ダイケンリフォームマガジン
赤ちゃんがいるリビングに! カビやダニに強く、肌にやさしい”畳”で安心な育児コーナーを

赤ちゃんがいるリビングに! カビやダニに強く、肌にやさしい”畳”で安心な育児コーナーを

ライフスタイルの洋風化が進んだ現代、和室のない家が増えました。「はメンテナンスが難しそうだし、カビやダニ対策はどうすればいいの?」と思う人もいるかもしれません。とはいえ、敷きの和室は日本の文化や歴史に根ざした生活空間。日本人の暮らしにはのスペースがあれば何かと便利なものです。

特に、目を離せない小さなお子さんのいるご家庭におすすめです。ほどよいクッション性のあるは、ねんねの赤ちゃんのころから活発な幼児期まで、安全で安心な育児コーナーづくりに向いています。お子さんの成長後も、ちょっとごろ寝をしたり、お客さんを泊めたりと、フレキシブルで便利に使えます。

また、現代はメンテナンスも簡単でリフォームのしやすい「和紙の畳(※)」もあります。日本固有の材であるの良さを見直し、現代の生活にマッチする和紙の畳を使って便利で安心な育児コーナーづくりをしてみませんか?

日本人の暮らしに寄り添う“畳”

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が日本に古来より伝わってきたことは、広く知られるところです。ここで、とは、あらためてどのような床材なのか、また、その歴史について簡単に説明しておきましょう。は、わらで作った畳床と呼ばれる厚い板状の芯材に、イ草という植物で織った畳おもてを縫いつけたものです。現代では、畳床に硬質の発泡スチロールなどを使ったタイプも多くなっています。

現代のにつながるものが作られるようになったのは平安時代といわれ、その当時は、板張りの床の座る部分だけに敷いていたようです。室町時代に入り、部屋全体に敷き込むようになりましたが、の使用は身分によって制限されていました。一般の庶民の暮らしに畳が行き渡るようになったのは、江戸時代の半ばを過ぎてからです。

その素材と構造により、には適度なクッション性や高い断熱性、防音効果といった特長があります。そのため、裸足にも心地よく、床の上に直接座る床座の生活に非常に適した材です。また、吸湿性もあることから、湿気の多い気候風土にもマッチしています。こうしたことから、は千年にわたり、日本人の暮らしに寄り添ってきた床材といえます。

赤ちゃんに優しい! 畳のスペースにこんなメリット

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以上のような特長を考えると、は、赤ちゃんの生活と成長に優しい材です。まず、には直接ふとんを敷くことができるので、ベッドと違い、赤ちゃんが転落する恐れがありません。また、ほどよいクッション性があるため、はいはいから立っち、よちよち歩きの頃まで、赤ちゃんの手足に優しいですし、転んだりしても安心です。

そこで、コーナーを赤ちゃんのためにリビングルームの一角に作ってはいかがでしょうか。このコーナーでは、赤ちゃんをお昼寝させながら洗濯物をたたむなどちょっとした家事をしたり、親子で添い寝したりするのに便利です。近年、一般的になったLDKスタイルの住宅の場合は、キッチンから見える場所にの育児コーナーを作れば、赤ちゃんの様子を見守りながら台所仕事ができます。この配置なら、学齢期にはさりげなく親の目が届く学習コーナーになるでしょう。

おしゃれで新しい和紙の畳おもて。いま、注目したい優れた機能

伝統的なイ草は吸湿性に優れていて、部屋の湿度や温度を調整する効果があるといわれており、非常に魅力のある素材です。ただ、水拭きができないといったことがあり、この点では小さなお子さんのいる家庭では少々不便かもしれません。また、密閉性の高い現代の住宅ではカビやダニの発生も心配になります。そこで、ご紹介したいのがカビ、ダニの発生を抑えられて、メンテナンスも簡単な、DAIKENの和紙製畳おもてです。

DAIKENの畳おもての素材には和紙が採用されています。これは、こより状にした機械すき和紙を樹脂コーティングし、畳おもてとして織りあげたものです。表面が日焼けなどで変色しにくく、撥水性に優れているので、万一飲み物などをこぼしてもサッと拭きとるだけできれいになります。カビ、ダニの心配が少なく、清潔に保てるので、デリケートな赤ちゃんの肌にも安心です。加えて、イ草の約3倍という摩耗耐久性もあるため、表面が削れてささくれることもなく、子どもが成長し活発に遊ぶようになる頃にも十分使えます。
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※『ここち和座』の畳おもても同様の性能があります。

