DAIKEN History
ーDAIKENのキセキと輝くミライー
Technology[素材開発]1997〜
◎火山性ガラス質複層板(ダイライト)
地震に強い新素材の誕生

住まいの安全を支えるダイライト
地震や火災に強い外装下地材ダイライトが安全で長持ちする住まいを支えている。
70万世帯が採用した安心の性能。
高強度・防耐火・軽量・優れた透湿性。
弊社が不燃性能の次に追求したのは耐震技術であった。地震大国である日本において、震災にあっても倒壊せず、火災もおこさない住宅用の建材開発は急務であった。日夜行われていた様々な研究の成果として、1991年8月、弊社はダイライト開発に伴う基礎となる特許を出願した。
1995年1月日に発生した阪神・淡路大震災は、未曾有な被害をもたらした。倒壊のおもな原因は壁と構造材の劣化にあり、被災住宅のほとんどは、古い木造家屋であった。
震災によって、住宅の耐震性能が大きく見直され、特に「筋交い」や「きずり」に頼った在来木造住宅の構造上の弱点が指摘されたことから、耐力面材への潮流が大きく動き始めた。
1997年、これまで弊社が培ってきた開発力・技術力から生み出された画期的な世界初の新素材「ダイライト」が誕生。これまでの無機系素材では実現できなかった、軽量、高強度、高耐久、防耐火、加工性、通気性という耐力面材に求められる性能を兼ね備えた新素材であった。腐食に強く、火に強く、地震の揺れを面で支えるダイライト。2004年には、天井や床を剥がすことなく耐震改修ができる「かべ大将」を発売し、住宅の耐震化も推進している。


DAIKEN FLASH BACK
-
震度7に耐えることを実証
実物大の家屋を使った振動実験を実施。耐力面材ダイライトは優れた耐震性を発揮することが証明された。
-
エコ素材を活かすダイライト製造ライン
広域再生利用指定産業廃棄物処理者の指定を受け、端材・廃材の回収システムを展開し、リサイクルへの取り組みを開始した。
-
リフォーム用耐震補強パネル「かべ大将」
床や天井を壊さず簡単施工。住みながら耐震リフォームを実現。
DAIKEN History
-
1947~
特殊合板への挑戦◎特殊合板
-
1959~
資本金の25倍をかけた一大事業への進出◎木質繊維板(インシュレーションボード)
-
1964~
住宅・ビルに不燃という安心を提供◎鉱物質繊維板(ダイロートン)
-
1970~
日本初のWPC床材◎WPC(Wood Plastic Combination)
-
1975~
ドアをインテリアの主役へ◎ドア
-
1975~
住宅にビルトインという発想◎システム収納
-
1982~
「音」を知り尽くした先駆者◎SOUND DESIGN
-
1985~
コーディネート提案で時代をリード◎コーディネート
-
1996~
資源を活かし環境を守る◎中質繊維板(MDF)
-
1996~
和紙を織り上げるという新発想◎和紙畳おもて
-
1997~
地震に強い新素材の誕生◎火山性ガラス質複層板(ダイライト)
-
2002~
積み重ねてきた信頼と実績 TDYアライアンス◎アライアンス活動
-
2008~
ペットと快適な空間 ーペットの悩みを解消ー◎ペット向け建材
-
2011~
おもいやりの気持ちをカタチに ー支え合う住まいの空間づくりを提案ー◎高齢者施設向け建材
-
2012~
建材業界初!抗ウイルス機能付き建材の開発◎抗ウイルス機能『ビオタスク』
-
2015~
業界初の技術を採用した高意匠床材◎美を極めた床『美を極めた床『Trinity』
-
2016~
不燃建材の先駆者がデザインする未来◎不燃壁材『GRAVIO』
-
2017~
木質素材の新たな用途展開◎木質素材