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石目調フローリングで新鮮リフォーム! 水回りにも? 床から始めるこだわりのインテリア

石目調フローリングで新鮮リフォーム! 水回りにも? 床から始めるこだわりのインテリア

※掲載している画像は、記事の内容をわかりやすくするイメージであり、実在する製品や実現するものとは異なる場合があります。



は部屋の中で大きな面積を占める部分だけに、床材次第でお部屋の印象は大きく変わります。特に憧れのホテルライクなインテリアを目指している方なら、ラグジュアリーな印象をもたらす石目調床材に挑戦してみるのはいかがでしょうか。

今回は、お部屋をとびきりスタイリッシュに変えてくれる石目調の床材について、そのメリット・デメリット、またおすすめの使い方をご説明します。さらにDAIKENが展開する石目調床材、インダストリアルなインテリアにぴったりのコンクリート調やアイアン調などのおしゃれな床材もあわせてご紹介します。

ホテルライクな部屋づくりに。スタイリッシュな石目調のフローリング

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フローリングといえば木目調が多い中、自分らしさや個性を表現できるのが、石目調やコンクリート調などの硬質な風合いを持った床材です。ホテルや美術館などでは大理石の床材をよく見かけるように、石目調の床材はラグジュアリーな印象を与えてくれるものです。

ただ、本物の石材を使うのは費用の面でもメンテナンスの面でもハードルが高いですが、石目調のフローリングなら比較的手軽に取り入れられます。ホテルライクな要素が加わって、お部屋の雰囲気がかなり変化するのではないでしょうか。想像するだけでリフォームが楽しみになります。

大理石や御影石については、下記の記事もご参照ください。
関連記事⇒「大理石とは? 御影石はどのような石材? 床のリフォームで人気の高性能な大理石調床材もご紹介!

石目調床材のメリットとデメリット

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石目調フローリングを初めて検討される場合、使い心地やインテリア全体のバランスが気になる方もいらっしゃるかもしれません。そこで、石目調床材のメリット・デメリットを整理してみましょう。

●石目調フローリングのメリット

・高級感や重厚感を演出できる
・色柄が豊富でオリジナリティを出せる
・耐水性にすぐれていてお手入れしやすい
・明るい色を使えば、床面積が広く見える

一口に石目調といっても、大理石調、御影石調、コンクリート調、さらに色柄や仕上げの違いなど様々なパターンがあります。ウッドフローリングにはない個性的な柄もあり、人とはちょっと違うこだわりのインテリア空間をつくりたい場合でも、好みの柄が見つかるでしょう。

汚れてもさっと拭くだけできれいになりますし、溝や継ぎ目が目立ちにくいものを選べばウッドフローリングと比べて、床面が広く感じられる点もメリットです。

●石目調フローリングのデメリット

・足元が冷たく感じる
・鏡面仕上げは傷が目立ちやすい

石目調のフローリングは、見た目の印象から「足元が冷えるのでは」と思う方も少なくありません。しかし実際は石材ほど冷たくはならず、床暖房に対応した製品もあります。場所によって使い分けることも可能です。

ただし、表面がつるつるとした艶感のある「鏡面仕上げ」は、どうしても傷や埃が目立ちやすいので、色味をよく選ぶ必要があります。また、大きな面積で石目調のフローリングを使うのは弾力性の面で気になる場合、居室ではなく洗面所やトイレなど、施工する場所を選ぶのも対策の1つでしょう。

石目調のフローリングリフォームに向いている場所

個性的な石目調のフローリングは、その美しさから思わず自慢したくなるような床材です。リビングでの採用はもちろん、水濡れに配慮されている製品であれば、水回りでも使用可能(※)です。
(※)水濡れに配慮した製品でも、水掛かりの際は直ちに拭き取る必要があります。

ここではリビング以外で石目調フローリングに向いている場所をご紹介します。

①キッチンのリフォーム

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キッチンには、水濡れや汚れに配慮した石目調フローリングがおすすめです。モダンで引き締まった印象のある石目調フローリングを取り入れれば、スタイリッシュなキッチンを演出できるでしょう。

色柄は、キッチン設備とのバランスを考えて選ぶのがおすすめです。方向性としては、キッチン設備を床のトーンに合わせるパターンと、キッチン設備を床とは違う配色にして、アクセントカラーとするパターンの2種類が考えられます。LDKなら、リビングやダイニングの床・家具・建材との相性も考えて選ぶと統一感が出せます。

②洗面所のリフォーム

洗面所の床リフォームに石目調のフローリングを使うと、高級感のあるホテルライクな印象が強まります。ただし、洗面所は髪の毛や糸くずが落ちやすい場所だけに、ホワイト系やダークな色を選ぶと埃や汚れが気になるかもしれません。
色柄のバリエーションが豊富な石目調フローリングであれば、汚れが目立ちにくいベージュ系やグレー系の色を選ぶのも1つの手です。

