2025-03-25

愛犬家のために! 室内やアウトドアで犬と遊ぶためのおすすめ情報

犬は遊ぶのが大好きです。犬の先祖はオオカミだといわれていて、もともとは野山を走り回り、狩りをしていました。そのような狩猟本能を持つ犬と暮らしていくうえで、ライフスタイルに合わせた遊びの時間を、どのように充実させられるでしょうか。今回は、愛犬が喜ぶ戸外や室内での遊び方や、一緒にお出かけできそうな場所、また遊ぶときに注意すべきポイントについて解説します。

犬と遊ぶ重要性

愛犬と積極的に遊んであげることはとても重要です。犬にとって遊びはどんな影響があるのでしょうか。

●飼い主と愛犬の絆を深める

遊ぶことで、愛犬とのコミュニケーションを育てられます。一緒に遊ぶと愛犬に安心感を与え、信頼関係を築くことにつながります。遊びの時間をつくり、家族としての絆を深めましょう。

●遊びながらしつけができる

遊びは、楽しみながらしつけを取り入れる絶好の機会にもなります。犬は遊びながら様々なルールを学び、飼い主の指示を理解できるようになっていきます。遊びの開始と終了も飼い主が主導すれば、自然に関係性が築かれ、愛犬は安心して過ごせるようになるでしょう。

●運動不足・ストレスの解消に繋がる

犬は十分に体を動かせないとストレスを溜めてしまいます。ストレス解消できるように、エネルギーを発散して遊べる環境を用意してあげましょう。また、思い切り体を動かして遊ぶことは、健康維持や体重管理という点でも必要です。

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ライフスタイルに合った犬との暮らし

犬と遊ぶ

犬との遊びの時間を定期的に無理なくつくるためには、ライフスタイルに合った犬種を選ぶことが大切です。愛犬として迎える前に考えるべき3つのポイントを解説します。

●自分のライフスタイルを考える

犬をお迎えする際には、今の家族構成や生活リズムを考慮しましょう。「小さな子どもがいる」「日中の不在時間が長い」など、家庭によって条件が異なります。犬種の特性を理解し、ライフスタイルに適した犬種を選ぶことで、自分や家族の方もストレスなく暮らすことができます。

●住まいの事情を考慮する

賃貸住宅や集合住宅で犬を飼いたい場合は、まず物件のルールを確認しましょう。「ペット可」の物件でも、犬種やサイズ、頭数などに制限をつけられているケースがあります。
また、部屋の広さと犬のサイズも重要です。部屋や庭に広いスペースがあれば大型犬でものびのび過ごせますが、スペースが限られている場合は小型犬を選択する方が現実的かもしれません。

●愛犬と一緒にしたいことは?

犬と一緒に何をしたいのかを考えることも大切です。キャンプやハイキングに犬を連れて行く機会が多そうなら、アウトドア向きの犬種を。アクティブにドッグスポーツを楽しみたいなら運動能力の高い犬種を選ぶと犬も人も楽しめます。また、自宅でのんびり過ごす時間を犬と楽しみたいなら、穏やかで落ち着いた性格の犬種がおすすめです。

アウトドアでできる犬との遊び

広い戸外で思い切り走ったり、自然の中で遊んだりすることは、犬にとって最高の楽しみの1つです。空気中の匂いや音、太陽の日差し、風などは犬にとって心地よい刺激になります。アウトドアでできる遊びにはどのようなものがあるのでしょうか。

●散歩

飼い主と野外を散歩するだけでも、愛犬にとっては楽しいひとときになります。普段あまり行き慣れてない場所なら、いつもとは違う匂いや音でさらにドキドキが高まるでしょう。散歩は犬との絆を深めてくれるだけでなく、ストレス解消などの効果も期待できます。自然の中で犬とコミュニケーションを取りながら散歩を楽しみましょう。

●追いかけっこ

飼い主が逃げて愛犬に追いかけてもらいましょう。追いかけっこは動くものを追いかけたいという犬の本能を満たします。もちろん追いかけっこをするときは周囲の状況をよく確認して、人にも犬にも安全な場所を選ぶことが必要です。

●フェッチプレイ(持ってこい)

ボールやフリスビーなどを飼い主が投げ、犬が持ってくる遊びです。特に活発でエネルギッシュな犬なら大好きな遊びです。ポイントは、犬がよろこんで追いかけるおもちゃを選ぶこと。最初は近い距離からはじめ、徐々に距離を伸ばしていきましょう。小型犬の場合は足腰に負担がかかり過ぎないよう、特に低く短い距離を心がけてください。

犬と遊べるアウトドアの場所・施設

犬と遊ぶ

犬を同伴できる施設も増えつつあります。そうした施設でほかの犬や人と触れ合うことは、遊びながら社交性を育む機会にもつながります。ご近所にこのような施設がないか、ぜひチェックしてみてください。

