としては、「自慢したい」「褒めてほしい」という可愛い気持ちが読み取れます。

●前足をたたんで座る

前足をたたんで座る仕草の意味は、「リラックス」を表していると言われています。この座り方は「香箱座り」と呼ばれています。すぐには行動できないような座り方なので、安心感を得ている証拠といえるでしょう。猫がリラックスしているときの仕草には、耳がやや外向きになって柔らかい表情をしている、しっぽをゆっくり左右に振る、おなかが見える寝方をしているなどがあります。

●ふみふみする

ふみふみする仕草の意味は、「安心」と言われています。子猫の頃、母猫のおっぱいをもんでミルクを出そうとしていたときの名残といわれています。飼い主のおなかや背中でふみふみしてくれたら、それはあなたが「安心できる居心地の良い場所」になっている印です。

●いきなり毛づくろいをする

猫はいきなり毛づくろいを始めることがあります。この猫の仕草の意味は「気分転換」や「休憩」を表していると言われています。ストレスや興奮した気持ちを抑えるためだったり、遊び疲れたので一旦休憩したかったりするときに毛づくろいをします。

おしゃれなインテリアに模様替えした後などは、家具の上で猫がリラックスしたときの仕草をしているかチェックしてみるとよいでしょう。

猫のストレスを軽減するために、自由に部屋の出入りができるようになるペットドアの設置もおすすめです。下記の記事もぜひチェックしてみてください。
⇒「犬や猫の留守番が心配？ペットが自由に移動できる”ペットドア”が人気！」

愛猫がもっと家を好きになる！部屋中が猫の散歩コースに

室内飼いの猫に楽しく暮らしてもらうため、お部屋の中に猫の散歩コースをつくるというのはいかがでしょうか。ただ歩くだけでなく上下に移動できるルートを確保するのが、猫の本能を満たすポイントです。

DAIKENでは多彩な猫用家具をラインアップしており、その中のひとつ『ねこルート』を使うと、お部屋の壁にキャットウォークを設置できます。表面には滑りに配慮されたシートが使用されていて、多頭飼いをされているお宅でも猫同士がすれ違える十分な通路幅が確保できます。

『ねこルート』の途中には、猫の隠れ場所となる『ねこボックス』を設置することをおすすめします。顔を出せる丸い覗き窓がついているので、室内を見渡しながら安心して休憩できるスポットになります。

さらに『ねこルート』への移動手段として、『ねこステップ』や『ねこシェルフ』を一緒に設置するのもおすすめです。
『ねこステップ』は壁面に直接設置する階段状の棚板で、室内で上下運動ができるので、猫の運動不足やストレス解消につながります。詳細は別記事をご参照ください。

⇒「高い所が大好きな猫のストレス・運動不足を解消できる『ねこステップ』とは？」

『ねこシェルフ』は、猫の階段と収納家具を合体させた画期的な製品です。
棚板に丸い通り穴を設置して猫がジャングルジムのように遊んだり、フラップ扉のついた場所に隠れたりと、様々な遊び方でストレスを発散できるように工夫されています。

猫の居場所と収納を組み合わせた商品には、他にも『MiSEL（ミセル）ねこ用カウンター』があります。
滑りに配慮したシートが採用されており、お部屋の採光窓のすぐ下に設置すると、猫が気分良くひなたぼっこできる憩いの空間が誕生します。

これらの猫用家具を、室内壁の2面以上を利用して設置することで、猫が立体的な空間の広がりを感じて大喜びする散歩コースがつくれます。
毎日家の中を自由にパトロールしてもらうことで室内飼いの猫にありがちな運動不足も解消でき、愛猫が楽しんでいる姿を眺めることで人も楽しくなれる、猫好きにはたまらない幸せ空間になります。

もし、自宅にまだ小さな子猫や高齢の猫、障害を持っている猫などがいる場合は、あまり高いところに登れないように設置位置や高さなどを調整しましょう。
大切なわが家の猫に合わせて自由にプランニングできるのも、市販のキャットタワーなどにはない猫用家具の大きなメリットです。

ねこルート

ねこの運動不足解消に役立つ
壁面造作部材
さらに詳しく（製品情報）
ねこボックス

ねこの運動不足解消に役立つ
壁面造作部材
さらに詳しく（製品情報）
ねこステップ

ねこの運動不足解消に役立つ
壁面造作部材
さらに詳しく（製品情報）
ねこシェルフ

本棚などの収納を兼ねた「ねこ階段」になる
さらに詳しく（製品情報）
MiSEL（ミセル）

実用性を備えた魅力ある
収納ユニット。
さらに詳しく（製品情報）

猫も人も心地良く暮らせる空間づくり

猫が好む部屋をプランニングする際は、人も快適に暮らせるように配慮したいところです。
外出先から帰宅した際に、猫が不意に外に飛び出してしまわないように、玄関前の廊下に『ねこゲート』を設置しておくと安心です。猫の頭が入らない間隔で配置された開放感のある格子状のデザインになっていて、猫が扉を開けてしまう危険がないようにレバーハンドルは取り付けられておらず、扉には両側サムターン錠が標準装備されています。

また、猫の臭いが気になる場合は、調湿・消臭機能付きの天井材『クリアトーン12SⅡ』もおすすめです。
吸音性能も併せ持っているので、鳴き声が響くのを抑えてくれるほか、調湿・消臭機能で人も気持ち良く暮らせる空間が創り出せます。

さらに、猫の吐き戻しなどにも配慮した汚れに強い床材『ワンラブフロアⅤ』も、部屋を清潔に保つのに便利です。
防音仕様でマンション向けの『ワンラブオトユカ45Ⅳ』や、現状の床材の上に貼れる薄型の『ワンパークフロアスリムⅣ』など、豊富なラインアップをご用意しています。

このようにDAIKENでは猫の習性を考慮した多彩な猫関連アイテムを発売しています。
猫も人も心地良く暮らせる環境づくりに、ぜひご活用ください。今回紹介したアイテムについてはカタログ「ペットと暮らす」にすべて掲載されています。

DAIKENのカタログ「ペットと暮らす」では、ペット向けの建材と共に、ペットとの暮らしを豊かにする様々なアイデアをご紹介しています。
カタログにはスマホやタブレットを使って楽しめるAR機能も搭載！カタログ上の可愛い画像が動き出したり、気になる製品の実物大モデルをAR機能で自分の部屋に合成したりして設置イメージを確認することもできますので、ぜひ一度お試しください。