2025-09-19

動く宝石 ヨークシャーテリアの性格や寿命、飼い方のポイントを解説!

ヨークシャーテリア(ヨーキー)は、かわいい見た目と絹糸のように美しい被毛が魅力の犬種です。今回は、ヨークシャーテリアの性格や寿命、飼い方のポイントなどを解説します。また、小型犬が快適に暮らせる住まいづくりに役立つ、DAIKENのおすすめ建材もあわせてご紹介します。

ヨークシャーテリアの大きさ

ヨークシャーテリア(ヨーキー)の体高は約15〜18cmで、標準体重は3.2kgまでとされています。小さいながらも、威厳のある直立した姿勢と、バランスのとれた体型が特徴です。

出典:「ヨークシャー・テリア」 一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)

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ヨークシャーテリアの被毛の特徴

ヨークシャーテリア(ヨーキー)はシルキーコートと呼ばれる、絹のように細く滑らかなシングルコートの被毛を持っています。ダーク・スチール・ブルー(青灰色)とタン(黄褐色)が組み合わさってできる光沢のある毛色が特徴です。

ヨークシャーテリアの毛色は、生涯で7回ほど変化するといわれています。子犬の頃の毛色はブラック&タンで、成長していくと徐々にタンが増えていき、成犬になるとブラックがダーク・スチール・ブルーに変化していくことが特徴です。年齢を重ねていくと、ブルーがシルバーになったり、タンがゴールドの毛色になったりします。
その変化の美しさからヨークシャーテリアは“動く宝石”と呼ばれています。

ヨークシャーテリアの性格

ヨークシャーテリア(ヨーキー)は、テリア種特有の性格が強く表れています。賢く飼い主に忠実で、勇敢で警戒心が強いため、知らない人や犬に対して吠えることもあります。また、ヨークシャーテリアはもともと作物を荒らすネズミを捕るために作出された犬種のため、活発な一面が見られるのも特徴です。

ヨークシャーテリアの平均寿命

あるペット保険会社の調査によると、ヨークシャーテリア(ヨーキー)の平均寿命は13.8歳です。一方、犬全体の平均は14.2歳のため、平均的な寿命といえます。
ただし、これはあくまで統計上の平均値であり、個体差があります。生活環境や毎日の食事に気を配ることが大切です。

■小型犬の平均寿命についてはこちらでも詳しく解説しています
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ヨークシャーテリアの飼い方のポイント

ヨークシャーテリア

ヨークシャーテリア(ヨーキー)と一緒に暮らす場合、どのような点に注意すればよいのでしょうか。お手入れ、しつけ、生活環境という3つの面でのポイントをご紹介します。

●毎日こまめに被毛のお手入れをする

ヨークシャーテリアはシングルコートで抜け毛が比較的少ない犬種です。細いシルクのような毛は絡まりやすく伸び続けるため、毎日のブラッシングや定期的なトリミングが必要です。また、口周りの毛は食べ物や水が付きやすいため、こまめに拭いてあげることも大切です。

■犬のトリミングについてはこちらでも詳しく解説しています
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●しつけは根気よく行う

テリア種は頑固な一面があり、しつけに時間がかかることもあります。ヨークシャーテリアは利口で、飼い主を喜ばせようとする傾向がありますが、1回あたりのトレーニング時間は短めにし、楽しみながら気長に進めましょう。
子犬の頃から人や犬、音などの刺激に慣れさせておくことで、適応力が高まり一緒に暮らしやすくなります。

●足に負担をかけない環境や室温調整が大切

ヨークシャーテリアは、パテラ(膝蓋骨脱臼)になりやすい犬種です。床で滑ると足に負担がかかるため、カーペットやマットを敷いたり、足裏の毛をカットしたりするなどの工夫をしましょう。

また、「高いところからジャンプしないようにスロープを設置する」「ソファやベッドを低めのものにする」といった室内環境づくりも大切です。さらに、ヨークシャーテリアは被毛がシングルコートで寒さに弱いため、冬場は暖房やペットヒーターなどで室内を暖かく保つようにしましょう。

ヨークシャーテリアの注意したい病気は?

ヨークシャーテリア(ヨーキー)には注意しておきたい病気がいくつかあります。ここでは代表的な3つをご紹介しますので、初期の変化で気づけるよう、日々の様子を見守ることが大切です。

●乾性角結膜炎

乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)はドライアイとも呼ばれる病気です。涙の量が少なくなったり涙の質が低下したりすることで目の表面が乾燥し、結膜や角膜に炎症が起こります。放置すると視力が落ちたり、角膜潰瘍につながることがあります。
「よく目をこする」「油っぽい目ヤニ」「白目の充血」「角膜(黒目部分)の色素沈着」などが見られた場合は、病院を受診しましょう。

●パテラ(膝蓋骨脱臼)

パテラ(膝蓋骨脱臼)は、膝蓋骨が正しい位置から外れてしまう病気です。原因には、遺伝による先天性と、外傷などによる後天性がありますが、先天性のケースが多いとされています。
「片足を上げて歩く」「後ろ足の足先が内側に向く歩き方をする」などの症状が見られる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

■パテラ(膝蓋骨脱臼)についてはこちらでも詳しく解説しています
犬の脱臼“パテラ”を知っていますか? 愛犬の足腰の異変に要注意

●気管虚脱

気管虚脱(きかんきょだつ)は、気管の一部または広い範囲がつぶれて変形してしまう病気です。ヨークシャーテリアのような小型犬に多く、7〜8歳の中高齢で発症しやすい傾向があります。

