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かかりつけ医として選ばれる病院・クリニックと選ばれない施設の違いとは? 患者が気にするポイント

世界でもっとも高齢化が進行している日本。加えて2008年をピークとして総人口の減少も始まっています。病院やクリニックへの影響も大きくなることが予想されており、安定した病院経営をするために、かかりつけ医として選ばれることが重要となってきます。
そこで今回は、地域住民にかかりつけ医として選ばれるには何が必要なのかを考えていきましょう。

かかりつけ医は患者様が選ぶ時代に

近年、「2025年問題」という言葉が頻繁に取り上げられています。団塊の世代が後期高齢者になる2025年に日本はさらなる超高齢化社会を迎えます。社会保障費の急激な増加を防ぐため、国はさまざまな政策を導入しようとしています。たとえば後期高齢者の負担割合の見直しが行われることによって、病院・クリニックの経営に影響があることは容易に想定できるでしょう。そのため、今のうちからできる対策をたてておくことが大切です。

●選ばれる病院・クリニックを目指す

病院・クリニックを取り巻く環境に大きな変化が訪れた際に、安定した経営を続けるためには、今以上に患者様から選ばれる病院・クリニックを目指すことが重要です。
まず大切なのは、医師・スタッフともに患者様への気配りを怠らないことです。誰か1人でも接遇態度が悪いと病院・クリニック全体のイメージが低下してしまうため、日頃からの接遇向上への取り組みを行うべきでしょう。
接遇向上については、下記記事もご参照ください。
⇒「病院・クリニックの印象は受付で決まる?! 接遇向上とデザイン・機能性の両立

●かかりつけ医として選ばれる施設づくりとは

かかりつけ医として選ばれるクリニックでは、ソフト面だけではなくハード面での工夫も大切になります。
ハード面といえば感染症対策や最新の医療機器と考えられがちです。しかし現在ハード面でもっとも注目を集めているのが、クリニックの内装デザインです。

患者様が気にする病院の内装は?

かかりつけ医

具体的にはどのようなクリニックの内装が好まれているのでしょうか。日常的に病院やクリニックを利用している患者様103人へアンケートを実施しました。
アンケート結果からわかった患者様が求める内装のポイントについて、くわしく見ていきましょう。

●清潔感と安心感

質問1.病院・クリニックの内装に求めることは何ですか?

かかりつけ医

病院やクリニックの内装において清潔さの次に求められているのが、安心感や落ち着いた雰囲気ということがわかりました。
特に病院やクリニックを訪れた患者様が長く過ごす待合室では、不安を取り除く安心感のある内装デザインが好まれる傾向が高いです。

●落ち着いた木目調のデザイン

質問2.病院・クリニックの内装について、もっともお好みのテイストはどれですか?

かかりつけ医

木目のぬくもりを感じる、ナチュラルモダンテイストが多くの患者様から好まれています。
ナチュラルモダンスタイルではアースカラーと呼ばれる色が使用されることが多いです。土や植物などを連想させるアースカラーによって、落ち着いた安心感のある空間に仕上がります。木目柄を使った温かみのあるナチュラルモダンなテイストは、患者様の不安に寄り添い和らげる院内の内装におすすめです。

●病院やクリニックの印象を左右するドア

質問3.診察室や病室のドアの機能やデザインで、その病院・クリニックの印象は変わりますか?

かかりつけ医

ドアの機能やデザインによって印象が変わるという患者様が約半数を占める結果となりました。病院やクリニックでは、おしゃれなデザインだけではなく患者様にやさしい性能も求められます。

患者様の信頼獲得には院内設備も重要

かかりつけ医

選ばれるクリニックの内装や設備には、清潔感だけではなく安心感がある落ち着いたデザインと患者様に配慮した性能が必要です。

●選ばれるクリニックにはデザイン性も重要

居心地のいい内装デザインを計画するためには、トータルコーディネートが必要です。せっかく院内を温かみのあるナチュラルモダンな空間に仕上げても、真っ白なドアを設置しては冷たい印象になってしまいます。ぬくもりや癒しを感じさせる、木目柄を活かしたドアを取り入れてみてはいかがでしょうか。

●医療機関に合った性能とデザインを持つドア

また次のようなアンケート結果もあります。

質問4.診察室や病室のドアにどんな性能・機能があると安心ですか?

かかりつけ医

自動開閉・開閉アシスト機能が、抗ウイルス・抗菌性能を上回る結果となっています。病院やクリニックでは、ドアの開閉をサポートする機能があると患者様から便利だと評価されていることがわかります。空間を仕切るドアは院内の印象を大きく変えるだけでなく、患者様の利便性にも関わる重要な設備ですので、積極的に改善していきたいポイントです。

病院・クリニックが2025年問題を乗り切って患者様から選ばれるためには、患者様への心配りに加えて、内装や設備などのハード面の見直しをすることも大切です。特に、落ち着きと安心感のある木目柄を意識した内装デザインを取り入れることは、患者様の満足度の向上へつながります。
ぜひ今回の記事を参考に、院内の内装や設備を見直してみてください。

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