キャビネットとは?種類別おすすめ用途や選び方、DAIKENのプランも紹介

キャビネットは、収納に便利な家具でいくつかの種類があります。このコラムでは、キャビネットの種類や、設置場所や収納物に合わせた選び方のポイントを紹介します。さらに、DAIKENおすすめのキャビネットプランを紹介するので、検討されている方はぜひ参考にしてください。
キャビネットとは
キャビネットとは、収納できる箱型のデザイン家具の総称です。ルネッサンス後期にオブジェクトを鑑賞するために作られた狭小の部屋が起源となって、その後、観音開きの扉がついた引き出しのある家具を指すようになったといわれています。現在では、扉のついていないタイプもキャビネットと呼ぶようになりました。
ほかの収納との違い
ほかの収納 | 定義 |
---|---|
サイドボード | 背の低いキャビネット(別名「ローボード」) |
シェルフ | ものを置くために床と並行に設置された棚 |
チェスト | 引き出し収納 |
キャビネットとサイドボードの最大の相違は、高さです。ローボードの別名があるようにサイドボードの高さは膝や腰丈までの低いものを指します。シェルフは、基本的に物を置く台本体を意味するため、キャビネットのような箱型という概念はありません。チェストは、日本でいう箪笥と同じ意味で用いられますが、販売店によっては足つきの箪笥 のみをチェストと分類することもあるようです。
キャビネットの種類
・オープンキャビネット
・両開き扉キャビネット
・引き戸キャビネット
・ラテラルキャビネット
キャビネットは、箱型の収納家具を指しますが、スタイルによって4つの種類に分けることができます。キャビネットに属するそれぞれの特徴と、使い方について見てみましょう。
オープンキャビネット

扉のない、収納棚のみの家具をオープンキャビネットと呼びます。物が見えやすく、出し入れもしやすいのがメリット。本棚やインテリア性の高い見せる収納にも向いています。
おすすめ
用途:本棚・ディスプレイ
両開き扉キャビネット

両開きドアのキャビネットは、開き戸がついたタイプの収納家具です。ドアがついているため、収納するものを安全で清潔に保つことができます。ガラスドアのタイプは中身が認識しやすく、見せる収納としても効果的です。
おすすめ
用途:収納・ディスプレイ・本棚・食器棚・食品庫
引き戸キャビネット

引き戸式キャビネットは、狭いスペースにも設置しやすい収納です。スチール製の引き戸キャビネットは、耐久性や耐火性に優れた特性から、会社での書類保管などに使用されています。
おすすめ
用途:収納・書庫・本棚・食器棚・食品庫
ラテラルキャビネット

書類やファイルを寝かせて格納 するためにやや深さのある引き出しがついている収納家具がラテラルキャビネットです。一般家庭で使用するラテラルキャビネットは、洋服箪笥のようなスタイルを意味することが多く、畳んで収納する引き出し付きの家具がこれに相当します。
おすすめ
用途:書類やファイルの格納・洋服箪笥
キャビネットを選ぶポイント
・使う用途で選ぶ
・置く部屋に合わせて選ぶ
・収納物の量を把握してサイズを選ぶ
・ほかの家具に色調を合わせる
キャビネットは、前述で触れた通り4つのタイプに分かれます。それぞれ適した用途や使い勝手も異なるため、キャビネットを選ぶためのポイントを押さえておきましょう。
使う用途で選ぶ
前述したように、キャビネットにはそれぞれ向いている用途があります。洋服箪笥にはラテラルキャビネット、食器棚であれば両開き扉キャビネットや引き戸キャビネット、本棚であれば、一般的にオープンキャビネットが多いですが、両開き扉タイプや引き戸タイプもよいでしょう。それぞれのキャビネットタイプで使い勝手が異なるため、まずは用途から選ぶことをおすすめします。
置く場所に合わせて選ぶ
部屋 | おすすめのキャビネットの種類 |
---|---|
リビング | ・オープンキャビネット ・両開き扉キャビネット |
ダイニング | ・両開き扉キャビネット ・引き戸キャビネット |
キッチン | ・両開き扉キャビネット ・引き戸キャビネット |
洗面台 | ・オープンキャビネット ・両開き扉キャビネット |
寝室 | ・オープンキャビネット ・両開き扉キャビネット ・ラテラルキャビネット |
書斎 | ・引き戸キャビネット ・ラテラルキャビネット |
キャビネットを用途から選んでいくと必然的にキャビネットの種類が決まっていきますが、置く場所に合わせて考えることも重要です。たとえば、キッチンやダイニングでは、食品や食器といった埃を避けたいアイテムを保管するために、扉付きが向いています。
手を伸ばして取りやすい洗面用品を置く洗面台や、洋服などの収納にはオープンキャビネットも便利です。ラテラルキャビネットは、寝室で使用する洋服箪笥の役割があり、セーターやTシャツを畳んで収納するのに適しています。
収納物の量を把握してサイズを選ぶ
キャビネットに収納したいモノの量と寸法を把握しておきましょう。収納量やモノの寸法を想定することで、キャビネット購入の際に、奥行きや幅、高さを決めやすくなります。同時に開き戸や引き出しを開けるスペースも計算に入れながら、必要となるキャビネットのサイズ感をつかんでおくとよいでしょう。
ほかの家具に色調を合わせる
部屋の雰囲気になじむキャビネットを選ぶためには、他の家具と素材感や色調を合わせることが大切です。家具を増やすと部屋が狭く感じられるため、色調を合わせてすっきりと見せましょう。
DAIKENおすすめのキャビネットプラン8選
キャビネットは、収納とディスプレイを兼ねられるインテリア性にも優れた収納です。設置を検討している方は、今の部屋の雰囲気と調和をとるためにも、これからご紹介するDAIKENのおすすめキャビネットプランをぜひ参考にしてみてください。
省スペースで大活躍の薄型キャビネットプラン