③トイレのリフォーム

トイレを石目調フローリングにリフォームすると、いつものトイレがスタイリッシュな空間に変わります。トイレの床選びで大切なのは掃除のしやすさです。汚れやすく、掃除頻度が高いトイレの床だからこそ、手入れがしやすい石目調フローリングは適しています。溝や継ぎ目に埃が溜まっていると目立つので、掃除の手間を考えると汚れが付きにくいフラットなものを選ぶとよいかもしれません。

④ランドリールームのリフォーム

ランドリールームとは、洗濯物を洗ったり、干したり、畳んだりといった洗濯に関する家事をまとめて行える部屋のことです。洗濯機を設置するだけでなく、物干しやアイロンなどを行える作業台が置かれていることもあります。
衣服をきれいにするための場所だからこそ、清潔感にはこだわりたいものです。石目調フローリングに床をリフォームすれば、清潔感がより強調されます。鏡面仕上げの光沢のあるフローリング素材を使うと、高級感も高まります。白や黒など無彩色を使った建材や家具との相性も抜群です。

●水回りのフローリングリフォーム、費用を左右するポイントは?

水回りのフローリングをリフォームする場合、気になるのはやはり費用です。床のリフォームにかかる費用は、“リフォームする床面積” “工法” “使う素材”などで決まります。
リフォームしたい床面積が大きくなるほど、当然費用は増えます。工法については、古い床を剥がしてから新しい床を張る張り替え工法と、古い床の上に新しい床を張る重ね張り工法の2種類があります。重ね張りのほうが費用は安く済みますが、水回りの床がかなり劣化している場合に床下地の補修をしないまま仕上げると不具合が出やすくなります。費用はかかりますが、可能なら床下地を補修できる張り替え工法の採用がおすすめです。

素材選びも必要な費用を決める大事な要素です。石目調フローリングなら費用は比較的安価に抑えられ、メンテナンスも楽々です。

ホテルライクな空間を作る石目調フローリング

DAIKENでは、スタイリッシュで個性的な色柄が楽しめる石目調フローリングを数多く展開しています。その中から、高級感のある床材『イエリアフロア セレクト 石目柄』と、トイレに最適の床材『トイレタフ』をご紹介します。

●艶やかな質感が広がりと明るさをもたらすキッチン

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上記画像の床材は、美しく透明感がある希少な天然石、ホワイトオニキスをリアルに表現した『ieria(イエリア)フロア セレクト 石目柄(鏡面調)<ホワイトオニキス柄>』です。
明るい色合いの中に感じられる深みのある表情が、直線的でモダンなキッチンに上質感をプラスしています。石目調フローリングが照明や窓からの光を反射して、お部屋に広がりや明るさをもたらすでしょう。

また『イエリアフロア セレクト 石目柄(鏡面調)』は、水や汚れが拭き取りやすくワックスがけ不要なことに加えてメンテナンスも楽な床材です。床暖房にも対応可能なため、底冷えする冬の季節も快適に過ごしたい人にもおすすめできます。テーブルを囲んでいつまでもおしゃべりしていたくなる、そんな居心地の良いキッチンをつくりたい場合にぴったりの床材です。

●上質とエレガントが融合する玄関エントランス

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高級感・存在感のある石目調フローリングは、お客様の第一印象を決定づける玄関にもおすすめです。上記の画像に使用されている床材は、イタリアの湖畔で採れる“チェッポ・ディ・グレ”という石を表現した『イエリアフロア セレクト 石目柄(艶消し)<チェッポグレー柄>』です。粒感の中に石の持つ力強さを感じさせる深みのあるグレー色で、リアルな大理石調の風合いがシックな印象を生み出しています。また、土間の巾木部分にも同素材を用いることで、統一感のある上質な空間を演出可能です。

●トイレも石目調の床材でおしゃれに!

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高級感と清潔感を演出しつつ、掃除のしやすい床材をお求めなら、『トイレタフ』をご検討ください。上記の画像は、『トイレタフ <ホワイトオニキス柄>』を使用したトイレです。

トイレタフ』は、耐久性、耐水性、耐薬品性にすぐれたトイレ専用フロアです。溝加工がない大判サイズで、汚れや黒ずみが付きにくいうえにアンモニアなども染み込みにくく、ワックスがけも不要。お手入れがしやすく、清潔さを手軽にキープできます。

