お手入れ製品「DKワックスネオ」のご使用方法
優れた耐水性、高密着性能を実現、抗菌タイプの水性ワックス
この製品の特徴
- WPCの床からファインコート、スーパーファインコート、旧名称ネオテク加工製品まで幅広く対応。
- 水がかかっても白化することはほとんどありません。
- 床表面にワックス被膜をつくるので、床をキズ・シミ・汚れから保護します。
- 普段のお手入れも、拭き掃除だけでグッとラクになります。
- 環境・健康に配慮した低VOC仕様です。
- 弊社製品にはワックス不要のフロアーもございます。ワックス不要のフロアーにワックスを使用されますと、ワックス膜で床材の持つ表面性能が隠れてしまいますのでご注意ください。
また、ワックス不要のフロアー(「鏡面調」または「高光沢」のみ)にワックスを掛ける場合は必ずDKワックスネオをご使用ください。他のワックスを使用すると床表面がはじいて塗りムラになる場合があります。
- 用途
WPCの床、木製床(環境仕上げ床・化粧シート床) - 使えない床
油加工された床(オイルステイン・ロウ仕上等)、水性・油性ワックス等を使用した床、塗装されていない木の床(白木床等)、特殊な床(ウルシ、鏡面仕上等)、石床
ご使用方法
ワックスがけは、フロアー表面の保護・艶出しのために半年に1度行いますと美しさが長持ちします。
- ワックスをかける場合は、天気の良い日を選び、窓を開けて風通しを良くしてください。室内温度5℃以下の時や湿度が高い日は避けてください。
- 掃除機などでフロアー表面、目地のゴミやホコリを取り除きます。洗浄液やワックス剥離剤を使用される場合は、使用上の希釈率をを守り、目立たない部分で確認してご使用ください。また、洗浄液やワックス剥離剤をフロアー表面に多量にまき散らすと、フロアー目地部のふくれや床鳴り等の原因となることがありますので、絶対にしないでください。
- フロアーの表面、目地部を完全に乾かしてからワックスを塗ってください。
- ワックスを洗面器などに移し、きれいなぞうきんに含ませ、しずくが落ちない程度に絞って目地にワックスが溜まらないように木目に沿って薄く、ムラなく塗ってください。ワックスをフロアー表面に多量にまき散らすと、フロアー目地部のふくれや床鳴り等の原因となることがありますので、絶対にしないでください。
- ワックスが完全に乾くまで自然乾燥(20~60分程度)してください。ワックスが完全に乾くまでは、上を歩かないでください。
- ツヤだしのためのカラ拭きはいりません。
- 初めて塗るときは、よく乾かして、合計2回塗りしてください。
- 塗膜が乾かないうちに重ね塗りをしますと、ツヤがでません。
ご使用上のご注意
- 用途以外には使用しないで下さい。家具や建具には使用しないで下さい。
- 子供の手の届く所に置かないで下さい。
- 万一飲み込んだ場合は、吐かせずにすぐ医師に相談して下さい。
- 換気をよくして、使用して下さい。
- 床の材質により質感の変化や密着しないものがあるので、必ず目立たない所で試してから使用して下さい。
- 塗布時は炊事用手袋等を使用して下さい。
- 床暖房は電源を切り、床面が冷めてからワックスを使用して下さい。
- ワックスが目に入ったり、皮膚に付いた場合はすぐに充分な水で洗い流す等の応急処置をして、医師に相談して下さい。
- 使用後の雑巾は、乾かないうちによく水洗いをして、乾かせば再度利用できます。
- 使用後は蓋を必ず閉め冷暗所で保管して下さい。その際凍結させないで下さい。
- ワックス塗布前は必ず洗剤拭きと水拭きをおこなって下さい。表面の汚れや油分により塗りムラになる恐れがあります。
- 気温の低いとき(約5℃以下)、雨天など湿度の高い日の使用は出来るだけ避けて下さい。
- ワックスを直接床にまかないで下さい。
- 古いワックスと新しいワックスをボトルに混ぜて保管することは絶対にしないで下さい。
- 容器に移したワックスはボトルに戻さないで下さい。
- ワックスを使用されますと、ワックス膜で床材の持つ表面性能が隠れてしまいますので、ご注意下さい。
普段のお手入れ
日常のお手入れ
- 乾いたぞうきんでカラ拭きしてください。水拭きをする場合は、固く絞ったぞうきんで拭いた後、必ずカラ拭きをして水分を拭き取ってください。濡れぞうきんを頻繁に使用したり、水分が床に残っていると、床と床の隙間から水が浸入し、表面にシミやヒビ割れが生じることがありますのでご注意ください。
ひどい汚れがついたとき
- カラ拭きでゴミやホコリを取り除いたあと、固く絞ったぞうきんか、住宅用洗剤(中性)や中性の床クリーナーをふくませたぞうきんで汚れを拭き取ってください。汚れがひどい場合は、アルコール(エタノール)をふくませたぞうきんやタオルで拭いてください。但し、濡れぞうきんを頻繁に使用すると表面にシミやヒビ割れが生じることがありますのでご注意ください。シンナーやベンジン、漂白剤などをご使用の場合は、適切な希釈が必要になります。適切な希釈を行わないで薬品を使うと床表面の変色、変質の可能性があります。これらの薬品をご使用の場合は補修業者やクリーニング業者などとよくご相談ください。また、強アルカリ性のクリーナーは変色する場合がありますので使用しないでください。
- 表面のつやがなくなったときは、水拭きしてからワックスを塗って下さい。汚れのひどい場合は、床用洗剤を使用し、ワックスを剥がしてから再度ワックスを塗って下さい。
- 塗りのムラやひどく汚れてしまった場合は、リンレイ社製「オール床クリーナー」でワックスを落としてから、あらためて塗り直して下さい。
- ムラやすべりの原因になるので化学雑巾等は使わないで下さい。
- ワックス効果は床の材質により異なります。又、ペットの有無等で床表面のスリ傷による劣化によっても違いがあります。
- アルコール・薬剤・食器用洗剤等でツヤが落ちる場合があります。