気管虚脱の原因ははっきりとは解明されていませんが、遺伝や肥満、加齢などが要因であると考えられています。気管虚脱は進行性の病気なので、症状が重いと外科的治療が必要になるケースもあります。「ガーガーという咳」「荒い呼吸」には注意しましょう。

DAIKENのペット用フローリングについて

DAIKENではペットとの暮らしに役立つ製品を展開しています。今回は、小型犬の足腰に配慮したおすすめ製品をご紹介します。フローリングや畳など、ご家庭にあったものをぜひご検討ください。

●愛犬の足腰にやさしい床材『ワンラブフロアⅤ』

ヨークシャーテリア

ワンラブフロアⅤ』は、滑りにくい表面仕上げが施されており、小型犬の歩きやすさに配慮した戸建用床材です。(※1)

水濡れにも配慮されているため、おしっこや吐き戻しなどで汚れてもサッと拭き取ることができ、お手入れも簡単です。さらに、傷が付きにくく目立ちにくいのも魅力です。床暖房やホットカーペットにも対応しているため、ペットも人間も快適に過ごせます。

また、カラーバリエーションも豊富なので、インテリアに合わせてお好きな色からお選びいただけます。

●簡単リフォームで愛犬の歩行に配慮『イエリアフロア3T セレクト プレミアムウッド柄(ペット対応)』

ヨークシャーテリア

イエリアフロア3T セレクト プレミアムウッド柄(ペット対応)』は、小型犬の歩行に配慮したリフォーム用床材です。(※1)
既存の床材の上から重ねて張るだけのリフォームで美しく仕上がります。
さらに、「抗菌仕様」「傷が付きにくい」「汚れを拭き取りやすい」などの性能も満載です。
また、豊かな木目の表情が魅力的な、様々な柄や色のバリエーションも揃えています。

●愛犬が歩きやすく階下への音を軽減する『ワンラブオトユカ45Ⅳ(147幅タイプ)』

ヨークシャーテリア

ワンラブオトユカ45Ⅳ(147幅タイプ)』は、小型犬の歩きやすさや歩行時の沈み込み感に配慮したペット向けのマンション用の防音床材です。(※1)

抗菌仕様ですり傷が付きにくく、汚れを拭き取りやすい、ワックス掛けも不要といった特長があります。また、床の衝撃音をやわらげる防音床材なので、マンションにお住まいで階下への音を気にされる方にもおすすめです。

(※1)本製品は小型犬の肉球の滑り抵抗を考慮しておりますが、全てのペット(犬・猫)の歩行に最適とは限りませんのでご注意ください。

●抗菌仕様でやさしい使い心地の和紙畳『ダイケン畳 健やかくん』

ヨークシャーテリア

ダイケン畳 健やかくん』は、カビの発生やダニの増殖を抑える性能を持った和紙畳です。(※2)
撥水性があるため汚れや水分が染み込みにくい、ペットの爪やおもちゃによる傷が付きにくいなどのメリットもあります。様々なカラーや柄が用意されており、インテリア性を重視する方にもおすすめです。

●傷や汚れに強く簡単に取り入れられる和紙畳『ここち和座』

ヨークシャーテリア

ここち和座』は、手軽に取り入れやすい畳です。(※2)
ラグを敷くような感覚でフローリングの上に置ける置き敷きタイプと、敷き込みタイプの2種類を展開しています。適度なクッション性があるため、小型犬の足腰にやさしく、樹脂コーティング加工がされており、すぐれた撥水性があるため、汚れも落としやすいのが特長です。

(※2)機械すき和紙を使用しています。コウゾ、ミツマタ等を使用した手すき和紙ではありません。

ヨークシャーテリアを飼っている方におすすめの天井材

クリアトーン

室内で犬を飼っていると、吠え声やニオイも気になるものです。DAIKENの『クリアトーン12SⅡ』は、吠え声などの反響音を抑えることができる吸音性能と、部屋のニオイをやわらげる消臭性能を持つ天井材です。

さらに、湿度が高いときは空気中の湿気を吸収し、空気が乾燥しているときはため込んだ湿気を放出し、ペットも人間も過ごしやすい爽やかな空間を演出する調湿性能もあわせ持っています。

ヨークシャーテリア

ヨークシャーテリア(ヨーキー)はかわいい気品あふれる外見と、テリア種特有の性格を持ち合わせている魅力的な犬です。性格、飼い方のポイント、かかりやすい病気などを理解して、日々の適切なケアや生活環境を整えてあげましょう。楽しく気長にしつけに付き合い、人も犬も快適で健康に過ごせる毎日を目指しましょう。

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  • 西岡 優子 (にしおか ゆうこ)
  • 執筆者

    西岡 優子 (にしおか ゆうこ)
    獣医師・ペット栄養管理士

    北里大学獣医学部獣医学科 卒業。
    日本ペット栄養学会・獣医皮膚科学会・獣医画像診断学会 所属。
    複数の動物病院での勤務医、獣医師専門書籍・雑誌出版社の編集者などを務めたのち、現在は各種ペット関連企業に監修獣医師として所属し、商品開発や記事執筆を担当。

    保有資格:動物介護士 ペット看護士 ホリスティックケア・カウンセラー JKC愛犬飼育管理士 ペットフーディスト 犬の管理栄養士 など

関連カタログ

  • ペットと暮らす

  • クリアトーンパンフレット|天井を活かせば暮らしはもっと楽しい!

  • ダイケン畳 健やかくん

  • ここち和座

  • 総合カタログ(受発注用)【流通業者様向け】