騒音対策グッズのタイプ別おすすめ9選。タイプ別に防音アイテムを紹介 騒音対策グッズのタイプ別おすすめ9選。タイプ別に防音アイテムを紹介

騒音対策グッズのタイプ別おすすめ9選。
タイプ別に防音アイテムを紹介

集合住宅では多くの人が入居しているため、日常生活のあらゆる音が聞こえてくることは珍しくありません。

集合住宅でなくても、近隣との関係を壊したくないため注意ができず、ストレスを溜めていることもあるかもしれません。

反対に、自分の家から発生した生活音が、周囲の人に「騒がしい」と思われないか、心配な方もおられると思います。多くの人が生活をしているからこそ、何気ない音が騒音問題に発展する可能性があります。

また、集合住宅を販売している業者の方も、リノベーションや新築物件の購入のお客様に向けて騒音対策製品を提案できることで、より信頼を得ることもできるでしょう。

本記事では、騒音対策製品やアイテムをご紹介します。騒音対策製品の購入を検討されている方や騒音対策を検討している業者様はぜひ参考にしていただければと思います。

目次

騒音の基準とは?

騒音の基準とは?

住んでいる環境や時間帯によって「騒音」の聞こえ方は異なります。賑やかな住宅街であれば、昼夜問わず様々な音が聞こえてくるのであまり気にならないこともあります。

一方、閑静な住宅街では日中窓やドアを開けると、近隣住宅からの掃除機や洗濯機の音などちょっとした生活音も聞こえてきます。

しかし、夜間になると周囲が静かになり、昼間は気にならない小さな音も目立って聞こえてきます。周囲の音が「気になる」「うるさい」と感じると同時に、自分が出している音が周囲の人の耳障りになることもあるので、周囲に配慮しながら暮らすことが大切になります。

2種類の騒音

2種類の騒音

騒音の原因には「固体伝搬音」「空気伝搬音」の2つがあります。
騒音の要因と音の種類を理解することで、防音対策がしやすくなります。

1.固体伝搬音

固体伝搬音は床や壁など個体物から伝わる音です。
音の種類として人が歩く音や椅子などの家具をひく音、物を落とした音が含まれます。

固体伝搬音は音の密度が高いため、空気伝搬音のように遠く離れてる場合でも音が小さくなりにくい性質を持ちます。

音を小さくする対策としては防音・防振マットなどで、振動の伝搬を絶縁させ、さらに吸音材・防音パネルを設置するのがおすすめです。

2.空気伝搬音

空気伝搬音は音が空気中に放射され、音波として伝わる振動のことです。

テレビやスピーカーから発せられる音や人の話し声、すき間風の音などが含まれます。

様々な外部騒音などの騒音が壁や窓を透過して伝わる音です。

固体伝搬音に比べて密度が低い性質を持つので、遮音材の使用で音の大きさを減らすことが可能になります。

よくある騒音の原因例4選

よくある騒音の原因例4選

マンショントラブルで発生する騒音問題ですが、原因は様々です。
人によっては日常的な定期音と思っている音量が、第三者にとっては騒音となる場合があります。

騒音の原因が自身の可能性もあるので注意しましょう。騒音の原因は主に以下の4つです。

1.足音などの生活音

騒音の原因には生活音が挙げられます。普通に歩いている場合でも、自分が想像する以上に足音は下の階に響いてる可能性があります。

子どもがいる場合は、廊下を走ることや家の中を飛び跳ねる音は隣人からのクレームに繋がります。

ものを落とすことや、壁にぶつかる音などの生活音も騒音トラブルに繋がる原因の一つです。

床に物を落とした場合、自分が思っている以上に下の階に響いてる可能性があるため、高い位置の収納スペースの下には防音マットなどを敷くことがおすすめです。

2.生活用家電による騒音

騒音の原因には家電製品音の場合もあります。
洗濯機や掃除機などの家電からは想像以上に大きな音がします。

騒音には機械そのものから発せられる音だけではなく、機械振動により壁や床に当たることで発生する振動音などの原因が考えられます。

テレビやスピーカーの音も重低音や振動により隣の部屋に響く可能性があります。生活用家電を使用する場合は、騒音トラブルになりにくい時間帯に行うと良いでしょう。

3.ペットによる騒音

ペットによる泣き声も騒音の原因になる場合があります。ペット可の集合住宅の場合でも、深夜や早朝にペットの鳴き声や走り回ったりする音はトラブルになる可能性があります。

