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フローリングが滑る! その対策法と高齢者にやさしくペットが歩きやすい床リフォーム

フローリングが滑る! その対策法と高齢者にやさしくペットが歩きやすい床リフォーム

なんだか最近、フローリングがツルツルと滑りやすい……と感じることはありませんか?
もしそうであれば、万が一のことも考えて事前にできる対策を早めに考えておきたいものです。
特にご家族に高齢者や小さなお子さんがいらっしゃる方、ペットを飼っている方などは、早め早めの対処で安心できる生活を手に入れましょう。

そこで今回は、フローリングの滑り防止対策や、将来に備えて考えておきたい床リフォームについてご紹介いたします。

滑りやすい床は放置すると危険!

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東京消防庁の調べによると、2015年からの5年間で、65歳以上の高齢者が救急搬送された事故の約82%が「ころぶ」事故(※事故種別が「その他」「不明」なものを除く)であり、その数は年齢とともに増加する傾向にあります。
そして、「ころぶ」事故全体の約56%が住宅内で発生(2019年度中)しており、発生場所は「居室・寝室」が最も多いという結果が出ています。
(※東京消防庁「救急搬送データからみる高齢者の事故」令和元年

その原因のひとつとして考えられるのが、フローリングの滑りやすさ。床が滑りやすいと、普段生活していても不安定になりやすく、無意識に足に力が入ってしまいます。そうなると関節や足腰に負担がかかるだけでなく、転倒した際に思いもよらない重大なケガに繋がる可能性も。特にお年寄りが骨折した場合、後々、介護などに繋がることも考えられ、家族にとっても大きな問題になりえます。

また滑りやすいフローリングで足腰に負担がかかってしまうのは、ペットも同様。特に小型犬や子犬は股関節を痛めたり、滑って脱臼・骨折などの怪我をしたりしてしまうこともあります。愛するペットと長く一緒にいるためにも、できれば早めに対処していきたいですね。

床を滑りにくくするための対策法とは

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それでは、フローリングを滑りにくくするためには、どのような対策をする必要があるのでしょうか。
いくつか対処法をご紹介します。

床についた油汚れはきれいに掃除する
調理の際の油は目に見えないところにも飛び散ることがあります。気づかず放置しておくと、スリッパや靴下に付着して広範囲に広がりやすいため、こまめな掃除を心がけましょう。

ワックスを定期的にかけなおす(※ワックスがけが必要な床材の場合)
フローリングのワックスがはがれてくると滑りやすくなる原因になります。ワックスには滑り止めの効果のほか、床を傷から守ったり目立たなくしたりする効果もあるため、1年に1回ぐらいのペースで定期的にかけなおすことをおすすめします。

コルクマットやジョイントマットを敷く
滑り防止のためには、コルクマットやジョイントマットも有効です。
ほどよいクッション性が足腰への衝撃を軽減、万が一の転倒の際にもダメージを和らげてくれるメリットがあります。
ただ置く場所によっては段差ができるため、お年寄りのいるご家庭では注意が必要になってきます(マットの種類によっては、フローリングが変色する恐れがありますので、選定にはご注意ください)。

経年劣化による滑りには床リフォームが安心
10〜20年と経年劣化したフローリングは、床の表面が摩耗してさらに滑りやすくなる可能性があります。
より安心感を得たい方や、将来に備えておきたい方には、床リフォームを考えてみるのもひとつの方法です。
ワックスのかけ直しが面倒な方は、ワックス不要タイプの床材を選ぶ手もあります。

高齢者やペットに配慮した床リフォームを

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より安心できる床リフォームをお考えなら、将来の生活環境の変化にも対応できる機能的な床を選ぶと良いでしょう。

たとえばDAIKENの提案する滑りに配慮した床材『おもいやりフロアⅣ』もそのひとつ。滑りにくいだけでなく、車椅子やキャスター付きの椅子、杖などによる傷や凹みがつきにくい為、高齢者の歩行や介護にも適した床材です。
さらに抗ウイルス機能『ビオタスク』を付与した床材『おもいやりフロアⅣ-VS』は、製品上に付着した特定ウイルス数を99%以上減少させる性能があり、より安心感のある床材として注目を集めています。

また滑りやすいスペースと言えば、洗面所もそのひとつです。洗面所の床は濡れていても一見わかりにくく、うっかり踏んで滑ってしまいがちです。
しかしDAIKENの専用床材『洗面専用フローリング スリップケア』なら、濡れていても滑りにくく、目地の少ない巾広サイズを採用しているため、水や汚れが浸透しにくいのも魅力。お掃除やメンテナンスの負担も軽減されます。

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また、大切なペットの健康のためにリフォームをお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そのような方向けに、DAIKENでは小型犬の歩きやすさに配慮した床材『ワンラブフロアⅣ』をご用意しています。
滑りにくいだけでなく、ひっかき傷がつきにくく、吐き戻し・おしっこなどの汚れにも強い機能性の高さが特徴です。

ほかにも既存の床の上から貼り付けができる『ワンパークフロアスリムⅣ』もリフォームで取り入れやすくておすすめの床材です。
ペットに適した機能性はそのままに、厚さ4mmと扱いやすく、両面テープのみでも設置できるなど施工性に優れています。

なお、今回紹介したDAIKENの床材は、いずれもワックスがけが不要なタイプなので、お手入れもカンタンです。

いかがでしたか? “床の滑りやすさ”は、毎日の暮らしの中に潜む危険要素となりえます。はやめに対処しておくことで家族やペットの健康を守ることができるなら、それに越したことはありません。ぜひ今できることから、試してみてはいかがでしょうか。

※製品に関する「ご注意」は下記ページをご参照ください。
【関連製品コンテンツ】
『おもいやりフロアⅣ』 ⇒ 詳しくはこちら
『おもいやりフロアⅣ-VS』 ⇒ 詳しくはこちら
『洗面専用フローリング スリップケア』 ⇒ 詳しくはこちら
『ワンラブフロアⅣ』 ⇒ 詳しくはこちら
『ワンパークフロアスリムⅣ』 ⇒ 詳しくはこちら

【関連製品カタログ】
2022-23部位別(分冊版)1:床材 床暖房 ⇒ 詳しくはこちら
ペットと暮らす 2022-23 ⇒ 詳しくはこちら

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