片付けられないのはどうして?原因と対処法・きれいな部屋になるコツも伝授

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部屋が片付けられない場合は、まず片付けられない原因をチェックすることが大切です。本記事では、正しい片付け方や収納のコツ、きれいな部屋を保つポイントを詳しく解説しています。片付けのコツを知り、すっきりとした部屋を保ちましょう。
片付けられないとはどういう状態?
片付けられないとは、モノを整理収納できていない状態です。
部屋がたくさんのモノで散らかり、探し物を頻繁に行う必要がある状況を指します。
片付けられないとは、モノを整理収納できない状態を指します。部屋が散らかっているだけでなく、心の中でも混乱や不安が生じている場合があるようです。
そのため、片付けられない状態が持続すると、生活や仕事に支障をきたすことがあり、時間の経過とともに状況が悪化することもあります。
また、自己管理能力やモチベーションの低下が原因となることが多く、ストレスや疲労が影響することも少なくありません。
【片付けられない状態の例】
・モノを手放すことができない
・必要なモノを探しても見つからない
・衣類が引き出しやクローゼットからあふれている
・床や棚、テーブルの上にモノが積み重なっている
片付けられない状態が続くデメリット
・探し物に無駄な時間がとられる
・ダニやカビなどが発生しやすい
・集中力が低下する
部屋が片付けられない状態が続くと、必要なモノを探し出せず、時間や労力が無駄になり、ストレスがたまります。さらに、散らかった環境では掃除が難しく、ほこりやカビが溜まりやすくなるため、衛生状態が悪化し、アレルギーのリスクも高まるでしょう。
その結果、心身の健康に悪影響が出かねません。また、散らかった環境は、集中力を低下させ、生産性を落とすだけでなく、人間関係への影響も懸念されます。
【収納スペースに起因】部屋が片付けられない3つの原因

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・収納スペースの不足
・ライフスタイルに合わない間取り
・使いづらい収納
部屋が片付けられない原因は、収納スペースに起因することも考えられます。ここでは、部屋が片付けられない3つの原因について詳しく解説します。
収納スペースの不足
収納スペースの不足は、片付けられない原因の一つです。たとえば、部屋にクローゼットがなかったり、収納家具が足りなかったりすることが挙げられます。
自分の持ち物を収納するための十分なスペースを確保できていないと、モノが散乱しやすくなり、部屋が散らかってしまいます。また、モノを持ちすぎている場合も、収納スペースが不足する原因の一つです。
ライフスタイルに合わない間取り
現在のライフスタイルに部屋の間取りが合わないと、片付けが難しくなります。たとえば、家族の人数に対して部屋の数や収納スペースが不足している場合は、効率的に整理収納ができません。
また、家事動線が悪いと、モノが散らかりやすくなります。さらに、在宅ワークの場合、専用のワークスペースがないと仕事道具の収納がしづらく、片付けにくくなるでしょう。
使いづらい収納
収納スペースがあるものの、使いづらくてうまく片付けられないケースもあります。たとえば、奥行きが深すぎる収納は、モノの出し入れがしにくく、手前のスペースに積み重ねがちです。
また、棚の高さが合わないと、空間をうまく活用できません。せっかく収納スペースがあってもうまく活用できないことで、結局モノはあふれてしまいます。
【人に起因する問題】部屋が片付けられない8つの原因
・モノが多すぎる
・片付けの正しいやり方がわからない
・モノを手放せない
・散らかった状態が落ち着く
・忙しくて片付けられない
・片付けを先送りにする
・まとめて一気に片付けようとする
・家にあるモノを把握していない
部屋が片付けられない原因は、収納スペースや間取りの問題だけでなく、人の心理状態や習慣、考え方も深く関係しています。ここからは、人に起因する8つの主な原因を解説します。
モノが多すぎる
