靴を収納するだけではもったいない“玄関前の収納“! 玄関から時短! 多忙な朝を快適にするリフォームとは
自分の出勤準備に加えてお弁当や朝ごはん作り、登校準備や子どもの送迎などが重なり、毎朝あちこちの部屋を移動してバタバタの状態で家を出ている方は多いと思います。しかし、少しの意識改革と玄関前の収納リフォームで、多忙な朝を快適にできる可能性があります。
それぞれが身仕度するための動きがスムーズにいかない。
家族の出かける時間が重なっていて、いつも玄関前が混み合ってしまう。
そんな悩みをお持ちの方は、まず家族全員の動線を見直してみてはいかがでしょうか。
動線というのは「生活動線」のことで、家事をする際に使う「家事動線」、トイレや洗面所、浴室など、主に水回りを利用する時に使う「衛生動線」、お客様が玄関からリビングまでに通る「来客動線」、通勤・通学の支度をするために移動する「通勤動線」などがあります。
その中から今回は朝の忙しさを解消するため、「通勤動線」に着目してみたいと思います。また、通勤動線が必ず経由する玄関前の収納スペースを見直し、通勤時間を時短化するためのヒントもご紹介します。
まずは家族それぞれの動線をチェック!
毎朝、出かける前に行う動作は人それぞれですが、洗顔や朝食などのようにある程度共通する行動も多く、その動線もほとんどがパターン化されています。
互いのタイミングを少しずつずらすと動きがスムーズになり、特定の場所で混雑することもなくなります。
結果として時短に繋がり、時間にも気持ちにも余裕が持てることでしょう。
そのためにはまず、家族全員が朝の「通勤動線」をお互いに把握することです。洗面所、トイレ、食事を摂るためのダイニングなど、全員が同じ場所をより効率的に使うための順番や時間を決めることから始めてみましょう。
生活動線に合わせた部屋の収納、鍵は玄関前にアリ
それぞれの動線が確認できたら、次は収納の配置を考えていきます。
収納場所を考える時は、家族ごとに部屋でも使うものと外出時にしか使わないものを分けてみましょう。
子どものものは全て子ども部屋、洋服は全てクローゼット、などと決めてしまうより、使う時に合わせて収納場所を決める方が効率的です。例えば毎朝使うドライヤーは部屋より洗面所に置いている人が多いはず。基本的な考え方はこれと同じです。
今回はその中でも通勤時間の時短に直結する玄関収納に注目します。
玄関前収納を活かすことのメリットとは
玄関前の収納スペースを活かすことで、通勤前の身支度がスムーズになるメリットがもたらされます。
通勤時にしか使わないものを家の中に片付けてしまうと、出かける前に一度戻らなくてはならなくなり、通勤動線が複雑になってしまいます。また、家の中に通勤グッズを片付けてしまうと、いざという時どこにしまったか思い出せなくなります。朝の忙しい時に部屋をあちこち探すのは、大きなタイムロスにつながるでしょう。
そこで、通勤時に使うものを入れる場所は、玄関前の収納スペースと決めて、家の中にしまわないようにしてみてはどうでしょうか。
次のものは玄関前の収納スペースに置いておく方がすっきりします。
●アウター(コートや上着など)
●帽子
●マフラー、ストール
●アクセサリー
●傘、レインコート
●マスク、除菌スプレー
●ティッシュ
●手袋
※靴は玄関に置いておくことが多いと思います。しかし、長期間はかない靴は湿気が少なく、換気しやすい部屋で保管しましょう。部屋に保管する方が玄関の収納スペースにも余裕が出ます。靴は部屋にあるクローゼットの中で除湿剤と一緒に保管しておくと良いでしょう。玄関前に収納スペースを設けることは、通勤時間の時短に役立つだけでなく、様々なメリットを生み出します。
まず、コートなどの上着、帽子、マフラーなどを室内に持ち込まなければ、ホコリやウイルス、花粉の侵入を防ぐことができ、室内の収納スペースを節約することにもつながります。また、外で使うものをまとめて置いておくと、通勤時の忘れ物を防止するメリットももたらします。ついつい忘れがちになってしまうマスクやティッシュは、なるべく見える位置に置いておくのがポイントです。
