腰壁について

腰壁(こしかべ)とは

腰壁とは、主に壁面の下部、床上から大人の腰の高さ(約90cm~120cm)程度までに張られた、上部と異なる仕上げを施した壁のことです。
腰壁は汚れやすい壁の下部を保護しつつ、空間に重厚感を加えられる建材として古くから西洋建築に取り入れられており、現代でもおしゃれなインテリア的要素として重宝されています。腰壁には他にも、対面キッチンとダイニング・リビングの間を仕切る低い壁や、階段・ベランダ・バルコニーなどに転落防止用として設置される壁など様々な種類がありますが、DAIKENで取り扱う腰壁は、基本的に壁面を彩る「意匠壁」となります。多彩なデザインに加えて豊富なカラーが用意されている腰壁と、それを設置する壁面とをコーディネートすることにより、高級感やインパクトのある個性的な空間演出が楽しめます。

腰壁のメリット

腰壁のメリットは、まず実用的な面として、汚れや傷がつきやすい壁の下部を保護できる点が挙げられます。壁の腰から下あたりは、人の足や荷物がぶつかったり、子どもやペットが汚してしまったりすることの多い部分ですが、腰壁を設置すれば汚れても容易に掃除ができるので、壁面をきれいな状態で維持しやすくなります。
さらに、近年ではインテリアのアクセントとしての効果も注目されています。腰壁を設置することで、高級感や落ち着きのあるおしゃれな空間が演出され、壁に飾ったアートやインテリアの魅力もより際立たせることができます。
逆に腰壁のデメリットとしては、壁紙・クロスのみの仕上げよりも若干コストがかかってしまう点が挙げられます。

腰壁の活用例

  • ●リビング

    (システリアパネル 10型/20型)

    大切なお客様をお招きするリビングを上質で格調高い空間に仕上げたい場合、クラシカルな装飾を施した腰壁はうってつけの建材です。表面の素材に天然木を使用し、高級感のある彫り模様を採用したパネル壁材『システリアパネル 10型/20型』なら、リビングをエレガントで落ち着きのある雰囲気にしてくれます。立体的な框パネルと陣笠パネル、そしてシンプルなフラットパネルという3つの意匠と豊富なカラーバリエーションからお好みのものを選ぶことができるので、特にクラシックな洋風テイストがお好みの方には、ワンランク上のインテリアを楽しんでいただけるでしょう。

  • ●ダイニング

    (システリアパネル フラット型W)

    ダイニングルームは家族が集い、食事を楽しむための空間なので、壁にも清潔感を求めたいものです。おすすめの腰壁は、主張しすぎないシンプルなデザインの『システリアパネル フラット型W』です。デザインは表面素材に天然木をあしらったフラットなもので、モダンかつシックなイメージのダイニングやリビングによくマッチし、パネル表面を彩るすっきりとしたストレートラインが都会的な印象を与えるナチュラルモダンスタイルとも相性抜群です。

  • ●廊下・玄関

    (システリアパネル リブワイド型)

    訪問者が最初に目にする玄関や廊下には、木目柄と幅の広いリブ調のデザインを施した腰壁を配置すると、上品な雰囲気や清潔感を演出できるのでおすすめです。DAIKENの『システリアパネル リブワイド型』なら、表面素材に天然木を使用しながらもカラーバリエーションが豊富。例えば重厚感のある〈オフブラック〉はシックモダンやクラシックな雰囲気に、明るい〈ネオホワイト〉はソフトカントリーや西海岸風スタイルにもマッチします。また、廊下などに取り入れる際、手すりとのカラーコーディネートも楽しめるのも魅力。バリアフリーに考慮しながら、インテリア性の高い空間をつくることができます。

    オフブラック
    ネオホワイト
  • ●和室

    (システリアパネル スギ)

    洋風なイメージの強い腰壁ですが、和室や和モダンな部屋にもマッチします。特に壁が珪藻土や砂壁・土壁の場合、体や荷物でこすってしまうと壁材がポロポロとはがれることもありますが、腰壁を設置すれば壁が傷むのを防げます。おすすめは、天然木の立体感や木肌感を味わえる、和の風格満点のうづくり(浮造り)仕上げを施した腰壁『システリアパネル スギ』。うづくり仕上げとは、木目が浮かび上がるように木材の表面を仕上げる日本の伝統的な技法です。天然杉の美しい木目柄が、インテリアのおしゃれなアクセントにもなり、畳の部屋はもちろん、和と洋を取り入れたクールなジャパネスクスタイルなどにも最適です。

  • ●ペットと一緒に暮らす部屋

    (ハピアウォールハードタイプ)

    ペットと暮らすご家庭では、腰壁のメリットがより活かせます。ペットがいる部屋の壁は何かと汚れや傷がつきやすく、特に猫を飼っているとひっかき傷がついてしまうことも多く、補修するのも大変です。そこで、ペットが触れやすい高さから下の壁を腰壁にしてはいかがでしょうか。DAIKENの『ハピアウォールハードタイプ』なら、傷がつきにくい特殊強化化粧シートを採用しているため、ペットによる壁面へのダメージを最小限に抑えることができます。また、遊び盛りのお子さまがいる場合は、おもちゃや室内乗り物をぶつけるなど、壁の傷みや汚れも気になるため、子ども部屋への設置にもおすすめです。

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