クローゼットはワードローブと何が違う?本来の役割や収納術・おすすめアイテム
クローゼットは、日々身につける洋服などを保管するのに欠かせない収納です。新築やリフォームでクローゼットの設置を検討されている方へ向けて、クローゼットの役割や、「ワードローブ」などほかの収納との違い、クローゼットのつくり方やDAIKENがおすすめする事例についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
そもそもクローゼットとは
クローゼットとは、洋服や靴、アクセサリー等をしまっておく備え付けの収納スペースのことです。クローゼット(closet)という言葉は「close=閉める」から由来しています。
ほかの収納との違い
収納 | 定義 |
---|---|
押入れ | 中段で区切られた和室などに用いられる収納で、布団や日用品などを保管する |
ワードローブ | 洋服を保管するための収納 |
クローク | コートやジャケットなどを保管するための収納 |
キャビネット | 箱型の収納の総称 |
チェスト | 引き出しや蓋つきの収納 |
押入れは寝具や日用品、家財等をしまうための収納スペースとして奥行きが深いのが一般的。ワードローブはクローゼットよりも洋服の収納に特化しているのが特徴です。チェストは、日本では箪笥と同様に扱われることが多く、引き出し式のものが主流。クロークはホテルや劇場等で利用する方も多いでしょうが、玄関先など自宅に設置するケースもあります。
クローゼットの役割
・洋服やカバン、アクセサリー等の収納
・湿気・ホコリ・日光等から洋服等を守ること
・プライバシーを守ること
クローゼットは一般的な住宅にはたいてい設置されており、なじみ深い存在といえるでしょう。ここでは、基本的なクローゼットの役割について整理してみましょう。
洋服やカバン、アクセサリー等の収納
クローゼットがあれば、ごちゃごちゃしがちな洋服やカバン、アクセサリー等を一箇所にすっきりまとめられて便利です。身につけるものを一箇所にまとめておけば、身支度も短時間で一度に済ませることができます。
湿気・ホコリ・日光等から洋服等を守ること
洋服は特に、湿気によってカビが生えたり、ホコリを被ってしまったり、日光で色あせてしまったりと、外的要因で劣化しやすいという弱点があります。クローゼットにしまっておけば、湿気などから洋服等を守ることが可能です。ただし、クローゼット内に湿気がたまらないよう定期的に換気する必要があります。
プライバシーを守ること
収納全般に当てはまるのが、プライバシーの保護ができる点です。クローゼットには扉があり、閉めておけば中身が見えないのがメリット。下着類の入ったクローゼットでも、扉を閉めておけば、来客時に慌てて仕舞う必要がなく、私物を見られることもありません。
クローゼットのつくり方
1. 洋服の整理をして、着る服(必要なモノの量)を把握する
2. クローゼットのサイズを決める
3. クローゼットの扉のタイプを決める
4. クローゼットの色柄を決める
クローゼットは、家の中でもある程度大きなスペースを占めます。使い勝手が良く、長く愛用できるクローゼットをつくるためには、事前の計画が大切。工務店に発注する前に、あらかじめ想定しておくとよい項目についてみていきましょう。
1. 洋服の整理をして、着る服(必要なモノの量)を把握する
まず、着ている洋服と着てない洋服を整理し、今後も着る服の量を把握します。着ていない服は人に譲るか、処分しましょう。また、畳んでしまえるものか、シワにならないよう吊るしておきたいものかに分けてそれぞれの量も知っておくとよいです。カバンやアクセサリーに関しても同様に量を把握しましょう。
2. クローゼットのサイズを決める
クローゼットを設置したい場所のスペースを把握しておきましょう。大切な洋服を湿気や圧力による劣化から守るために、通気性の確保も重要です。洋服にしわをつけないためにもゆとりを持って収納できる広さを確保できるとよいでしょう。
3. クローゼットの扉のタイプを決める
・折れ戸
・引き戸
・開き戸
クローゼットの扉は上記の3タイプが一般的。折戸は、じゃばら式に開くため大きく開けられ、かつ扉前のスペースが小さくても設置可能です。ただし開閉に少し力が必要という側面があります。引戸は、左右に開けるため、戸の前のスペースが取れない場所に適していますが、比較的、開口部は小さめです。開き戸は、室内ドアなどにも多く採用されており一般的な扉で開閉にすぐに慣れやすいですが、扉前のスペースを確保する必要があります。
4. クローゼットの色柄を決める
部屋のテイストに合わせて、クローゼットの色柄を決めていきましょう。クローゼットの色はブラウンやブラック、ベージュ、ホワイトが一般的で、DAIKENではスモーキーな色味や、赤みがかったワインブラウンなど個性的なバリエーションもご用意しています。柄は木目調・コンクリート調・レザー調・鏡面のようなグロス調など、表情の異なるデザインが豊富です。
DAIKENおすすめのクローゼット事例
DAIKENでは収納力の高いおしゃれなクローゼットをご提案しており、お部屋の雰囲気や収納量に合わせてオーダーメイドできます。DAIKENが特におすすめするクローゼット事例をご覧ください。
開け閉めしやすい開き戸クローゼットプラン
DAIKENのシステム収納『MiSEL』おすすめの寝室クローゼットです。内部に収納パーツを組み合わせることで、洋服はもちろん、カバンや小物を収納できるスペースも確保。ごちゃごちゃしがちなものをすべて収納することですっきりとした空間を実現します。ブラウンカラーで落ち着いた雰囲気を醸し出し、リラックスできる寝室に仕上げます。
楽に取り出せる折戸クローゼットプラン
DAIKENの『hapia(ハピア)』シリーズの折戸タイプクローゼット。じゃばら式の折戸扉は、左右に大きく開くことができ、その日に着たい洋服を見つけ出しやすい構造です。ハンドルレスタイプにすることで、よりシームレスでインテリア性の高いクローゼットに見えるのも特徴。もちろん、ハンドルを取り付けることも可能です。
狭いスペースにおすすめの引戸クローゼットプラン
DAIKENの『hapia(ハピア)』シリーズの引戸タイプのクローゼットは、前後にスペースがなくても設置できるため、狭いスペースに適したユニットです。扉は木目調がモダンな雰囲気を演出する9つのカラーバリエーション。指はさみ防止仕様の引手も、安全を考えるDAIKENならではの設計です。
ちょっとした空きスペースに設置したい収納プラン
廊下や、使用していないスペースに設置できるDAIKENの『収納開き戸ユニット』。ご自宅に合わせてサイズを設計できるため、階段下などの狭いスペースにも活用可能です。クローゼットとしての利用はもちろん、約100°まで扉を開けられるため、掃除機やキャスター付きバケツなどの収納も楽々。オプションで、ゆっくり閉まる『ラクラクローズ』機能も取り付けられます。
クローゼット内の構造を自由につくれる内部ユニット
クローゼット内の収納構造をカスタマイズできるDAIKENの内部ユニット『FiTIO(フィティオ)』。側面棚柱タイプと背面棚柱タイプの2種類があり、クローゼットの形状や収納物に合わせて棚やラックをセッティングできます。洋服だけでなく、小物やアウトドアグッズまですっきり収められ、物の出し入れがスムーズにできるクローゼット収納が完成します。
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める
カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる
オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
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