DAIKEN HISTORY
DAIKENらしさを追求し、
新たな価値創造に挑み続けた70年
第二次世界大戦の終戦直後に創立したDAIKEN。
現在に至る70年の歴史、それは新たな価値創造に挑み続けた歴史でもあります。
戦後復興に始まり、高度成長時代、オイルショック、空前のバブル景気とその崩壊、環境志向の高まり、そして大震災。
この70年、DAIKENは大きく変化し、多様化していくニーズをいち早く捉え、あくなき探究心とそれを支える技術力で、業界に先駆けた素材、製品を開発してきました。"エコ"にこだわり、"空間の質的向上"にこだわる。
この「DAIKENらしさ」を核に、我々の挑戦はこれからも続きます。
DAIKENの歴史
1945 | 創立 | |
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1959 |
高機能建材という市場を開拓木質繊維板『インシュレーションボード(製品名:ダイケンボード)』発売 断熱性・吸音性・耐湿性などの機能性に加えて、施工性にも優れるという特長を有する。当時の日本では、まだなじみがない高機能建材という分野を確立した。 |
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1964 |
不燃化の市場ニーズに素早く対応鉱物質繊維板『ダイロートン』発売 「建築物の高層化」と「不燃化」という時代の要請に対応。建設省(現国土交通省)から建築防火材料の認定を受け、発売翌年には全国的な市場を確保した。 |
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1970 |
WPCで床材の高機能化を牽引『WPC床材えんこう宝松』発売 木材にプラスチック樹脂を充填し、美しく肌触りの良い木の特性と、均質で摩耗に強いプラスチックの特性を兼ね備えた日本で初めての『WPC床材』を発売。 |
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1974 |
「家ぐるみ断熱」を提唱し、社会の省エネ志向をリードシージングボードキャンペーン 枠組壁工法(ツーバイフォー工法)の技術基準が告示され、シージングボードが耐力壁面材の一つに指定。オイルショックに伴う省エネ意識の高まりから、在来工法の住まいにもシージングボードが活用されるようになり、防音面でも高い評価を得る。 |
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1977 |
美しく快適な暮らしをビルトイン式収納で実現収納セットキャンペーン 暮らしの快適さに十分な収納スペースが求められるようになった1970年代。そういったニーズをいち早くキャッチし、1971年、当社初のビルトイン式収納を発売。1977年からは「収納セットキャンペーン」を開始し、同年発売の『収納H型』は大ヒット。当社住機製品は業界で確固たる地位を築くこととなる。 |
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1979 |
単なる省エネではなく、 住まいの長寿命化も提案省エネキャンペーン 工務店様を対象とした省エネ研修会を開催し、単に断熱建材を使用するだけの省エネではなく、壁体内結露を防止して住まいを長持ちさせるなど、より本質的な省エネ・省資源を目指した「トータル断熱」を提唱。 |
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1981 |
木造住宅に壁耐力の考え方を提唱壁耐力キャンペーン 建築基準法の改正で、従来の枠組壁工法に加え木造軸組工法でもシージングボードの壁倍率が1.0倍と認定され、これを受けて「壁耐力キャンペーン」を開始。省エネ性に加えて強度も認められたことで、外壁下地材としての市場評価が高まった。 |
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1983 |
音を切り口に住まいの快適性を追求防音キャンペーン 1982年に当社初の防音製品を発売し、防音分野へのトータルアプローチを開始。翌年には「防音キャンペーン」を実施。さらに販売店様・工務店様などを対象に音環境づくりのプロを養成する「サウンドセミナー」も開講。これら活発な提案活動を通じて「音のDAIKEN」の評価を固めていった。 |
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1985 |
コーディネート提案で時代をリードコーディネートプラン「DUSIC(ドゥシック)」発表 DAIKEN独自のインテリアのコーディネートプランを発表。 |
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1996 |
培った技術と経験を発揮し、MDF事業に進出木質繊維板『MDF(製品名:テクウッド)』発売 製材端材など未利用資源を原材料とする木質繊維板を発売。 |
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1996 |
イ草から和紙へ!畳おもての工業化に挑戦『健やかおもて』発売 機械すき和紙をこよりにして樹脂コーティング処理を施すことで、耐摩耗性、耐水性、耐汚染性などを高めることに成功。 |
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1997 |
無機系耐力面材のパイオニア、世界初の新素材『ダイライト』発売 これまでの無機系素材では実現できなかった、軽量、高強度、高耐久、防耐火、加工性、通気性という耐力面材に求められるすべての性能を備えた世界初の新素材。発売と同時に、住宅の耐震性能を向上させる「ダイライト構法」を開発。ダイライトを単なる素材として販売するのではなく、「新しい住宅構造のあり方」を提案し、需要を自ら創造していった。 |
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2003 |