外見のコンパクトさに反して収納力抜群の薄型キャビネットプラン。窓下や廊下などの狭小スペースにもフィットするのが嬉しいところ。扉付きとオープンを半々に合わせることでディスプレイと収納が両立できます。ミニマリストにもおすすめのキャビネットです。
空間を広く見せてくれるワイド収納プラン

ニュートラルな色合いの木目が明るい空間に溶け込む収納プラン。壁面を活用したシンメトリーのテレビ台つきキャビネットなので、部屋全体が広々と見えるのが特徴です。大容量の収納とオープンキャビネットに飾るグリーンのバランスがよく、インテリアが新鮮に映るセッティングです。
リビングにおすすめの大容量収納プラン

リビングは細々としたモノが多く集まる場所です。MiSELの壁面大容量収納プランは、ごちゃごちゃ散らかりがちなモノも収納できます。濃い木目調のキャビネットが風格と落ち着きを醸し出すインテリアに。ダーク色なので大画面TVでも画面が反射する心配なく家族で映像を楽しむことができます。扉が付いていないところは家族の要望に合わせて、ディスプレイスペースや本棚などとして活用可能です。
ダイニングやキッチン向けの食器棚プラン

キッチン周りがすっきりするMiSELのダイニング・キッチン向け食器棚プラン。キッチンで使用する食器や食材が納まる大容量のキャビネットです。埃や雑菌の混入や食器の落下を防ぐためにも扉付きが安心。キッチンに必要なものが一か所に集まり、家事動線もスムーズになる収納キャビネットプランです。
洗面台まわりのたっぷり収納プラン

洗面台がすっきり片付くMiSELの洗面台プランです。ティッシュを入れる箇所やごみ箱を入れられるスペースが内蔵された機能的なユニットで使い勝手のよい設計になっています。タオルなどは出しやすいオープンキャビネット使いで、見た目にも清潔感のある洗面台セッティングです。
寝室におすすめのフロートキャビネットプラン

寝室で収納とディスプレイを可能にするMiSELの寝室キャビネットプラン。床から浮かせたフロート式である上に、奥行き浅めなので、圧迫感なくおしゃれなインテリアとして取り入れられます。壁面を生かしたプチ収納を設置するだけでなく、アートや写真を飾ってセンスの光る寝室を演出することが可能です。
和室に馴染むすっきりキャビネットプラン

和室のアクセントとしても映えるMiSELのキャビネット。目線の高さに収納キャビネットがあることで、座った人が部屋を広く感じられる効果を狙っています。下部の扉が付いていない箇所は飾り棚としてサイズ感もよく、収納スペースのない和室に取り入れたいキャビネットプランです。
書斎にピッタリのデスク用キャビネットプラン

テレワークや勉強机におすすめしたいMiSELのデスクキャビネットプランです。スペースに合わせてアレンジできる自由さが魅力のキャビネットは、お子さんと一緒に机を並べてスタディタイムの共有も。家族構成やニーズに合わせて、キャビネットを組み合わせることができます。
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める

カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる

オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
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