整理整頓が上手になる!基本ステップとコツを解説

整理整頓が上手になる!基本ステップとコツを解説

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整理整頓は特別なスキルではなく、正しい考え方と手順を知ることで、誰でも身につけることのできる習慣です。この記事では、整理整頓がうまくいかない人の特徴や、身につけることで得られるメリットなどを分かりやすく解説します。整理整頓に苦手意識がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも整理整頓ってなに?

整理:不必要なモノを取り除いて、モノを分別すること
整頓:モノを決まった場所に置いて、見た目を整えること

「整理整頓」という言葉はよく聞きますが、実は意味の違う2つの言葉から成り立っています。まずは、整理と整頓の違いを正しく理解することが片付け上手への第一歩です。

整理とは

整理とは、モノを「必要」と「不必要」に分け、不必要なモノを手放すことです。家の中にあるモノすべてが、本当に今の暮らしに必要とは限りません。「いつか使うかも」と保管し続けることが、散らかる原因になりやすいです。まずは一つひとつを見直し、今の自分にとって必要かどうかを判断することから整理は始まります。

整頓とは

整頓とは、必要なモノを決まった場所に収め、使いやすく配置することです。単に収納するだけではなく、「取り出しやすさ」「戻しやすさ」「見た目のスッキリ感」を意識することが大切。あらかじめ整理でモノが厳選されていれば、整頓の作業もスムーズに進み、使いやすく美しい空間をつくることができます。

整理整頓は片付けの基本!

整理整頓は片付けの基本!

整理整頓を始めるときは、「整理⇒収納⇒片付け・整頓⇒掃除」の順で進めることで、効率よく部屋を整えることができます。まずは不必要なモノを見直し、本当に必要なモノだけを残す「整理」から始めるのがポイントです。最初に整理がしっかりできていれば、その後の収納や片付けがスムーズになり、掃除の手間も大きく減らせます。

整理整頓の3ステップはこちら

整理と整頓ができない人の特徴

モノを手放せない
モノをわけることができない
収納場所を決めていない
完璧にやろうとしすぎている
散らかった状態が落ち着く

整理整頓がうまくいかないと感じている方には、いくつかの共通した特徴があります。まずは自分の片付けのスタイルを見直し、どこに課題があるのかを確認してみましょう。

モノを手放せない

「もったいない」と感じる気持ちが強いと、なかなかモノを手放せません。「まだ使えるから」「いつか使うかもしれない」と考えて、モノをため込みがちになります。その選択が積み重なるとモノがあふれてしまうため、整理整頓は難しいです。まずは、「今の自分に本当に必要か」という視点で見直していきましょう。

部屋が片付けられないのはどうして?原因と対処法はこちら

モノをわけることができない

整理整頓が苦手な人は、モノを必要か不必要かで判断する基準が曖昧になりがちです。さらに、必要なモノであっても「誰が使うのか」「いつ使うのか」「何のために使うのか」といった視点で分類できていないため、収納がしにくくなります。モノを種類や用途ごとにきちんと分けることで、整理整頓しやすい環境が整います。

収納場所を決めていない

「とりあえずここに置く」といった一時的な置き方が習慣化すると、部屋が片付かない大きな原因になります。整理整頓をスムーズに進めるためには、モノごとに「収納場所」をしっかり決めることが重要です。分類が曖昧なままでは適切な収納場所も決められないため、まずは持ち物を見直してから収納の計画を立てていきましょう。

完璧にやろうとしすぎている

毎回「完璧に片付けなければ」と思い込むと、かえって手が止まりやすくなります。とくに整理整頓が苦手な人は、理想と現実のギャップにモチベーションを失いやすいです。大切なのは「完璧」ではなく「続けられること」。見た目より使いやすさを重視し、まずはこまめにできる範囲から整理整頓を始めてみましょう。

散らかった状態が落ち着く

「多少散らかっているほうが安心する」と感じる人もいますが、そのままにしておくとモノを探す手間が増えたり、衛生面に影響が出たりすることもあります。整理整頓は「自分が快適に暮らせる状態」をつくるための手段です。まずは、どこが不便か、どこを改善したいかを意識することから始めましょう。以下の基本ステップも参考にしてください。

片付けられない人の特徴は?散らかった部屋から脱する手順はこちら

整理整頓の習慣をつける利点

・自分に必要なモノを判断できるようになる
・探し物をする時間を減らせる
・無駄遣いを減らせる
・こまめな掃除がしやすくなる
・部屋が常にスッキリして気持ちよく過ごせる
・ストレスが軽減され、心も整いやすくなる

