室内ドアで部屋をおしゃれに彩る!
ドアの選び方&失敗しないポイント

※掲載している画像は、記事の内容をわかりやすくするイメージであり、実在する製品や実現するものとは異なる場合があります。
部屋同士の間仕切り部分を室内ドアでおしゃれに演出しませんか? 室内ドアには素材やカラーなど選ぶポイントがたくさんあります。そこで、室内ドアでインテリアをワンランクアップさせるためのドア選びと失敗しないためのポイントを解説し、おすすめしたいスタイリッシュなDAIKEN室内ドアもあわせてご紹介します。
おしゃれな室内ドアがもたらす効果
室内ドアは、部屋と部屋をつなぐ通路の役割を担っていると同時に、家の中で注目を集めるフォーカルポイント(目を引く場所)に設定することもできます。フォーカルポイントとは“目を引く場所”のことで、空間の印象を決めるインテリアの大きな要素の1つです。インテリアとドアの一体感があると、室内のおしゃれ度もグッと上がるでしょう。
メーカーが教えるおしゃれな室内ドアの選び方観点
室内ドアは、素材によって見え方も異なります。室内ドアを選ぶ際に基準となるポイントについて解説します。
素材で選ぶ

室内ドアの素材には、木材、樹脂シート仕上げ、アルミなど様々なタイプがあります。
本物の木にこだわるなら、無垢材や天然木突板を使ったドアに注目してみましょう。室内を温かな雰囲気にしながら、経年による変化も楽しめます。
一方、樹脂シート仕上げのドアは色柄が豊富で汚れがしみこみにくく、お手入れしやすいのがメリットです。軽くて開閉しやすく、お掃除が簡単なアルミも室内のアクセントになる素材です。
カラーで選ぶ

室内ドアをカラーで選ぶ方法もあります。素材同様にカラーバリエーションも豊富です。室内インテリアと調和させるか、それともアクセントを加えるかを決めて、おしゃれに見せるという視点からカラーを選んでみましょう。
床や壁、家具などの色にあわせて、空間としての統一感を出す同色系コーディネートや、色合いに差をつけることで対比を演出するコントラストコーディネートも楽しめます。
デザインで選ぶ

室内ドアの種類は主に、引き戸、開き戸の2種類が一般的ですが、扉のデザイン、ガラスやアクリル板など使用するパーツの材質、角窓や鏡板(パネル)など、装飾によって部屋の雰囲気が変わります。
また遮光性、遮音性や通気性といった機能性をあわせ持つ室内ドアもあるため、様々な要素を踏まえて選ぶことも重要です。
ハンドルで選ぶ

ドアハンドルも、室内ドア選びのポイントの1つです。一般的な室内用のドアハンドルは“握り玉”と呼ばれる丸い形状のノブと、力をかけずに開閉できるレバーハンドルがあり、近年ではレバーハンドルが主流になりつつあります。また、鏡面調、艶消しなど素材の質感や、デザイン性の高い形状のハンドルなど豊富なラインアップから選択してドアにアレンジを加えると、室内の雰囲気が変わるでしょう。
高さで選ぶ

一般的なドアよりドア本体の高さがある天井高用の室内ドアは、開けた時の開放感がアップします。床から天井まで続く縦のラインは、お部屋をスタイリッシュに見せてくれます。
ガラス(採光部)で選ぶ

採光部があるタイプの室内ドアやガラス入りのドアにすると、廊下や続きのリビングなどに光を取り入れることができます。ステンドグラス風やアンティーク調などは、色彩豊かな光が入り、個性的なインテリアとなるでしょう。クリアタイプや模様の入ったデザイン採光板などバリエーションも豊富です。採光部の素材やデザインによって入る光のやわらかさや雰囲気が異なり、お部屋の印象も変わります。
お困りごとで選ぶ ドアを閉める音がうるさい、ペット用のドアがほしい!
ここまでは、おしゃれな室内をつくるという視点から室内ドアの選び方を見てきました。次は、暮らしのお困りごとへの対策という機能性の観点から、ドア選びのポイントを見ていきます。

ドアを閉める音がうるさい場合に選びたいドアのポイント
ドアはゆっくり静かに閉めれば音を小さく抑えられますが、それでもドアを閉める音が気になる場合は「静かに閉まる機能付きのドア」を選んでみてはいかがでしょうか。
例えばドアクローザー付きの室内ドアは、バネの反発力とオイルの粘り気によってドアのスピードを遅くし、静かに閉まるように調整されています。
静かに閉まるドアをお探しの方にぴったりなのが、DAIKENの『ラクラクローズ』機能が付いたドアです。『ラクラクローズ』はドアをゆっくり引き込む機能で、戸先側と戸尻側に装備されているので、室内ドアを開ける時だけでなく閉める時のスピードも調整できます。
生活音の音漏れを軽減できるドアを選ぶ
換気のためドアは隙間が空くよう設計されており、部屋の中の空気はドアを閉めても外に出ていきます。音は空気の振動のため、空気を通る隙間から漏れる音は、一般的なドアで完全に防ぐことは難しいです。
生活音が気になる場合は、音漏れに配慮した室内ドアを検討すると良いでしょう。
DAIKENの『音配慮ドア』は、室内の音漏れを約30~50%軽減できる室内ドアです。特殊気密パッキン、気密パッキン付き戸当り、ドア下の『エアタイト』パッキンが部屋の気密度を高めるほか、標準搭載の「消音ラッチ」で開閉音も抑えられます。
モダンなデザインやカラーのバリエーションが揃っているので、おしゃれで機能性の高い室内ドアを選びたい人にぴったりです。
ペットにも配慮できるペットドアを選ぶ
ドアの前に座り、ドアを開けてほしいと催促するペットの鳴き声に、作業を中断して駆けつけた経験がある方は多くいらっしゃるでしょう。ペットの自由を優先して室内ドアを開けっ放しにしたいところですが、冷暖房費を考えると悩ましいものです。
そんな方におすすめしたいのが、ペットドア付きの室内ドアです。DAIKENの『ペットドア』は、ペット用のくぐり戸が付いたおしゃれなリビングドアです。
くぐり戸は小型のペットが出入りしやすいサイズで、行き来を制限したい時に使用するロック機能が付いています。また、『ペットドア』のレバーハンドルを犬や猫のデザインに変更したり、肉球デザインの小窓付きにしたりと、アレンジを楽しめるオプションも充実しています。

