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花粉対策と換気。“24時間換気”は換気扇のフィルター掃除が大切!

花粉対策と換気。“24時間換気”は換気扇のフィルター掃除が大切!

寒い季節は春が待ち遠しいものですが、近年では寒さが緩む前から花粉の対策をするという人が多いようです。屋外では一年を通して何らかの花粉が飛んでいますが、杉やヒノキなどの花粉は例年だと2月後半から4月頃に飛散量のピークを迎えるといわれています。そのため、早いうちに住まいも含めた花粉対策をして、快適な環境をつくることが必要となります。

今回は、そんな花粉の対策として24時間換気システムの紹介と、花粉の除去に重要な役割を果たすフィルターの選び方、さらにはお手入れの方法について紹介します。

住まいの花粉対策と24時間換気システム

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住まいにおける花粉対策は家の中に花粉を入れないことが基本です。そのため、外出先から帰った時は上着についた花粉を払ってから家に入る、洗濯物は室内干しにするなどの工夫をしている人は多いと思います。また、花粉が室内に入らないよう、家中を閉め切りたいところですが、健康のためには換気も大切です。

伝統的な日本家屋は密閉性が低く、風通しの良い構造になっていましたが、気密性が高い現代の住宅は意図的な換気が必要です。2003年に建築基準法が改正されてからはシックハウス症候群への対策のため、着工されるすべての住宅に24時間換気システムを設けることが義務づけられました。つまり、家屋内の空気は入れ替えが一日中行われていることになります。しかし、換気扇から花粉が入ってくる可能性はないのでしょうか? 少し不安になる方もいるでしょう。

24時間換気ってどんなもの? いろんな種類があるってホント?

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そもそも24時間換気とは、どのようなものなのでしょうか。
まず、換気設備について簡単に説明しておきましょう。機械による換気は室内の空気を外に送り出す「排気」と、外の空気を取り込む「給気」の設備で構成されています。排気と給気を一体化させた換気扇もありますが、現在の一般的な住宅には壁などに排気用のファンとは別の給気口が設けられています。

24時間換気システムというのは、洗面所や居室内に設置された給気口から外気を取り込み、トイレなどに設けられた排気口から汚れた空気を排出して、家中の空気を入れ替え続けるシステムのことで、その名称通り、こうした一連の流れを自動的に継続します。24時間換気システムは換気の方式により、次の3タイプに分けられます。

・第1種換気方式:排気と給気ともに換気扇などの機械で強制的に行う
・第2種換気方式:給気だけを機械で行い、排気は排気口より自然に行う
・第3種換気方式:給気は給気口より自然に行い、排気は機械で行う

このうち、主に住宅の24時間換気システムとして用いられる方式は第1種と第3種です。排気と給気の両方を強制的に行う第1種換気は、安定的に空気を循環させることができますが、コストが高くなりがちです。一方、排気のみを強制で行う第3種換気は、第1種よりも低コストですが、花粉対策にはやや不利な面があります。

換気扇フィルターをお手入れして花粉対策を万全に

換気扇フィルター
高性能な換気扇フィルターを使っていても、お手入れをサボっていれば24時間換気システムでも花粉を効率的に取り除けなくなります。換気をし続けていると換気扇フィルターには花粉やホコリ、場合によっては虫さえも付着しますが、それを放っておくと目詰まりを起こして換気がうまく出来なくなっていきます。このような不具合が続くと24時間換気システム自体が故障してしまうかもしれません。
花粉対策に配慮した換気にも換気扇フィルターのお手入れがとても重要です。
はフィルターの掃除は換気扇をお手入れする時の基本です。2カ月に1度を目安に掃除機でフィルターについたホコリを吸い取り、グリル(フィルター枠)の汚れを40℃以下のぬるま湯で拭き取りましょう。また、フィルターの交換も定期的に行います。
交換の目安は1年ですが、汚れが落ちなかったり、使用期限が過ぎたりしているフィルターは早めに交換しましょう。

きれいな換気扇フィルターで換気を行うことは、花粉対策をするうえでとても重要な要素です。お手入れの頻度が高いため、24時間換気システムを選ぶ際は、フィルターの取り出しやすさにも注目してください。

高性能な24時間換気システム『エアスマート』で花粉対策を

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一口に24時間換気システムと言っても色々な製品がありますので、選び方や使い方によっては花粉を家の中に取り込む可能性が高くなってしまいます。花粉の時期に換気するのが不安だという方におすすめしたいのが、DAIKENの24時間換気システム『エアスマート』です。

DAIKENの『エアスマート』は改正建築基準法に対応した換気設備で、第1種と第3種換気タイプがあります。
新鮮な室外の空気を常に取り込むことで、燃焼式暖房の不完全燃焼を防ぐ効果が期待できます。また、第1種換気方式に対応した給気ファンの全機種には高性能フィルターが内蔵されていて、10μm以上の花粉や粉じんなどの粒子を約97%カット(質量法)しながら外気を取り入れることができます((※1) 第3種換気方式は75%カット)。

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さらに、この製品は低騒音設計のため、運転音も静かで室内の空気を速やかに入れ換えられます。強制的に換気することで嫌な「臭い」や「生活臭」などに加えて湿気も排出するので、外気が乾燥している冬場の結露やカビの発生防止にも効果があります。またノンダクト(空気の通り道となる管が無い)方式を採用しているため、ダクト方式に比べて設置工事やメンテナンスが簡単なのも魅力です。

これなら花粉の方も安心して24時間換気システムをお使いいただけると思います。交換用フィルターは DAIKENパーツショップでお求めいただけます。『エアスマート』の性能を効果的に発揮させるため、定期的なお手入れとフィルター交換を忘れないようにしましょう。
※お手入れやフィルター交換の際は、必ず換気扇の電源を切っておきましょう。また、作業する際は手袋を着用してください。

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フィルターのお手入れ・交換がカンタンなのも嬉しいポイントです。『エアスマート』給気ファンのフィルターは、スライドフィルターの枠を下に抜き出すだけで取り出せるため、汚れたフィルターをさわらずにすみます。

さらに、別売オプションでPM2.5に対応(※2)した「微小粒子用フィルター(※3)」も用意されていて、こちらを設置すると2.0μm以上の粒子を約95%捕集(計数法)することができます。ただ、「微小粒子用フィルター」は微小粒子を捕集するためお手入れできず、約6ヵ月ごとに交換する必要があります。例年3〜5月頃のPM2.5濃度が上昇傾向にある時期などに使用すると良いでしょう。
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現在、24時間換気システムは大半の住居に設置されていますが、花粉症の方は特に安心して使用できる製品を選びたいものです。自宅の換気システムの性能に不安がある場合は、機器の入れ替えを検討してみましょう。
ファン搭載で高性能フィルター内蔵の第1種換気方式と、自然給気でコスト面に優れた第3種換気方式が用意されている、DAIKENの24時間換気システム『エアスマート』なら、花粉やホコリを排除して部屋の空気を新鮮に保つことができます。興味がある方は、ぜひカタログで詳細をチェックしてみてください。
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DAIKENパーツショップ(交換用フィルター販売)
https://www.daiken.jp/service/


(※1)上記捕集率の数値は、フィルターの性能試験に基づく性能であり、実機の性能とは異なります。室内で発生した微小粒子等は捕集できません。

(※2)PM2.5とは2.5μm以下の微小粒子状物質の総称です。

(※3)このフィルターでは0.3μm未満の微小粒子状物質については、除去の確認ができていません。また空気中の有害物質の全てを除去できるものではありません。

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