SOUND DESIGN for PUBLIC

施設における防音(遮音・吸音)
対策の考え方

遮音対策の考え方

●音漏れを抑えるには最初の計画が肝心

室内で1人が普通の声(60dB)で話をした場合、部屋の遮音性能(音を遮る能力)が20dBであれば、部屋の外への音漏れは40dBになります。
普通の声60dB 遮音性能20dB 音漏れ40dB

音量の表

●暗騒音に注意

暗騒音とは、音漏れ先(隣の部屋、廊下など)が元々どのくらいの静けさなのかを表します。賑やかな場所は「暗騒音が大きい」、静かな場所は「暗騒音が小さい」と表現します。暗騒音が大きいと、部屋から漏れてきた音がかき消されて聞こえなくなりますが、暗騒音が小さいと音漏れがハッキリ聞こえてしまいます。

暗騒音が大きい場合
暗騒音が小さい場合

●DAIKENが遮音性能を3グレードご用意

遮音性能 25dBプラン
話し声がやや小さくなって漏れるのでBGM等で暗騒音が大きい場合にオススメ
遮音性能 30dBプラン
話し声が小さくなって漏れるので、空調設備等の通常の暗騒音がある場合にオススメ
遮音性能 40dBプラン
話し声がかすかに聞こえる程度なので音漏れ先が静けさを求める様な空間にオススメ

※本提案で記載している遮音性能は、人の話し声の500Hz時の遮音性能です。

●遮音を行う時の注意事項

防音室はお部屋全体を同程度の遮音性能にする事が大切です。
お部屋全体の遮音性能は、最も弱い部分によって決まってしまいます。外部に対して音漏れを小さくする為に外壁のみ防音を施しても天井や床から大きく音が漏れます。防音室を検討する上では、各部(天井、壁、床、換気扇、サッシ等)の遮音性能のバランスが取れている事が大切です。
防音室はお部屋全体を同程度の遮音性能にする事が大切です。
防音室に開ける穴は最小限に抑えてください。
ダウンライトや天井埋め込み型エアコンは、防音を施した天井に大きな穴を開けてしまいます。穴を開けた部分から天井裏への音漏れが大きくなり、防音室の性能低下に繋がりますのでご注意ください。
防音室に開ける穴は最小限に抑えてください。

吸音対策の考え方

●室内の音の響きは計画的に!

室内で出した音の跳ね返り(反響)が大きいと、室内で音がワンワン響いてしまい聞き取り難くなります。
しかし、吸音をし過ぎても耳が詰まった様な強い違和感を感じてしまうので、吸音は適度に行う事が重要です。

吸音計画をしていない場合
◆吸音計画をしていない場合
室内の音がほとんど跳ね返ってしまい会話 に支障をきたします。
TV会議のハウリングの原因にもなります。
また、長時間部屋にいると頭痛や耳の痛み を感じる方もいます。
吸音計画をした場合
◆吸音計画をした場合
相手の言葉をハッキリと聞き取ることができ、ストレスなく会話ができます。
※部屋の用途や使用人数によって、オススメの吸音材の量は異なります。

●DAIKENが室内音響を3グレードご用意!

平均吸音率 0.15プラン
日常会話を支障なく行える最低限の響き
平均吸音率 0.20プラン
普通教室や会議室など、ある程度響きを抑えたい室にオススメ
平均吸音率 0.25プラン
講堂や保育室などの声の聞き取りやすさを重視する室にオススメ

※平均吸音率とは、その部屋の1㎡当たりの吸音能力を表したもので、数値が大きいほど吸音する能力が高く音の響きがスッキリした空間になります。
本提案では、人の話し声(500Hz程度)以上の周波数で上記の平均収音率を上回る様に提案を行っております。