持ち物が多すぎると収納スペースが不足し、片付けが進まない大きな原因になります。たとえ片付ける場所を決めていても、入りきらなければ意味がありません。
また、モノが多すぎると片付けに時間がかかることが容易に想像できるため、片付けに対するモチベーションの低下を招きます。その結果、片付けが後回しになってしまい、さらに散らかる悪循環に陥ってしまいます。
片付けの正しいやり方がわからない
片付けが苦手な原因の一つは、正しい片付けの手順がわからないことです。やり方を知らないため、どこから始めればよいか迷ってしまうケースが多く見られます。
片付けには段階的な手順が必要で、正しいやり方を理解していないと効率的に進められません。まずは、「正しい片付けのやり方 」を学び、小さなステップから始めましょう。
モノを手放せない
モノが手放せないことも、部屋が片付けられない大きな原因です。「まだ使うかもしれない」「思い出があるから」といった理由でモノを手放せず、行き場がなくなるケースが多く見受けられます。
必要なモノを新たに購入しても、不要なモノを手放せない場合は、不必要なもので収納スペースがあふれてしまうでしょう。
散らかった状態が落ち着く
意外に思われるかもしれませんが、散らかった状態が落ち着く人もいます。モノに囲まれていることで、安心感が得られるという心理があるためです。
その結果、必要なモノが見つからずストレスを感じることがあっても、片付けることが難しくなるでしょう。このような状況は、モノとの付き合い方が関係していると考えられます。
忙しくて時間がない
根本的に、片付けに割ける時間がない場合もあるでしょう。とくに、子育て世代は仕事や家事、育児に追われ、片付けるためのまとまった時間が取れません。
忙しい毎日の中で心身ともに疲れてしまい、散らかった現状を見ないふりをしてしまう状態です。散らかった状態が蓄積していくと、いざ片付けるときにどこから手を付けていいかわからず、ますます片付けのハードルが高くなるでしょう。
片付けを先送りにする
片付けに限らず、面倒なことは先送りにしてしまいがちです。片付けという作業自体が楽しくない、エネルギーを使うと感じ、疲労回復や楽しいことを優先してしまうのは自然な心理ともいえます。
とくに、日々の忙しさに追われていると、その傾向が強くなります。しかし、先送りすることで持ち物が増え、さらに片付けが難しくなる悪循環に陥ることもあるでしょう。
まとめて一気に片付けようとする
片付けが日常の習慣になっていないと、「一気に、完璧に片付けよう」と考えがちです。とくに完璧主義の人は、スペースを分けて少しずつ片付けることが苦手な傾向があります。
そのため、まとまった時間がないと片付けを始められない、あるいは、少しでも邪魔が入るとやる気を失ってしまう、といったケースがあるでしょう。結果的に、「いつか完璧にできるときまで」と片付けを先送りしてしまうので、散らかった状況が改善しません。
家にあるモノを把握していない
家にあるモノを把握していなことも、部屋が片付けられない大きな原因です。自分の持ち物を把握していないと、同じものを何度も買う無駄が生じます。
また、どこに何があるか分からないため、必要なモノが見つからずイライラすることもあります。さらに、片付ける度に必要かどうかの判断が難しくなり、ストレスフルな状態に陥りかねません。
【片付けられない人必見】正しい片付け方3ステップ

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・ステップ1:モノをすべて出して把握する
・ステップ2:モノを「必要か・不要か」を基準に分ける
・ステップ3:モノをグループ分けして収納する
片付けには、基本的なステップがあり、これらを順番に行うことで、どんな人でも効率よく片付けを進められます。片付けの3つのステップを知ってから、片付けに挑戦してみましょう。
ステップ1:モノをすべて出して把握する
まずは、持ち物すべてを取り出し、どれだけのモノがあるかを把握することからスタートしましょう。ただし、「部屋全体」や「収納家具全部」など広範囲を一度に取り出してしまうと、混乱しがちです。
「収納家具の引き出し1段分」など小さな範囲から始めると、無理なく進められます。小さな単位で片付けを繰り返すことで、持ち物をしっかり把握し、片付けを習慣にしていけるでしょう。