整理整頓の習慣を身につけると、自分にとって必要なモノと不必要なモノを判断しやすくなります。必要なモノを使いやすく収納できれば、探し物にかかる手間や時間を大幅に減らせるため、日常生活がスムーズに。

さらに、部屋が整うことで掃除もしやすくなり、清潔で衛生的な環境を保ちやすくなるのも大きなメリットです。また、整理整頓が自然と習慣化すれば、心地よい生活空間をキープでき、ストレス軽減にもつながります。

整理の3ステップ

整理を効果的に進めるためには、基本の3ステップを押さえることが大切です。どのように進めればいいか、以下で一つずつ解説します。

モノをすべて取り出して、持ち物を把握する
必要 不必要
使用頻度別
で分ける
カテゴリー別
で分ける
使用者別
で分ける
手放す
不用品回収に出す
リサイクルショップで売る
フリマアプリで売る
寄付をする など
それぞれの場所に収納する

1 モノをすべて出して持ち物を把握する

はじめに、整理整頓したいエリアのモノをすべて取り出して、目で見ながら丁寧に分別していきます。たとえば、収納家具の引き出し1段分など、狭い範囲から始めるのがおすすめです。

部屋全体や収納家具すべてのような広い範囲から手をつけると負担が大きく、整理整頓が苦手な方は途中で挫折しやすいため注意してください。

2 収納家具全部、部屋全体など、大雑把にスペースを決めない

取り出したモノは、今の自分にとって「必要か」「不必要か」を基準に丁寧に仕分けていきます。この段階では、できるだけ持ち物を減らすことが重要なポイントです。長い間使っていないものや今後使う見込みがないものは思い切って手放しましょう。

不必要と判断したモノの処分方法はさまざまです。不用品回収サービスを利用したり、リサイクルショップに持ち込んだりと、環境にも配慮した処分を検討していきましょう。

3 必要なモノをグループごとに分けて収納する

必要なモノはさらに、「使用頻度」「カテゴリー」「使用者」「季節」などの基準で細かくグループ分けを行います。この作業を丁寧に行うことで、収納時に迷うことが減り、スムーズな整頓が可能です。グループごとに適切な収納場所を決め、使いやすさを最優先に定位置を設定しましょう。

また、どこに何を収納したかを分かりやすくしておくことも、整理整頓を継続するための大切なポイントです。

整理整頓後にキープするために「使ったら元に戻す」を繰り返す

整理整頓後にキープするために「使ったら元に戻す」を繰り返す

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整理整頓の基本3ステップでモノの分別や収納ができたら、次はその状態を維持することが大切です。「モノの分別・種類分け・収納」でベースをつくっても、「使ったら元に戻す」習慣がなければ、部屋はすぐに散らかってしまいます。日常生活の中では使ったモノを必ず定位置に戻すことを意識し、散らかりにくい環境を保っていきましょう。

整理整頓が上手になる4つのコツ!

モノをむやみに増やさない
「まだ使える・使えない」で分別しない
「取り出しやすく、しまいやすい」を意識する
家族で整理整頓のルールをつくる

整理整頓を上手に続けるためには、ちょっとした工夫が大切です。ここでは、誰でも実践しやすい4つのコツをご紹介します。

モノをむやみに増やさない

整理整頓を続けるためには、そもそもモノを増やさないことが大切です。収納グッズをむやみに増やすのは、逆効果になることもあります。モノを買うときは、購入前に必ず収納場所を決めておきましょう。

また、一つ買ったら一つ手放す「購入と手放すのバランス」を意識することで、部屋がモノであふれるのを防ぎます。無駄な買い物を減らし、片付けやすい環境づくりを心がけましょう。

モノが多い家を片付けるコツは?リバウンドを防ぐ方法はこちら

「まだ使える・使えない」で分別しない

モノを分別するときに、「まだ使える・もう使えない」を判断基準にするのは適切ではありません。とくに「もったいない精神」が強い人は、なかなかモノを手放せなくなってしまいます。

大切なのは今「使っているかどうか」です。たとえ使える状態でも、使っていないモノは手放す勇気を持ちましょう。使うか・使わないかを基準にすることで、モノの整理がスムーズに進みます。

「取り出しやすく、しまいやすい」を意識する

収納場所を決める際は、「取り出しやすさ」と「しまいやすさ」を最優先に考えることが大切です。いくら見た目が美しく整っていても、使いにくければ片付けは長続きしません。