シックハウス問題に素早く対応F☆☆☆☆大臣認定第1号取得 建築基準法が改正され、建材のホルムアルデヒドの放散量の表示が「F☆」に統一。当社は改正建築基準法対応プロジェクトを発足し、全製品の新法対応を推進。2003年、「F☆☆☆☆大臣認定第1号」を取得し、新法対応の早さを実証した。 |
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2005 |
フロアー基材のエコ化に業界で初めて成功『エコベースフロアーボード』開発 植林木利用合板と樹脂強化層を組み合わせたハイブリッド基材『エコベースフロアーボード』の開発に業界で初めて成功。翌年、同基材を採用した環境配慮型床材を発売。その後、この技術をさらに高め、2008年には植林木合板と特殊MDFを組み合わせたエコ基材『Eハードベース』を開発。 |
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2008 |
室内の湿度環境の快適性を建材で実現「調湿建材登録・表示制度」登録第1号取得 湿度を調整する高性能な調湿建材『さらりあ~と』が、(社)日本建材・住宅設備産業協会が運用する「調湿建材登録・表示制度」の登録第1号を取得。 |
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2008 |
建材にペット視点の機能を付加ペット共生住宅用フローリング『ワンラブフロア』発売 「ペットと一緒に暮らしたい」というニーズの高まりに対応し、犬の歩行に配慮した「滑りにくさ」というペット視点の機能はもちろん、傷に強い、汚れにくい、変色しにくいといったユーザー視点の機能も併せ持つペット共生住宅用フローリング『ワンラブフロア』を発売。 |
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2012 |
バリアフリーのその先を提案高齢者の暮らす住空間向け建材『おもいやりシリーズ』発売 安心・くつろぎ・健やかをキーワードとした、一歩先をいく建材群で、住宅はもちろん、老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など、さまざまなシーンで質の高いパフォーマンスを発揮 |
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2012 |
樹が導く新たな価値を提案国産樹種の内装建材『日本の樹』シリーズ発売 杉や栗、栃など、古くから家具や生活用具などの材料として用いられ日本人に馴染み深い樹種を採用した内装建材シリーズを発売。日本の樹が持つ木目の美しさ、やさしい風合い、そしてそれらが創り出す上質感ある空間という、新しい価値を提案した。また、国産材を積極的に活用することで、日本の森の再生にも貢献。 |
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2014 |
「畳のある部屋」の復権機械抄き和紙おもてを用いたインテリア畳“ZIPANGここち和座”を新発売 畳ならではの専門施工技術を必要とせず、リーズナブルにモダンな和室を実現できる“敷き込みタイプ”と、置くだけで簡単にリビングなどの一角に和のスペースを実現できる“置き敷きタイプ”の2タイプをラインアップ。和室が減少する中、畳のある暮らし価値を再提案。 |
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2015 |
業界初の技術を採用した高意匠床材美を極めた床“Trinity(トリニティ)”を発売 創立70周年記念新製品として、四周木口面に特殊強化フィルムを巻き込み、細部まで美しく仕上げる業界初の新しい技術を駆使した床材『トリニティ』を発売。高い意匠性と、美しい表面化粧を長く保てる高い機能性の両方を併せ持つ、これまでにない全く新しいコンセプトの床材。 |
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2015 |
省施工・短工期で天井耐震化を可能に新耐震天井工法「ダイケンハイブリッド天井」の提案を開始 公共・商業施設や文教施設の安全性を高める当社独自の新耐震天井工法「ダイケンハイブリット天井」を開発し、提案活動をスタート。省施工・短工期などの優れた施工性が評価され、公共施設等の天井耐震化の普及に貢献した。 |
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2017 |
公商建築における内装木質化の新提案国産・地域木材を活用した木質化空間パッケージ“ウッドキューブ”を地域限定発売 設置場所の利用用途に合わせた多様な空間づくりを可能とする、木質化空間「ウッドキューブ」を発売。2010年10月の「公共建築物木材利用促進法」施行以降、高まる国産材利用の促進に貢献。 |
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2017 |
エコ事業の新用途展開として土木資材分野に参入土壌改良材「DWファイバー」を発売 中核事業の1つであるエコ事業における新たな用途展開として、国土防災技術株式会社と共同開発した土壌改良材『DWファイバー』を発売。住宅などの建築資材への利用用途にとどまらず、「土木資材分野」への新たな事業展開として自治体や工事業者への提案を始める。 |
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2018 |
リアルな陰影感の深彫調不燃壁材「グラビオエッジ」を発売 天然素材の需要の高まりにともなって、住宅の壁では天然素材で仕上げるニーズが高まっていた。独自プレス成型技術による深彫り加工によって、天然素材を忠実に模倣し、見間違えるような表面に仕上げた「グラビオエッジ」を新発売。低価格で不燃性能があり、省施工を実現している。 |
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