美容皮膚科は内装デザインが命! プライバシーにも配慮した設計で選ばれるクリニックに

美容皮膚科

近年では、美容への関心が年齢や性別を問わず増加しています。
それに伴い、美容系クリニックの数も大幅に増加しているのをご存知でしょうか? 特に美容皮膚科は、施術してから肌の状態が元に回復するまでの期間である「ダウンタイム」が少ない施術や比較的リーズナブルな施術も多いため、若者から年配の方まで幅広い人気があります。

美容皮膚科では、利用者が納得のいく施術を行うため、丁寧なカウンセリングが重要です。人には聞かれたくない話やプライベートな話も多く、美容皮膚科は利用者のプライバシーが守られ、かつ居心地のよい空間である必要があります。 美容皮膚科にとって内装デザインは、利用者が受けるクリニックの印象を左右する重要なポイントであり信頼や安心にもつながるものなのです。

美容皮膚科とは? 皮膚科や美容外科との違い

●美容医療は自由診療
私たちがケガやニキビなどで皮膚科を受診しても、それほど高額にはなりません。なぜなら、これらの受診は保険診療であり、ケガやニキビなどは保険適用となるからです。一方、美容医療は病気やケガを治すために行われる医療行為とは異なり、「より美しくなりたい」という患者の意思でのぞむ治療です。そのため、保険適用外の自由診療となり、全額自己負担となります。皮膚科は保険診療を中心に診療を行い、美容皮膚科は自由診療を主に行うということです。

●美容系クリニックは主に美容皮膚科と美容外科の2種類
美容系クリニックは、主に2種類に分けられます。

美容外科 骨を削るなどの整形手術で姿形を美しく形成する 二重整形
脂肪吸引など
美容皮膚科 肌そのものを現状よりもきれいにする
必要に応じて皮膚疾患の治療をする場合もある
シミ取り
ニキビ跡治療など

形を変えてきれいにするのは「美容外科」、皮膚をきれいにするのは「美容皮膚科」と分けて考えると覚えやすいでしょう。

美容皮膚科はカウンセリングが大事

美容皮膚科

利用者の希望に沿った施術を提案するには、丁寧なカウンセリングが必要です。
・肌悩み
・予算
・ダウンタイムの有無
・いつまでに改善したいか
上記のような要望を綿密に確認し、利用者と医療スタッフの間で認識を共有することが理想的な施術につながります。カウンセリングを軽視するとトラブルの原因にもなり、注意が必要です。

肌の悩みはデリケートな問題であるため、いかにプライバシーが守られリラックスできる空間を提供できるかが重要です。よいカウンセリングができると利用者も安心でき、その後の施術もスムーズに進みます。利用者の悩みに寄り添うことが、選ばれる美容皮膚科の条件でもあるといえるでしょう。

選ばれる美容皮膚科の内装デザインとは

美容皮膚科

●美容皮膚科の内装デザインで重視するポイント
美容皮膚科は、自由診療であるため施術費用も高額なものが数多くあります。そのため、利用者を「患者様」として扱うより「お客様」として扱い、接客する傾向にあります。したがって美容皮膚科の内装デザインでは、医療機関に必要不可欠な清潔感と安心感に加え、接客の場にふさわしい高級感も必要となります。とはいえ、高級感を出しすぎると落ち着かない印象を与えてリラックスしづらい空間になってしまう可能性があるため注意が必要です。

●プライバシーが守られ、リラックスできる空間づくり
診察室や施術室、カウンセリング室などでは、利用者とスタッフの間でプライベートな話が数多くなされます。プライバシーが守られる空間であることは、大前提です。
個室であっても、隣の部屋の会話が筒抜けになるような部屋では、利用者は安心して話をすることはできません。不信感を与える原因にもなるため、防音性能のあるドアや壁で、プライバシーへ配慮することが大切です。

また、美容皮膚科は敷居が高いイメージもあり、利用者の中には緊張しながら来院される方もいらっしゃるでしょう。そのような方のために、エントランスや待合室に間接照明を取り入れてみてはいかがでしょうか? 間接照明は、落ち着きのある柔らかい空間が演出でき、リラックスできる空間づくりにおすすめです。
立体的な加工が施された壁材やルーバーデザインなどを取り入れれば、間接照明によっておしゃれな表情を演出できるようになり、高級感も生まれます。

美容皮膚科における内装デザインは、リピーターを増やす意味でも非常に重要なポイントです。利用者にとって安心でき、通うことが楽しくなるような環境づくりを目指しましょう。

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