ヴィンテージインテリアの魅力 時代に流されないインテリアテイスト
リフォームを考える際に、大人っぽい格式高さとノスタルジックな雰囲気があふれるヴィンテージテイストのインテリアに憧れる方は多いのではないでしょうか。どことなく海外のインテリアを思わせるおしゃれな雰囲気や、時代のトレンドに左右されない点も人気の理由ですね。
そこで今回は、リフォームを機にヴィンテージスタイルを取り入れてみたいとお考えの方に、その魅力や特徴、リフォームのポイントについて改めてご紹介いたします。
ヴィンテージインテリアの魅力・特徴とは
ヴィンテージとは本来、「古くて価値のあるもの」という意味を含む言葉です。このことが示すように、ヴィンテージテイストのインテリアは、何と言っても新しいものに出せない趣や懐かしさが魅力です。落ち着いた大人の雰囲気が演出できるため、男女の区別なく人気があり、豊富な選択肢の中から好みのものをじっくりと吟味し、時間をかけて空間作りができるのもメリットでしょう。
このインテリアテイストは、年代を感じる家具や小物を用いるのはもちろんですが、床や壁など、お部屋に使う素材や色柄も、味わいを感じるものを使うのがおすすめです。丁寧に何度も塗装された木目や、使い込まれた雰囲気のアイアンや真鍮、古き良き時代を感じるレンガ、現代的でありながらも温かみを感じるコンクリートなどがマッチします。こうした素材と相性の良いスモーキーカラーや落ち着いたブラウン系、引き締めカラーのブラックなどを重ねることで、より深みのある空間が作れます。
ヴィンテージインテリアの種類
ヴィンテージインテリアには、アンティークやレトロなど、エイジングが感じられる家具や雑貨を使用するという共通点はありますが、空間作りに明確なルールがあるわけではありません。
※ヴィンテージ、アンティーク、レトロの違いは下記の記事を参照。
⇒「レトロな部屋と現代風をミックスした“おしゃれな部屋”!」
古いものと新しいものとをミックスマッチさせたり、温もりを感じる木素材と無機質な素材を合わせてコントラストを楽しんだりとさまざまです。DAIKENではそのヴィンテージの表現例として、2つのヴィンテージインテリアテイストを提案しています。
ひとつめはエイジング感のある風合いを持った木目や、金属、コンクリートなどの異素材を、シンプルで現代的なデザインで組み合わせた『モダンヴィンテージ』です。優しい木肌の温もりにマニッシュな趣がプラスされ、より都会的でスタイリッシュな空間を表現できます。
DAIKENが提案する11のインテリアテイスト ⇒ 『モダンヴィンテージ』
もうひとつは、現代的な住空間に温もりのあるデザインを取り入れた『ヴィンテージミックス』。レトロなデザインを取り入れた室内ドアや、風合いのある木目柄の床材で、新しい住宅ながらも本格的なヴィンテージな空間作りが楽しめるインテリアスタイルです。
DAIKENが提案する11のインテリアテイスト⇒『ヴィンテージミックス』
リフォームでヴィンテージインテリアを活かすポイント
ワンランク上のヴィンテージインテリアを目指すなら、床や天井、壁、ドアなど、いわゆる空間の「背景作り」が大きなポイントとなります。その点、リフォームは家具や雑貨だけで表現できない「背景」をリアルに再現できるのが最大のメリット。特にヴィンテージスタイルでは、エイジングが感じられる風合い・色合いの建材を選ぶことで、お気に入りの家具やインテリアがより引き立ちます。DAIKENでは、そうしたヴィンテージライクな空間をリアルに再現しながら、「機能性」にも優れた建材を幅広く展開しています。
例えば上記のような『モダンヴィンテージ』スタイルには、床にクールな印象を与える『ハピアフロア スクエア』〈アイアンブラック〉を大胆に投入。ドアと収納部分には柔らかな木目調の『ハピア トレンドウッド調』〈スモークグレー〉を合わせ、コントラストをつけています。さらには間仕切り壁にエイジング感のあるレンガ積み調の壁材『グラビオエッジ ブロッコ』〈ライトグレー〉を取り入れることで、2つの異素材をほどよく調和させ、古さと新しさ、温もりとクールな味わいの対比が楽しめるスタイリッシュなヴィンテージインテリアに仕上げています。
続いてこちらはカルフォルニアの開放的な雰囲気を彷彿とさせる『ヴィンテージミックス』スタイル。アクセントウォールには、西海岸のインテリアが持つ特徴でもある爽やかな色合いの木目調壁材『ハピアウォール羽目板タイプⅡ』〈ネオホワイト〉』を取り入れ、カジュアル感を演出しています。
いつの時代も飽きることなく愛されてきた「ヴィンテージインテリア」。リフォームではお部屋の背景を作る建材にも配慮することで、よりインテリアに統一感が生まれます。他と差をつける「おしゃれなヴィンテージインテリアに挑戦してみたい」、でも「お手入れのしやすさや機能性も外せない」とお考えの方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
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