玄関の靴箱をリフォームして収納量を増やすためのヒント
玄関前の収納が重要だと分かっていても、「玄関の収納場所と言えば靴箱しか思いつかない」という人も多いのではないでしょうか。そんな時は、靴箱をリフォームして玄関前の収納量を増やしましょう。
靴箱のリフォームにはいくつかのパターンがあります。
上に物を置ける靴箱がカウンタータイプ。カウンタータイプの靴箱にリフォームすれば、花や絵画を飾るスペースが生まれ、圧迫感をなくすこともできます。靴箱と一緒に吊戸棚を壁の上部に設置できるセパレートタイプもあります。
靴箱の設置方法は床に接したセットオン施工と、床から浮いた状態にするフロート施工の2種類があります。安定感があるのはセットオン施工、モダンな雰囲気と開放感を持つのはフロート施工です。
部屋や玄関前のスペースを、雰囲気に合わせてリフォームしましょう。
玄関前の収納スペースを広げる魅力的な靴箱リフォームの建材
靴箱のリフォーム用建材としておすすめなのが、DAIKENの『hapia(ハピア) 玄関収納』シリーズです。デザインやカラーバリエーションが豊富なので、玄関・部屋の雰囲気に合うものを選びやすいですよ。収納をより便利にするオプションパーツも数多く揃っています。玄関前を自分好みにリフォームして、デザイン性の高い空間を創り出せるのが大きな魅力です。
オプションの『ハンガーユニット』(上記画像内、左の収納)は、服の出し入れがスムーズなオープンタイプとなっています。コートなどのアウターを収納する時はオープンタイプが最適です。出し入れが簡単で効率よく動けますし、家族全員のコートもすっきりと掛けられます。朝の時短にうってつけの収納リフォームが可能です。
場所を取るものの収納には玄関収納に設置できるDAIKENの『トランクユニット』がおすすめです。大きなスペースを確保できる『トランクユニット』なら、折り畳んだベビーカーやゴルフバッグなども楽々収納可能です。
収納スペースの外側も有効活用できます。DAIKENの玄関収納にオプションで追加できる『ハンガーエンドパネル』を使うと、帽子などの小物を気軽に掛けておくことができます。
扉を開けなくてもサッと取れるので、忙しい朝でも時間がかかりません。
リフォーム時には靴箱に収納以外の機能を持たせることも考えてみましょう。お出かけ前の全身チェックができる大きな鏡や、靴の脱ぎ履きをサポートする椅子があると、玄関前のスペースはより便利になります。DAIKENの『hapia(ハピア) 玄関収納』シリーズなら、収納扉を鏡にすることもできますので、ぜひ採用したいところです。
また、玄関前の椅子は靴の脱ぎ履きが困難なお年寄りだけでなく、ロングブーツを脱ぎ履きする女性や小さなお子さんのいるママにも重宝です。
玄関収納のオプション『ベンチユニット』を追加すれば、玄関前の収納にマッチしたおしゃれな椅子が設置できます。玄関周りで使う小物も収納できる引き出しが付いていて、椅子の下部が大きく空いているので足がぶつからず、座って楽に靴を履けるなど機能性にも優れています。
椅子を置くスペースが無かったり、玄関をすっきりさせたい方には、DAIKENの『格納イスSS』がおすすめです。普段は壁に収納されているので邪魔にならず、使いたい時だけ椅子を出せます。設置しておくと靴を履く時に家族全員で使えるので便利です。
1分1秒でも無駄にしたくない通勤・通学時間。
通勤動線を含めた生活動線を考慮して収納場所を変え、玄関前の収納を充実させるとかなり快適になることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
DAIKENの『hapia(ハピア) 玄関収納』シリーズは、豊富な品揃えの中からライフスタイルや好みに合わせた素材をセレクトし、自分だけの玄関前収納空間を作り出せるのが大きな魅力です。忙しい家族全員の朝を収納面からサポートする玄関前収納のリフォームをぜひ検討してみてください。
また、下記のページもぜひご参照ください。
⇒「玄関収納選びの基礎知識」
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