●ドッグラン

ドッグランの専用スペース内では犬のリードを外して、家や公園ではなかなかできない「思い切り走り回る」ことが可能です。有料と無料の施設があり、天候に左右されない屋内のドッグランも増えています。多くの場合、排泄物の処理や飲食についてなどいくつかルールが決められているので、各ドッグランのHPなどで調べておくといっそう楽しめます。

●レジャー施設

テーマパークをはじめ動物園や水族館、アスレチックなど、レジャー施設に犬を同伴できるところもあります。同伴のルールは施設によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

●宿泊施設

最近は、愛犬と泊まれることを明記している宿泊施設も増えてきました。ホテルやペンション、コテージ、旅館、温泉宿など、様々な形態の宿泊施設がありますが、こうした宿ではドッグランスペースや愛犬用の温泉があったり、ペット用のフードメニューが用意されていたり、寝具などにも配慮がされています。ただし、犬のサイズが限定されている場合もあるので、宿泊前の問い合わせをおすすめします。

●キャンプ場

宿泊施設より気を遣わず、犬とお泊りできるのがキャンプ場。愛犬と自然を満喫できるのは、飼い主にとっても幸せな体験です。普段の散歩では味わえない新鮮な経験ができ、愛犬との楽しい思い出もたくさん作れそうですね。ただし、しつけがきちんとできている場合でも、ノーリードがOKの場所以外は常にリードを付けるのがマナーです。

●ドッグカフェ

ドッグカフェは、愛犬と同伴して一緒に食事を楽しめるカフェのことです。ペット用のメニューや撮影スポットなど、愛犬と楽しく過ごせるサービスを提供しています。
また「ドッグカフェ」という看板を出していなくても、一部のエリアやテラス席などで犬同伴OKの飲食店も。ただし、どのカフェでも服を着せたり、トイレや手足のお手入れなどを済ませたりなどのマナーを確認してから入店しましょう。

●トリミングサロン

シャンプーやカット、爪切り、耳掃除などをお願いできるトリミングサロン。中にはドッグカフェやドッグランが併設されているサロンもあります。基本的に予約制のため、事前に予約をしておきましょう。また、施術を受けるには通常、狂犬病予防接種証明書と混合ワクチン接種証明書が必要です。

室内でできる犬との遊び

散歩に出かけなくても、特別な場所に行かなくても、自宅で愛犬と楽しく遊ぶ方法はたくさんあります。お出かけできないときには室内で運動不足解消や、ストレス発散をさせてあげましょう。犬と室内で楽しめる遊びをご紹介します。

●ノーズワーク(宝探し)

ノーズワークは、犬の優れた嗅覚を使った遊びです。おやつやおもちゃを室内のいろいろなところに隠しておき、犬がそれを探し当てるゲームです。犬は本能的にニオイをかぐので、集中力や知能を上げるメリットもあります。

●かくれんぼ

飼い主が押し入れなどに隠れ、犬が探し出す遊びです。道具を使う必要がないため手軽に楽しめるのが遊びの中で「待て」「おいで」などの基本的なしつけを教えることもできます。ちゃんと探し出せたら愛情をもってたくさん褒めてあげましょう。

●引っ張りっこ

ロープや引っ張りっこ用のおもちゃを愛犬に見せ、くわえさせます。しっかりくわえたら、お互いに引っ張りっこをしましょう。くわえて引っ張ることも犬の本能を満たします。勝負がついたら、いったんおもちゃを離させます。この遊びを通して「離せ」を教えられます。この「離せ」ができれば、犬が危険なものを口にしたときなどの誤飲を防ぐことにもつながります。

●知育用おもちゃ

ボールの中におやつを入れて遊ぶトリーツボールや、パズル型のおもちゃなど、犬用の知育用おもちゃはたくさんあります。頭を使って遊ぶことで、ストレスを発散できるだけでなく、脳の活性化も期待できます。それほど体力を使わず、年齢を問わない遊びなので、子犬からシニア犬まで遊べます。犬によって興味を持つおもちゃは異なるので、愛犬のお気に入りが見つかるといいですね。

犬と遊ぶときの注意点

犬と遊ぶ

野外でも室内でも、愛犬と遊ぶときは環境や遊び方に気を配りましょう。思わぬ事故やケガを防ぎ、安心して楽しむにはどんな点に注意すればよいのでしょうか。

●犬が興奮したら遊びを中断する

遊びで興奮して、つい吠えてしまう犬もいます。そのままにしておくと吠え癖がついてしまうことも。吠えたら遊びを止め、吠えるのをやめて静かにできたら再開しましょう。
吠えなくても、犬が自分で制御できなくなるほど興奮してしまったら、いったん遊びを中断します。興奮し過ぎる前に休憩などを入れ、クールダウンさせるように気をつけましょう。