ペットを買う際は事前に近隣住人への説明などが必要とともに、就寝時などはゲージに入れるなどの対策が必要でしょう。

4.交通による外からの騒音

周辺の交通状況も騒音の原因に挙げられます。

立地環境によって音の大きさや聞こえてくる頻度は異なりますが、車や電車が通過する際の騒音が気になることは多いです。

周囲の音を自身で止めることは難しいので、2重サッシ化や防音施工を行いましょう。

物件を借りる際は時間帯を分けて複数回内覧に行くことで、時間帯別の周辺環境の把握が可能です。

騒音対策グッズのタイプ別おすすめ9選

騒音対策グッズのタイプ別おすすめ9選

住宅での騒音トラブルは様々な理由で発生します。

騒音の発生ポイントや騒音の原因を把握することで、適切な対処が可能になり、騒音トラブルの解決に期待ができます。

騒音トラブルが起きないためにも、タイプ別の騒音製品を紹介します。使用用途に合った製品を使い対策をしましょう。

部屋に設置する騒音対策製品9選

騒音トラブルは室外や隣部屋からの騒音だけでなく、室内からの音漏れトラブルになるケースも多くあります。

生活音の音漏れによるプライバシー面の心配や、楽器の練習や子どもの泣き声で近所迷惑にならないように、以下の対策を行いましょう。

1.防音マット

主なマットの素材は「ゴム系」「アスファルト系」「発泡系」「フェルト系」の4つです。

・「発泡系」「フェルト系」
階下から苦情がくる足音や生活音を防ぐ場合に使用しましょう。
素材が固いゴム系やアスファルト系では音を伝えてしまいます。フェルト系のマットにクッション性のあるマットを重ねるとさらに効果があります。
・「ゴム系」「アスファルト系」
階下からの騒音を防ぐのには重量が必要です。他のカーペットと組み合わせる場合も重量のある素材にしましょう。

2.防音カーペット

防音カーペットは音を吸収し遮断する働きがあります。

防音カーペットは2層のマットで作られており、カーペットとしての肌触りやデザイン性をもつ層と音を吸収するための層があります。

防音マットと違い、カーペットは床一面に敷き詰められるため部屋全体の軽量床衝撃音対策に期待できます。また、防音カーペットを選ぶ際は床衝撃音レベルを見ての判断がおすすめです。床衝撃音レベルとは騒音対策のレベルを文字と数値で表した指標です。

防音カーペットを選ぶ際は、カーペット自体に防音性があるかの確認と、はっ水加工などのプラスアルファの機能が付いているか確認を行いましょう。

3.吸音パネル・遮音パネル

吸音パネルは主にロックウールとグラスウールが使用されています。

例えば、吸音パネルをテレビやオーディオプレイヤーの近くに貼り、挟むように遮音パネルを貼ると音が反響せずクリアな音に聞こえる上、隣の部屋に音漏れしない二つの効果を得られるでしょう。

遮音パネルはコンクリートや木材、金属の複数素材から作られている場合など多種がありますが、遮音シートよりも厚く重いのが特徴です。

4.防振ゴム

防振ゴムは、外に置いてある室外機からの音を防ぐのにおすすめです。

室外機の音の原因は、長年使用などによる影響や動作時の振動が考えられます。

音が大きく聞こえるのではなく、壁や床からの振動によって音が発生するため、対策を行う際は床と土台の間や土台と室外機の間に挟みましょう。ゴムを挟むことで室外機の音を吸収し、床や壁に伝わる音を防ぎます。

防振ゴムには丸型と板型の2つの種類があります。用途に応じて使いましょう。

・丸型
丸型は土台と室外機の間の四隅に取り付ける防振ゴムです。ボルトを緩めて差し込んだり持ち上げるなどが必要です。
・板型
板型は土台と床の間もしくは室外機の下に敷きます。板型の防振ゴムだけでは十分に振動を抑えられなかった場合は、コンクリートブロックの上に防振ゴムと外室機を置くのがおすすめです。室外機は壁にぴったり付けずに少し離して設置しましょう。