収納や取り出しに手間がかかると、だんだんと片付けが面倒になり、部屋が散らかりやすくなります。無理なく続けるためには、日々の動線や使う頻度を意識した、ストレスのない収納環境を整えることがポイントです。

家族で整理整頓のルールをつくる

リビングやキッチンなど家族みんなが使う場所は、モノが散らかりやすい場所です。だからこそ、家族全員で整理整頓のルールを共有しましょう。収納場所をみんなで把握し、「使ったら元に戻す」習慣を徹底することが、快適な暮らしを保つ秘訣です。家族の協力があれば、片付けが苦手な人も続けやすくなります。

苦手な人でもできる片付けの基本は、以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

苦手な人必見!片付けの基本はこちら

収納がない部屋はどう片付ける?整理のコツはこちら

DAIKENの「MiSEL」でお部屋をスッキリ!

片付けを頑張っても、収納スペースが足りすぐに散らかってしまう。そんな悩みを解決してくれるのが、DAIKENの「MiSEL」です。使いやすさと美しいデザインを兼ね備え、暮らしにフィットする収納を実現します。

実用的でスタイリッシュなリビングに

実用的でスタイリッシュなリビングに

50インチ程度の大型テレビにも対応したTV台は、機能性とデザイン性を兼ね備えた一台です。収納の内部にはAV機器をすっきり収納でき、見た目もスマートに。木の温もりを感じる素材に、スタイリッシュなガラス扉を組み合わせた上質なデザインで、リビングを上品に演出してくれます。

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爽やかな外観と、豊富な収納スペース

爽やかな外観と、豊富な収納スペース

木目の風合いが爽やかな印象を与えるテレビボードは、50インチまでのテレビに対応。見せる収納と隠す収納の両方を備えており、リビングの雰囲気や使い方に合わせて自由にアレンジできます。オープン棚にはお気に入りの雑貨やグリーンを飾ることもでき、収納だけでなくインテリアの一部としても利用可能です。

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省スペースにもぴったり収まる

省スペースにもぴったり収まる

バスルームの限られた空間を有効活用できる収納。天吊タイプは足元を広く使えるため、洗面所まわりもスッキリします。さらに床置きタイプには、脱いだ衣類やゴミ箱を目隠しできる収納スペースも備わっており、生活感を上手に隠しながら整った空間を保てます。

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ちょっとした空間を収納スペースに

ちょっとした空間を収納スペースに

窓下などのちょっとしたペースを有効活用できる、薄型設計の収納。圧迫感のないスリムなデザインながら、見た目以上の収納力を備えており、日用品の整理にも便利です。天板はお気に入りの雑貨やグリーンを飾るインテリアスペースとしても活用でき、お部屋に彩りと実用性をプラスしてくれます。

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整理整頓のコツを理解すれば、誰でも収納上手に!

整理整頓を上手くするためには、まず「整理」と「整頓」の違いをしっかり理解し、段階を踏んで習慣化することが大切です。最初から完璧を目指す必要はありません。自分のペースで無理なく続けることで、自然とスッキリした空間が保てるようになります。また、継続のためには「使いやすさ」を意識した収納にすることも重要です。

「収納の仕方がわからない」「部屋のスペースが足りない」と感じている方は、DAIKENの「MiSEL」のように、機能性とデザイン性を兼ね備えた収納を取り入れてみるのもおすすめです。ご自宅に最適な収納をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。

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理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ

【ステップ①】好みのイメージを決める

大建工業「MiSEL」のカタログ表紙画像。画像には木目フローリングを使用したリビングが写っており、右側の白が美しいテレビ壁面収納は、テレビボード、本棚・飾り棚、天袋が一体になったハイタイプ。壁面収納の引出しの扉はホワイトアッシュの木目で、取っ手なしのタイプ。大きな窓から日ざしが差し込む明るい室内には、窓側奥にロータイプのオープン棚、画像の左にはラグが敷かれ、ソファやサイドテーブルがある。手前にはgreenのスツールが置かれている。マリメッコのクッションや天然木のサイドテーブルなど北欧テイストでまとめられている部屋。
大建工業「MiSEL」のカタログを無料プレゼント

カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。

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間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。

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【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる

大建工業ショールーム、お近くのshopでオーダーリビング壁面収納の施工事例をご覧いただける様子を解説した画像。手前には白いカウンターがあり、奥の白い壁にはシルバーのDAIKENロゴがみえる。LEDの明るい照明
大建工業ショールームでオーダーリビング壁面収納の施工事例をご覧いただけます。

オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。

⇒大建工業ショールームについてくわしくはこちら

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