リスキリングでDX化推進! オフィスでのパーテーション活用で人材育成に適した環境づくりを

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近年、よく耳にするようになった「リスキリング」。将来の業務に欠かせないスキルや知識を社員に再教育することをいい、ビジネスにおける世界的な潮流となっています。この背景にあるのが「DX」であり、多くの企業がDXを推進する人材の必要性を感じています。本記事では、リスキリングとその背景にあるDXとはどのようなものかを説明し、リスキリングを推進しやすいオフィスの環境づくりについてご紹介します。

いま話題のリスキリング。その背景とは?

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最近、リスキリングについて耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか。リスキリングとは、今後の業務に必要となる技能や知識を従業員に再教育することをいいます。よく聞く似た言葉として、「リカレント教育」もありますが、リカレント教育は一時的に職場を離れて学ぶのに対し、リスキリングは働きながら学ぶ点で異なっています。
なぜ、いまリスキリングが注目を集めているのでしょうか? 背景にあるのは、DXの必要性が増していることにあります。

経済産業省での定義によれば、DXとは「デジタルトランスフォーメーション」の略称で、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」となります。国内外の環境が激しく変化する現代においては、柔軟かつ速やかに変化に対応できなければ、企業の存続が危ういとされ、DXの必要性が増しています。

企業がDX化を推進する上で不可欠なのが、デジタル人材です。デジタル人材とは、DXの推進を担う多様な人材の総称であり、以下のようなスキルを持つ人材です。

・デジタル技術やデータ活用に精通した人材
・デジタルで何ができるかを理解し、DXの取り組みを主導したり実行できる人材

しかしながら、多くの企業において、このデジタル人材が不足しており、リスキリングでは、デジタル人材の育成が主な目的の一つとなっています。

多くの企業がリスキリングを実施

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では、リスキリングに対して、どのくらいの企業が、どのように取り組んでいるでしょうか?

帝国データバングが2022年9月に全国2万6494社(有効回答企業数1万1621社)に対して行った「DX推進に関する企業の意識調査」では、すでにリスキリングに取り組んでいる企業は全体の48.1%で、特に取り組んでいない企業の41.5%を上回る結果となりました。また、取り組み項目に関しては、やはりオンライン会議システムやBI(ビジネスインテリジェンス)ツールなどの新しいデジタルツールが最多で、経営層・従業員が自社に必要な新しいスキルを身につけるための様々な取り組みが行われているようです。
企業として、これからの時代を生き抜く力を得るためには、リスキリングを活用して組織全体のさらなる成長を目指すべきでしょう。

社内でリスキリング研修をするならオフィス環境の整備を

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リスキリングに取り組んでいる企業には、オフィスにある社内の会議室やフリースペースなど活用して、講義やグループワークなどリスキリング研修をするところもあります。
このようなケースでは、研修中の人は「周囲の雑音が漏れ聞こえて研修に集中できない」「音の反響が気になって研修に集中できない」、業務中の人は「研修の音が漏れ聞こえて、業務に集中できない」、といったことが起こりがちです。そのため、オフィス環境においては、研修も業務も同時に進めやすい音環境の整備が求められます。

パーテーションで区切って研修スペースを作る際には、反響音を防いで、会話しやすい音環境の整備をしておくとよいでしょう。
ガラス面などにも設置できる吸音パネルなら、既存の環境を活かして、手軽に、かつ、良好な音環境の研修スペースを作ることができます。オフィスでリスキリング研修をするなら、ぜひ導入を検討してみてください。

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