企業のオフィスは第一印象が命! 上質感のある内装で空間ブランディングを

企業のオフィス

リモート会議やオンライン商談、テレワークといった時間や場所にとらわれない多様な働き方が普及した昨今、オフィスは働く場所の選択肢のひとつでしかなく、顧客との商談の際に使用する場所となっているケースも増えています。
そのため、顧客にわざわざ足を運んでもらったり、あえて従業員が出社する意義があるオフィス環境づくりが求められつつあります。
そこで今回は、顧客・従業員の双方に価値を感じてもらえるための、オフィスブランディングについてご紹介します。

オフィスブランディングとは?

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オフィスデザインにブランディング要素を取り入れて会社を再構築することをオフィスブランディングといいます。オフィスを単に働く場として機能させるのではなく、企業ブランドの価値を高めて、顧客の信頼を獲得しつつ、社員のモチベーションが上がる働きやすい空間へと生まれ変わらせる手法です。伝えたいイメージや将来のヴィジョンを発信する場所としてオフィスを積極的に活用することで、企業のイメージアップや成長を促します。

オフィスブランディングを成功させるには

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顧客と企業の交流スペースとなるオフィスでは、来客の第一印象でCI(コーポレート・アイデンティティ)が伝わる空間づくりが重要です。そのためには、企業の理念や価値観、ヴィジョンといった企業がモットーとして掲げているものを明確に具現化して設計者へ伝え、空間で表現する必要があります。

このプロセスで大事なのは、経営者や上層部だけではなく一般社員も含めた幅広い層の声を拾い上げてブランディングを進めることです。ブランディング作業では目標達成に向かって社員同士の交流が活発になるため、新しいアイデアが生まれやすくなり、社内の一体感やモチベーションが高まります。企業ブランドの価値観を社員に浸透させて内側からブランド力を強めていくことが、オフィスブランディングを成功に導く大きな鍵になります。

上質な空間ブランディングづくりは何にこだわるべき?

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上質感のある空間ブランディングを実現させるには、プランやデザインにおいて押さえておきたいポイントが3つあります。それぞれ見ていきましょう。

・第一印象の決め手になるエントランスは特に重要
来訪者が最初に目にするオフィスのエントランスは、企業の印象を左右する重要な場所です。単に業務を行う場所として捉えるのではなく、企業の特色や価値観を伝えるメッセージ性の高いスペースとしてデザインやレイアウトに気を配りましょう。エントランス空間をブランディングの軸として、企業のコンセプトやヴィジョンを視覚的に訴えることで、言葉で伝えなくても自社ブランドの世界観や価値をPRできるようになります。

・カラーリングや建材選びだけでなく照明にもこだわりを
自社のコーポレートカラーを基調とした配色や建材で内装をデザインして企業の特色を打ち出すのはもちろんのこと、企業イメージに合う照明を取り入れて空間の印象を高めましょう。照明は内装のイメージアップに高い効果を発揮します。光の演出で建材の色や素材の美しさを際立たせ、陰影や奥行き感をつくることで、上質な空間に仕上がります。

・アクセント効果の高い建材を取り入れる
上質感のある空間演出のために、アクセント効果の高い建材を取り入れることもおすすめです。天井に木目調のルーバー、壁には立体感のある装飾壁材などをポイントで設置するだけでも空間の印象は大きく変わります。メタリック調の部材なども、高いアクセント効果が期待できます。

新しい働き方が進むにつれて、オフィスは企業のブランド力を高める場としての重要な役割を担うようになりました。お客様に何を伝えたいか、どのようなイメージを持ってもらいたいかといった、外部への見せ方に重点を置いた企業イメージを高める内装デザインが求められています。オフィスの移転やリニューアルする際には、空間ブランディングを導入して企業価値が高まる空間づくりを目指しましょう。

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