ヴィンテージ感を楽しめる! コンクリートやアイアン調の床材

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(※)画像はイメージです。弊社製品ではございません。

ここからは、インダストリアルなインテリアにぴったりのコンクリート調やアイアン調などのおしゃれな床材をご紹介します。

現在、個性重視のインテリアを求める方が増えていることもあり、ヴィンテージテイストのアイアンやコンクリート、漆喰などの素材が注目されています。古民家や倉庫などの古い建物をリノベーションした宿泊施設やカフェでは、もともとの建材を再利用し、おしゃれに仕上げているケースも多くあります。こうした場所でよく使われているのが、使い古した質感のアイアンや打ちっぱなしのコンクリートです。

このようなテイストを好む方は多いと思いますが、自宅に取り入れるとなると「床が硬くて足腰が疲れそう」「冬は冷たそう」といった印象から、二の足を踏んでしまう方もいるのではないでしょうか。

DAIKENの『イエリアフロア セレクト スクエア』を使用すれば、こうした素材の雰囲気を手軽に自宅に取り入れられます。

●コンクリート調の床材でナチュラルモダンなカフェ風キッチン

上記画像で明るいカフェ風キッチンの床材に使用されているのは、建築下地のコンクリートを彷彿とさせる、『イエリアフロア セレクト スクエア <コンクリートグレー柄>』です。

コンクリートと聞くと武骨なイメージがありますが、ホワイト系や木目調のインテリアとコーディネートすることで、ほんのりとあたたかみも感じられます。ソフトなヴィンテージテイストがお好みの方には、ぜひ試していただきたいコーディネートです。

ヴィンテージ感の演出におすすめのオークの木については、下記の記事をご参照ください。
関連記事⇒「オーク柄の床でおしゃれな部屋作り! オークの木が人気な理由とおすすめインテリア(人気の色柄シリーズ Vol.2)

●締め色はブラックでクールなヴィンテージ風に

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アイアンも、ヴィンテージ風インテリアには欠かせない素材のひとつです。鉄錆が生じつつも、オイルで丁寧に手入れされたアイアンの風合いを表現しているのが、『イエリアフロア セレクト スクエア <アイアンブラック柄>』です。単なる“黒”にはない深みのある質感が魅力で、床材として使うと空間全体が引き締まり、シックで大人っぽい印象になります。

ヴィンテージなインテリアのみならず、シンプルでモダンなインテリアなどにもマッチする汎用性の高い色柄です。

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こうした様々な素材の質感をリアルに表現したのがDAIKENの床材『イエリアフロア セレクト スクエア』です。バリエーションは硬質な風合いを表現した素材感のある色柄が4色あります。

先に紹介した2つに加え、年月を経た趣のある漆喰の風合いを表現した<スタッコホワイト柄>、インテリアトレンドのブルーで質感豊かな砂目柄を表現した新色の<サンドブルー柄>を展開しています。硬質な風合い・質感をリアルに表現した4色は、オリジナリティ溢れる空間づくりにおすすめです。

木の建具や石目調の壁などと合わせることで、異素材をコーディネートしたような仕上がりになり、ソリッド感のある上質な空間を演出できます。

イエリアフロア セレクト スクエア』は引きずり傷や凹み傷が付きにくいため、キャスター付きの椅子や車椅子も使用できます。大判のスクエア角が特長で、水回りにも対応し、お手入れも簡単なのが魅力です。経年変化で味わいを深めたかのような風合いを、ぜひ床材で堪能してください。
(※)金属製キャスターや球状キャスターは使用しないでください。キャスターの使用頻度が高い箇所は、カーペットなどを敷いて床を保護してください。
(※)水濡れに配慮した床材ですが、水掛かりの際には直ちに拭き取ってください。

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まとめ

ひと味違うこだわりのインテリアを目指すなら、床材のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。面積の大きい床を石目調に替えれば、個性的でオリジナリティのある雰囲気が生まれ、部屋に新たな息吹を与えます。見た目の美しさはもちろん、住む人にやさしい機能性も加えられれば、住まいの満足度はいっそう高まるでしょう。

  • しかまのりこ
  • 監修者

    志鎌のり子(しかまのりこ)
    一般社団法人日本模様替え協会 理事/COLLINO一級建築士事務所代表。

    日本女子大学住居学科卒業、五洋建設でマンション・ビルの設計監理/内装デザインを10年担当。その後、日本ERIにて住宅検査など10年担当、設計・検査・審査した住戸数は延べ5,000件以上にのぼる。現在は部屋を「機能による空間分け」「動線」「収納」の観点から模様替えする独自のメソッドにより、機能的な部屋づくり/仕組みづくりなどを提案。書籍「家具配置のルール」のほかSUUMO、AERAwithKids、建築知識ビルダーズ、住まいの設計など著書多数。

    保有資格:模様替えアドバイザー 一級建築士 建築基準適合判定資格者 住宅性能評価員 建物耐震診断士 フラット35適合証明検査員 など

公開日:2021.03.01 最終更新日:2025.08.29

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