●ごほうびをあげすぎない

うまくできたらごほうび(おやつ)をあげる遊びがありますが、ごほうびのあげすぎは肥満の原因に。栄養バランスなどの観点からも適量を守って与えましょう。カロリーの低いおやつを選ぶとよいかもしれません。

●外ではマナーや施設のルールに従う配慮が大切

ドッグランや公園、レジャー施設に犬を連れて行くときは、リードや排泄物の処理についてのマナーを守りましょう。
ほかの飼い主や犬、また犬を連れていない方への配慮は、愛犬家としての基本的なマナーです。

●フローリングの滑りに気をつける

室内で遊ぶときも、犬にとって安全な環境を確保しましょう。危険なものを片付け、段差に注意し、フローリングで滑ってケガをすることのないように気をつけましょう。滑り止め用のラグやマットを敷くなどの配慮が必要です。
参考:犬との暮らし大百科 「犬と一緒に遊びたい!遊び方の種類やポイントを解説!」 アニコム損害保険株式会社

DAIKENのペットにやさしいフローリング・天井材

DAIKENでは、愛犬との快適な暮らしのための製品をラインアップしています。その中から5つの床材と天井材をご紹介します。

●愛犬の足腰にやさしい床材『ワンラブフロアV』

パテラ

ワンラブフロアV』は、小型犬の歩きやすさに配慮し、足腰のことを考えてつくられた戸建用のフローリングです。(※1)
また、よだれやおしっこなどの掃除がしやすく、引っかき傷やおもちゃによる傷にも強い床材です。

●愛犬が歩きやすく階下への音を軽減する『ワンラブオトユカ45Ⅳ(147幅タイプ)』

パテラ

ワンラブオトユカ45Ⅳ(147幅タイプ)』は、小型犬の歩きやすさと歩行時の沈み込み感に配慮した、マンション用の床材です。(※1)
こちらの製品もよだれやおしっこなどに強くお手入れが簡単で、引っかき傷やおもちゃによる傷にも強い床材です。また、床の衝撃音をやわらげる防音床材なので、マンションにお住まいで階下への音を気にされる方におすすめです。
(※1)本製品は小型犬の肉球の滑り抵抗を考慮しておりますが、全てのペット(犬・猫)の歩行に最適とは限りませんのでご注意ください。

●抗菌仕様でやさしい使い心地の和紙畳『ダイケン畳 健やかくん』

パテラ

畳の部屋で犬を飼いたいという方は、和紙畳『ダイケン畳 健やかくん』を検討してはいかがでしょうか。(※2)
カビの発生やダニの増殖を抑える抗菌仕様で、快適に過ごすことができます。小型犬の爪やおもちゃによる傷が付きにくい、撥水性があるので水分・汚れが染み込みにくいなど、ペットとの暮らしに役立つ機能が満載です。カラーバリエーションが豊富なので、畳をインテリアとして取り入れても楽しめます。

●傷や汚れに強く簡単に取り入れられる和紙畳『ここち和座』

パテラ

手軽に畳を取り入れてみたいなら『ここち和座』がおすすめです。(※2)
フローリングの上に置くだけの置き敷きタイプと、フローリングと段差なく組み合わせられる敷き込みタイプがあります。「変色しにくい」「水や汚れに強くお手入れしやすい」「小型犬などの爪やおもちゃによる傷が付きにくい」「カビの発生やダニの増殖を抑える」などの機能を持っており、カラー展開も豊富なので、置き敷きタイプをラグ代わりに取り入れてみるのはいかがでしょうか。
(※2)機械すき和紙を使用しています。コウゾ、ミツマタ等を使用した手すき和紙ではありません。

●消臭・調湿性能付きの天井材『クリアトーン12SⅡ』

パテラ

クリアトーン12SⅡ』は、すぐれた調湿性能で、室内の湿気を心地よいレベルに保ち、さわやかな空気にする天井材です。さらに吸音性能や消臭性能もあわせ持ち、気になるペットのニオイや犬の吠え声、生活音の響きを抑えます。

愛犬との遊びは楽しいだけでなく、運動不足の解消、しつけやマナーを教える、飼い主との信頼関係を深める大切な時間でもあります。愛犬の個性や飼い主のライフスタイルに合った遊びを取り入れ、安全に配慮しながら楽しみましょう。

  • 増山綾乃氏
  • 執筆者

    増山綾乃 (ますやま あやの)
    北海道大学獣医学部共同獣医学課程 修了。
    一次診療施設にて4年間勤務ののち、米国Purdue大学にて客員研究員として勤務。現在はカナダSaskatchewan大学にて獣医師として勤務。

    保有資格:獣医師免許

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  • ダイケン畳 健やかくん

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