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室内ドアの建て付けが悪いかも?原因や立て付けとの違い、おしゃれなドアにリフォームするタイミングとは

室内ドアの建て付けが悪いかも?原因や立て付けとの違い、おしゃれなドアにリフォームするタイミングとは

自宅の室内ドアがガタついてスムーズに開け閉めできない、という状態の方はいませんか? ドアの建て付けが悪いと不便なことはもちろん、そのまま放置するとドアが傷むだけでなく、ほかの様々なトラブルにつながります。ドアは家を構成する大事なパーツのひとつですので定期的な点検やメンテナンスが必要です。

そこでこの記事では室内ドアの定期的な点検の大切さとその方法を解説するとともに、「建て付け」と「立て付け」の違いや、最新型のおしゃれなドアへの簡単リフォームについても紹介します。

建て付けと立て付けの違い

建て付け(たてつけ)とは、建築用語としては扉や障子といった建具の収まり具合のことを指します。扉がスムーズに開閉でき、閉めたときに隙間なくぴったり収まっている場合には「建て付けがよい」、その逆の場合を「建て付けが悪い」と言います。立て付けと表記される場合もありますが、基本的に意味合いに違いはありません。
ビジネス用語としては組織やプロジェクトの構成、座組みを意味することもあります。

室内ドアの不具合を放置してはダメ!

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室内ドア本体がドア枠に当たったり、床をこすったりする状態を放置すると、各部の劣化を早めることになり、いずれドア枠ごとの交換や床のリフォームなど、かなり大がかりな修繕が必要になってしまいます。

また、建て付けの悪くなったドアには、家庭内事故の危険性も潜んでいます。例えば、開け閉めの時に手や足の指を挟む、スムーズに開かなくなったドアを力づくで開けようとして、勢いよく開いたドアに体をぶつけるなどといったことが起きやすくなるのです。ドアを修理やリフォームをせずにそのまま長期間放置すれば、外れて倒れることもあります。

新しく建てた家の室内ドアでも、何年か経つうちに部品などが劣化し、不具合が起きて建て付けが悪くなります。ドアをいつも安全にストレスなく使うために、また上記のようなトラブルの可能性を避けるためには、定期的に室内ドアを点検し、必要に応じて修理やリフォームをするのが望ましいでしょう。

室内ドアの建て付けが悪くなる原因

室内ドアの開閉がうまくできなかったり、隙間ができたり、建て付けが悪くなるのはなぜでしょう。原因は主に下記のようなものがあります。

●丁番のゆるみ
ドアを枠に固定している丁番がゆるむと、ドアがスムーズに開閉できなくなります。

●ドアに過剰な重みがかかる
例えば、子どもがドアの取っ手にぶら下がって遊ぶなど、過剰に重みがかかることで丁番がゆるみ、ドアが傾いてしまうことがあります。とくに、調整機能の付いた丁番が使われている室内ドアは、建て付けが狂いやすい傾向が見られます。

●ドアの反り
木室材料を加工して作られたドアは空気中の水分を吸収したり放出したりすることで収縮することがあります。これは自然現象ですが、大きな反りが出てしまった場合、開閉がしにくくなる場合もあります。

●床のゆがみ
ドアには問題がないのに建て付けが悪いという場合には、床がゆがんでいる可能性があります。フローリングの反りや下地板のゆがみが原因だと考えられます。

●建物全体の傾き
古い家や構造上問題がある家は、室内ドアではなく建物全体の傾きが原因となっている場合があります。建物が傾けば当然ドアもゆがんでしまうので、開閉が困難になります。

●経年劣化
毎日開閉するドアは、経年や使い方によって劣化していきます。日本は高温多湿という気候から、建材が環境の影響を受けやすい傾向もあります。

室内ドアの建て付けを点検して、リフォームのタイミングを見極めよう

室内ドアの種類には、開き戸・引き戸・折れ戸がありますが、その中から一般的に多く使われている開き戸の点検方法を紹介します。

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●ラッチ(留め金)
ラッチの動きが重くなったり滑らかに動かなくなっていないかをチェック。ハンドルを回してもラッチが完全に引き込まれない場合は、そろそろラッチの寿命です。工務店・リフォーム店・販売店・メーカーのいずれかに連絡し、交換してもらいましょう。

●丁番(蝶つがい)
扉のガタツキ、垂れ下がり、開閉時の異音の発生、止めつけネジの緩みがないかなどをチェック。丁番に隙間が生じていたり、部品の脱落があれば、直ちに使用を控えて、工務店・リフォーム店・販売店・メーカーのいずれかに連絡し、丁番の交換をしてもらいましょう。

●レバーハンドル
ハンドルのガタツキやネジに緩みがないかをチェック。

上記の自主点検を定期的に行い、異常を発見したら使用を直ちに控えて、工務店・リフォーム店・販売店・メーカーのいずれかに連絡し、調整や修理をお願いしましょう。

DAIKENでもプロが点検・調整・修理を行うメンテナンスサービス「おうちメンテナンス」を用意しています。「おうちメンテナンス」では調整と補修を承っており、対象のドアがDAIKEN製品ならさらに部品の交換や扉カット加工などよりきめ細やかな対応が可能です。点検の依頼もできますので、お困りの方はもちろん、不安を感じている方も一度お問い合わせください。

【おうちメンテナンス】
https://www.daiken.jp/smileup/maintenance/

最新の室内ドアにリフォームして、もっと使いやすく、もっとおしゃれに!

ドアのメンテナンスが大切なことはおわかりいただけたかと思います。とはいえ、年数を経た室内ドアの場合、プロによるメンテナンスにも限界があったり、流行のインテリアのイメージとは違ってきておしゃれに見えなかったり、ということもあるかもしれません。そのような場合は、せっかくですからこの機会に、より安全で便利な最新の室内ドアにリフォームすることを考えてみてはいかがでしょう。

最新のドアは機能性・デザイン性ともに年々向上し、豊富な種類から選べるため、リフォームすればおしゃれなお部屋にグレードアップできます。例えば、DAIKENの室内ドア『hapia(ハピア)』は、多彩なデザイン・カラーが用意されているだけでなく、様々なカスタマイズが可能です。

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レバーに軽く触れただけで室内ドアの開け閉めができるようになる「ショートストロークレバーハンドル」も標準装備。洗濯物などの大きな荷物を持ったままでもスムーズにドアを開けられるため、毎日の生活でのストレスを大きく軽減してくれます。
高齢者や力の弱いお子様でも使いやすい、便利なレバーハンドルです。

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また、室内ドアがゆっくり閉まるようになるダンパーを取り付けてリフォームすると、安全に出入りできるだけでなく、閉まるときの不快な音も抑えられます。

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後付け開き戸ダンパー(オプション)

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内蔵開き戸ダンパー(オーダー)
※扉と枠のオーダー対応が必要です。

一日に何度も開け閉めするドアですが、安全で快適に暮らすには、スムーズに使えることが何より大事です。この機会に、ご自宅の室内ドアの定期点検をはじめてみてはいかがでしょうか。

【出典元】
住宅部品 自分で点検!ハンドブック 一般社団法人 リビングアメニティ協会

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