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家で飼ったとき”がイメージしやすい、猫向け建材を設置した譲渡型猫カフェ「ケット・シー」

譲渡型猫カフェ「ケット・シー」

導入建材…ねこルート、ねこボックス、ねこステップ、ねこシェルフ、ペット壁内くぐり戸、ねこゲート、ワンラブフロアⅢ、クリアトーン12SⅡ

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神奈川県横浜市にある譲渡型猫カフェ「ケット・シー」では、お客様が猫を飼うときをイメージしやすいように、カフェ内にDAIKENの猫向け建材などを取り入れています。オーナーの服部由佳さんに、導入の経緯や設置したアイテムを使った猫の過ごし方、感想などをお伺いしました。

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保護された猫と里親をつなぐ場として

譲渡型猫カフェ「ケット・シー」

──譲渡型猫カフェ「ケット・シー」の事業内容について簡単に教えていただけますか。

服部さん:クラウドファンディングで、「奄美大島の猫を殺処分から救う為の猫カフェ設立」というプロジェクトの資金を募って誕生したのが、譲渡型猫カフェ「ケット・シー」です。

保護された猫と里親をつなぐ事が事業のメインです。お客様が猫と触れ合ったり、ボランティアスタッフが猫の扱い方をアドバイスしたりする場にもなっています。

9月にNPO法人化する予定があり、今後は不登校の児童・生徒に対する支援の場としても活用してもらうなど、地域の活性化にも取り組んで行きたいと考えています。

──「ケット・シー」には常時、何匹くらいの猫がいるのでしょうか。

服部さん:譲渡が行われるタイミングにもよりますが、だいたい15匹ぐらいの猫がいます。みんなかわいいですよ。

──DAIKENの猫向け建材を導入しようと思われた経緯をお教えください。

服部さん:動物の殺処分ゼロを目指すNPO法人ゴールゼロの会員として知り合った、建築士の金巻とも子先生に紹介していただいたのがきっかけです。

カフェに猫向け建材を設置することで、地域で猫を飼っている方や飼いたいと思っている方の参考になるのではと考えました。設置したところ、実際に「猫を飼うときの参考になる」と写真を撮っていかれる方もいます。猫を飼ったときの理想的なインテリアのイメージを示すことで、猫を飼うことの後押しにもなっていると思います。

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猫が走り回ったり、隠れたり、見ている人の笑顔も呼ぶ

譲渡型猫カフェ「ケット・シー」

──カフェ内に設置された『ねこルート』と『ねこボックス』、『ねこステップ』、『ねこシェルフ』の中で、特に猫たちやお客様、スタッフに人気があるアイテムを教えてください。

服部さん:よく『ねこシェルフ』の扉がついている場所にシャイな子が隠れていて、お客様が扉を開けて発見し、「かわいい」と喜んでいます。『ねこボックス』も、シャイな子が丸い穴のところから顔を出しているのがすごくかわいいです。

──猫たちはそれぞれのアイテムを使ってどんな過ごし方をしていますか。

服部さん:『ねこルート』は造作のキャットステップへ行き来するのに通ったり、たまに追いかけっこをしたりするための場所になっています。『ねこボックス』は走り疲れた子が休んで、丸い穴から見ている逃げ場所みたいなスペースですね。

『ねこステップ』は幅が狭いので、主に子猫が昇っています。『ねこシェルフ』は特に人気で扉のついている場所に隠れていることが多いですが、扉がついていない場所にベッドを置いたところ、そこも気に入ってくれているみたいです。

──特に設置してよかったと思われるアイテムを教えていただけますか。

服部さん:『ねこシェルフ』ですね。よく猫が遊んでいますし、扉の後ろを通って中に入れたり、穴から出られたりするという発想がおもしろいです。家庭にあっても本棚としても利用できるなど、使いやすいと思います。

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建具の工夫で、猫の快適で安全な空間に

ペット壁内くぐり戸

──『ペット壁内くぐり戸』はどこにつながっているのでしょうか。また、設置したことによるメリットはありますか。

服部さん:『ペット壁内くぐり戸』は、バックルームにつながっています。そこにはゲージが置いてあり、スタッフもいてごはんを食べることもできます。『ペット壁内くぐり戸』があることで、疲れた子は自分の意思でバックルームに帰って休憩できるので、ストレスが少ないと思います。

──猫が自分で休憩に行けるってよいですね。ところで、『ねこゲート』を設置したことは、猫の飛び出し防止に役立っていますか。

服部さん:お店はビルの2階にあるのですが、エレベーターの前に半畳程度のスペースを挟んで『ねこゲート』を設置しています。出入りするときは、必ずエレベーターの扉か『ねこゲート』が閉まっている状態なので、これまでに飛び出しの事故は起きていません。 『ねこゲート』は扉が格子デザインになっていて穴が開いているので、臭いがこもらず、換気がしやすい点もありがたいです。

──今後、DAIKENの猫用アイテムに期待されることがありましたら、教えてください。

服部さん:トイレ用の『ペットドア』があるとよいですね。猫を届けに行くと、人用のトイレに猫用のトイレも置いている家が多く、扉を開けたままにしているケースが多いので。 あるいは猫向け建材に換気装置がついている猫専用のトイレスペースがあるといいなと思います。

──ありがとうございました。

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<プランニングのポイント(一級建築士 金巻とも子先生のコメント)>

「ケット・シー」では店舗設計から担当し、猫の気持ちを優先させ、人と関わろうとするポジティブな気持ちを後押し、里親を希望する方に猫のかわいらしさやそのコの本来の姿を感じていただくことを重視しました。

猫たちが出入口から入って来た人を、それぞれの距離感で無理なく観察できるように工夫しました。窓辺のテーブル席だけでなく、床に座っている人の顔を、猫は同じ高さで見られるように、そして怖がりの子は上から見ることが出来るように、怖がりだけれどもよく見たい子は『ねこシェルフ』の中に隠れて見られるように設計しています。

また、猫がこの人と触れ合いたいと思ったら触れ合える、嫌だなと感じたら自分で『壁内ペットくぐり戸』を通ってバッグルームに避難できるよう配慮しました。

フローリングの床材は、汚れやキズに強くお手入れがカンタンなペット用床材の『ワンラブフロアⅢ』を採用。また、猫は耳がよく小さな音でも怖がることがあり、臭いが気になっても猫との楽しい未来を想像しにくいと考え、天井材には吸音効果や消臭効果のある『クリアトーン12SⅡ』を使用しました。

お店のHP:譲渡型猫カフェ「ケット・シー」

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【DAIKEN猫向け建材の使用事例】
ペットと暮らす[ねこ編] ⇒ 詳しくはこちら

【DAIKEN猫向け建材カタログ】
「ペットと暮らす」 ⇒ 詳しくはこちら
『ねこシェルフ』 ⇒ 詳しくはこちら

【記事掲載の猫向け建材 詳細】
『ねこルート/ねこボックス』 ⇒ 詳しくはこちら
『ねこステップ』 ⇒ 詳しくはこちら
『ねこシェルフ』 ⇒ 詳しくはこちら
『ペットドア』 ⇒ 詳しくはこちら
『ねこゲート』 ⇒ 詳しくはこちら
『ワンラブフロアⅣ』 ⇒ 詳しくはこちら
『クリアトーン12SⅡ』 ⇒ 詳しくはこちら

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