ライフスタイルに合わせて選べる畳『ここち和座』と『ダイケン畳健やかくん』

上記で紹介したDAIKENの畳は、大きくわけると、仕様やサイズが決まっている完成済の薄畳『ここち和座』と、DAIKENが製造した畳おもてや畳床を、畳店が現場採寸して加工をする一般的な(薄畳にも対応)『ダイケン畳健やかくん』の2種類があります。

・『ここち和座』〜置くだけで洋間に“和”のくつろぎ空間を創出
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DAIKENの薄畳『ここち和座』には、置くだけの「置き敷きタイプ」と、簡単に施工できる「敷き込みタイプ」の2つのタイプがあります。こより状の和紙で編まれた畳おもては、こよりひとつひとつの内部にある空洞のおかげで薄くても一般的なと同等のクッション性があり、やさしくやわらかな肌触りが特長です。

ここち和座 置き敷きタイプ』は、フローリングなどに置くだけで畳スペースができる、いわゆる“置き畳”です。置き畳は、ほしい枚数だけ自由にレイアウトでき、不用なときはすぐに取りはずして仕舞えるのが便利です。また、裏面には防滑シートが貼られていて、フローリングの上で畳が滑らないように配慮されています。 これなら、赤ちゃんの成長に合わせて、畳コーナーづくりが手軽でフレキシブルにできますね。
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これに対し、『ここち和座 敷き込みタイプ』は、フローリング(材)と同じ厚みのため、フローリングとを同時に設置する場合にきれいに仕上がります。従来、の部屋を新しく作る場合は、畳の厚さの分だけ床下地を下げる必要がありました。『ここち和座 敷き込みタイプ』であれば、簡単な施工でスペースを作ることができます。
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・『ダイケン畳健やかくん』〜高機能な和紙製畳おもてと環境にやさしい畳床
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本格的な和室を作りたい人や、自宅の和室の交換を考えている人には、『ダイケン畳健やかくん』のラインナップに注目しましょう。
和紙を使った高機能な『ダイケン健やか畳おもて』と、バリエーション豊かな『ダイケン健やか畳床』が用意されており、両方を組みあわせることで、デザイン性・機能性を両立させることができます。
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のラインナップにある、『健やか畳床3000ECO』は、活性炭入りボードと特殊な吸着剤により、シックハウス症候群の原因のひとつといわれるホルムアルデヒドを吸着して、室内の空気をきれいにしてくれます。
健やか畳床2000ECO』は、特殊吸着剤によるホルムアルデヒド吸着機能に加え、湿気をコントロールして住み心地の良い快適な空間を作り出す調湿性能(2000EC+銀白の構成時に限る)により、室内環境を快適にしてくれます。
上記2製品に関しては、吸音性・断熱性も高く、リサイクルマークも取得しているため、環境問題に配慮されている方にもおすすめです。

他にも、との段差をおさえたバリアフリータイプ『健やか畳床 座スリム15』や、床暖房対応タイプ『健やか畳床 座スリムZ』などライフスタイルにあわせて活用できるラインナップが用意されています。

和紙製の『ダイケン健やか畳おもて』は機能的に優れているだけではなく、畳おもてのカラーバリエーションも多彩です。通常のイ草に近いナチュラルな色合いから、明るいパステルカラーモノトーンまで、お部屋のイメージに合わせて選ぶことができ、おしゃれな和モダンの室内空間を演出できます。
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古き良き和の文化を感じさせつつ、それでいて新しい。赤ちゃんの育児コーナーとしてもピッタリの、日本ならではのを生活空間に取り入れてみませんか? あなたの日常をきっと豊かにしてくれるはずです。

今回紹介した、DAIKENの畳に興味がある方は、下記の「DAIKEN和紙畳」のページもチェックしてみましょう。DAIKENの畳おもてテクノロジーの詳細や、畳の種類や色柄などを選択するだけで、畳敷き込み後の部屋のイメージをシミュレーションできる「畳のカラーコーディネート」のほか、畳のお手入れ方法などのお役立ち情報も掲載されていますよ。


(※)機械すき和紙を使用しています。コウゾ・ミツマタ等を使用した手すき和紙ではありません。また、本ページで記載の和紙の畳とは、畳のおもて部分のことを指し、畳床部分まで、全てが和紙製ではありません。

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