5.遮音テープ・隙間テープ

遮音テープは遮音シートをテープにしたアイテムです。

窓を開け閉めするときに「軽い・緩い」と感じる時は窓同士がピッタリと密閉していないので外からの話し声が部屋中に漏れやすく、外の声が聞こえることは室内の声も漏れています。

対策として窓枠の中に隙間テープを入れることによって今まで空いていた空間が閉ざされるため音を遮断するでしょう。隙間テープは集合住宅で起こる騒音に効果的です。

6.吸音材

吸音材は「良質な音で映画を楽しみたい」「音楽鑑賞専用の部屋にしたい」方におすすめです。

吸音材には三つの種類があります。

・多孔質系の吸音材
多孔質系の吸音材は、小さな穴が無数に空いている繊維質な素材やスポンジでコストパフォーマンスに優れている特徴があります。安価で購入可能なため幅広い用途で使用されています。
・振動板系の吸音材
振動板系の吸音材は、薄い板や紙などに音を当てると振動が起こり、発生した振動エネルギーによって音を減衰させる事が可能です。膜状のシールドやフィルムなどを用いて振動を吸収させる構造になります。
・共鳴型系の吸音材
共鳴型系の防音材には小さな穴が設けられています。
穴の中で音を吸収する際に共鳴する周波数で、音が減衰する仕組みで共鳴現象を利用し、空気自体を激しく振動させて摩擦熱で音のエネルギーを消費させます。

7.防音スリーブ

防音スリーブは換気扇のダクトに取り付けることで、室内の音を吸収・防音が可能になります。

しかし、換気扇をダクトに取り付ける場合、空気の流れを悪くしてしまうことがあるので注意しましょう。

使用経過が長くなるとフィルターにごみが溜まってくるので、汚れのチェックと防音スリーブの交換を行う必要があります。

8.二重サッシ

二重サッシは既存の窓に内窓を取り付け、窓を二重にして防音する方法です。窓と窓の間にできる空気層が音を通しにくくします。

地下鉄や電車の車内など、極めてうるさい環境の騒音を抑えられるほか、図書館や閑散とした住宅地などの静かな環境を保つ際にも効果があります。

二重サッシの空気層は、部屋の断熱性を高めることや結露防止効果もあり、防音だけでなく冬場の結露対策もできる対策法です。

9.防音ガラス

防音ガラスは、2枚のガラスを防音専用の特殊フィルムで貼り合わせ、厚みを出して遮音性能を高めたガラスです。

低音から高音まで優れた防音効果を発揮するため、ペットの鳴き声や話し声の対策になるでしょう。

工事現場や幹線道路近くの住宅に利用されます。二重サッシと合わせての使用でより高い防音効果を備えます。

貫通防止・飛散防止効果があり、防犯ガラスとしても期待できるでしょう。

騒音トラブルに巻き込まれた時の対処法

騒音トラブルに巻き込まれた時の対処法

騒音トラブルに巻き込まれた時は直接隣人に話をするのではなく、管理会社や管理人へ相談しましょう。

隣人トラブルは後の人間関係にも影響を与えます。特に隣人と顔見知りでない時は危険性が伴うため、直接相談は可能な限り避ける方が良いです。

騒音対策グッズの選び方まとめ

騒音対策グッズの選び方まとめ

今回は自宅でできる騒音対策のグッズの種類と使用用途を紹介しました。

騒音は聞こえる場合は気になりやすいですが、自身の部屋からの騒音には気づかないケースが多く、近隣住民とトラブルになることが多いです。

騒音の対策グッズは場所や、使用方法において多くの種類があるので騒音の課題解決に合った防音グッズを選ぶ必要があります。

自宅の中で家電の音や行動した際に発生する音、また音が気になる場所には念のため対策をしておきましょう。

※ここに掲載されている情報は2022年8月19日時点のものであり、ご覧いただいている日と情報が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

おすすめの関連コンテンツはこちら