おしゃれな室内ドア選び 失敗しないためのポイント
前述で室内ドア選びをマテリアルな観点から解説しましたが、ここではインテリアとしての調和を考慮した選び方を見ていきましょう。
お部屋のテイストとあわせる
室内ドア選びでは、部屋の内装にマッチしたスタイルを選びましょう。シックモダン、ナチュラルモダン、スタイリッシュモダン、エレガントモダン、モダンヴィンテージ 、ヴィンテージミックス、ソフトカントリー、エレガント、クラシック、ジャパネスクなどインテリアの雰囲気に調和する室内ドアを選ぶと統一感が出せます。
床か壁を目安にする
室内ドアは、床と壁のどちらか一方にスタイルをあわせて馴染ませると部屋全体がすっきりとおしゃれに見えます。
空間全体の配色を意識する
室内ドアを選ぶ際は、部屋全体の基調色を意識してみましょう。木目調のベージュ系、あるいはモダンなグレー系やダークブラウン系など、色調をあわせると、シームレスでおしゃれな空間になります。
室内ドアを差し色として使う
室内ドアを差し色として使うのもおしゃれです。白い壁にネイビーや赤、グレーなど異色のドアが加わることで部屋が引き締まり、センスの良さを感じさせるインテリアになるでしょう。
DAIKENのおすすめ室内ドア建材
DAIKENでは、おしゃれな室内ドアのラインアップが豊富です。室内ドアを交換して、空間のイメージチェンジをしてみてはいかがでしょうか。
hapia(ハピア)

多彩なデザインで暮らしを豊かに彩る室内ドア建材『hapia(ハピア) リビングドア』。
部屋に馴染みやすく飽きのこない『hapia』の51デザイン(各9色)をはじめ、イキイキとした木目が美しい『hapia トレンドウッド調』10デザイン(各7色)や、異素材コーディネートを叶える『hapia ソリッド調』7デザイン(各4色)などがあります。ほかにも『hapia レザー調』11デザイン(各2色)や『hapia グロス調』11デザイン(各1色)など、様々なデザインや色柄が勢ぞろい。お好みにあわせた幅広いインテリアテイストの実現が可能です。
開き戸(片開きドア/トイレドア/親子ドア)

使いやすさと豊富なバリエーションが魅力の『hapia リビングドア 開き戸』。
さらに、ドアサイズやレバーハンドル、採光部、消音ラッチに至るまで、室内の環境と使う人のニーズに応えるカスタマイズが可能です。
アウトセット吊戸(片引/引分)

バリアフリーリフォームにもおすすめ『hapia アウトセットドア』の吊戸タイプ。開き戸をスライドに変えるなら、施工も簡単な吊戸がおすすめです。床にレールがない分、掃除や移動もスムーズにできます。ドアをゆっくりと引き込む『ラクラクローズ』標準装備で、開閉もストレスフリーです。
室内ドアでおしゃれな空間を演出しよう
室内ドアが変わるだけで、部屋の印象は大きく変わります。DAIKENでは、色柄バリエーションが豊富で多様なインテリアにマッチする室内ドアだけでなく、機能性を重視したシリーズなど様々なドア建材を数多く取り揃えています。お部屋の雰囲気を変えてみたいという方は、ぜひ一度DAIKENにご相談ください。
※ここに掲載されている情報は2025年2月時点のものであり、最新の情報と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
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監修者
淀川 美和(よどがわ みわ)
株式会社アートアーク一級建築士事務所代表。一級建築士、インテリアコーディネーター、2児のママ建築家。「ママをきれいにする空間づくり」 をミッションの一つに掲げ、住宅・店舗・ホテル等の設計、内装コーディネート、メディア出演等を行う。自身も仕事と家事と育児のバランスをとりながら、忙しいママがいかに快適に家族と暮らせるかに焦点をあてつつ「お部屋のコンシェルジュ」として皆さまのお役に立てるよう奮闘中。
保有資格:一級建築士、インテリアコーディネーター、建築士会インスペクター、健康住宅アドバイザー、整理収納アドバイザー2級、アロマ検定1級