モノを全部出す作業は面倒ですが、ここをしっかり行うことで、次のステップへスムーズに移行できます。
ステップ2:モノを「必要か・不要か」を基準に分ける
次に、取り出したモノを「必要か」「不必要か」の基準で仕分けしましょう。今すぐ使わなくても「1年以内」に使用予定があれば「必要」に分類します。
ただし、「使えるかどうか」を基準に仕分けるのはNGです。迷った場合は「1年以内にもう一度判断する」と期限を設け、一時保管ボックスに入れておきます。
後で、フリマアプリで売る、友人にあげるなどの方法も検討できます。いったん判断を保留して、整理を進めましょう。
ステップ3:モノをグループ分けして収納する
「必要」に分類されたモノは、使用頻度や使う場所、そのアイテムのカテゴリーに基づいてグループ分けをします。同じカテゴリーのモノをまとめて収納すると、使い勝手がよくなるからです。
グループ分けが終わったら、それぞれに適した収納場所や方法を検討しましょう。たとえば、よく使うモノは取り出しやすい場所に収納し、季節物などたまに使うモノは奥にしまうなどの工夫が重要です。
モノの定位置を定めることで、片付けた状態をキープしやすくなります。
知っておきたい!部屋をきれいに保つ4つのポイント
・モノを手放すときのコツを知る
・使った後に元の場所に戻すくせをつける
・暮らしの中で片付けをルーティン化する
・片付けを楽しむ工夫をする
部屋をきれいに保つにはどうしたらいいでしょうか。意識したい4つのポイントについて解説していきます。
モノを手放すときのコツを知る
モノを手放す際は「今使っているかどうか」を基準にすることで、不必要な物を判断しやすくなります。また、一度にすべて片付けようとせず、小さなエリアに分けて、少しずつ進めるのがおすすめです。
また、「1つ買ったら1つ手放す」などのルールを決めるとモノを増やさずに済みます。このようなコツを参考に、不必要なものを手放すことで、自然ときれいな状態を保てるようになります。
【モノを手放すときのポイント】
・「今使っているかどうか」を判断基準にする
・「引き出し1段分」など、小さな範囲から少しずつ進める
・「1つ買ったら1つ手放す」習慣をつける
・定期的に見直す
使った後に元の場所に戻すくせをつける
モノを使った後に必ず元の場所に戻すくせをつけると、部屋をきれいに保てます。モノを置きっぱなしにせず、使い終わったら決めた収納場所に戻すことを意識しましょう。
また、モノの定位置を決めて必ず戻すことを意識すると、探し物が減り片付けがスムーズになります。こうした習慣を取り入れることで、整理整頓された快適な空間を維持できるでしょう。
暮らしの中で片付けをルーティン化する
片付けを日常生活のルーティンとして取り入れることで、部屋が整った状態に保つことができます。ただし、無理をしない範囲で始めることが重要で、負担なく続けられる方法を見つけましょう。
毎日少しずつ片付ける習慣をつけると、自然に部屋の状態が整い快適な空間を維持できます。楽しく続けられる仕組みを工夫してみてください。
【片付けルーティン例】
・部屋を移動するとき、移動先で使うものを何か1つ持っていく
(例:リビングから寝室に動くとき、リビングに置きっぱなしのものを寝室に戻す)
・何かを待っている間に、周りをきれいにする
(例:お湯が沸く間に、キッチンカウンターを拭く)
・使った場所を離れるときに、モノを戻しておく
(例:ソファを立ち上がるとき、クッションを整える)
片付けを楽しむための工夫をする
片付けられない人が片付けをするには、片付けそのものを楽しむための工夫が必要です。好きな音楽をかけて気分を上げたり、片付け後に自分へのご褒美を用意したりするとよいでしょう。
家族や友人と一緒に取り組むことで楽しさを共有し、モチベーションも高まります。また、ゲーム感覚で「今日は洗面所を攻略!」と挑んだり、「Before & After」の写真で変化を楽しんだりするのもおすすめです。
【片付けを楽しむための工夫例】
・好きな音楽をかける
・ご褒美を用意する
・家族や友人と一緒に片付ける
・ゲーム感覚を取り入れる
・「Before & After」の写真を撮って変化を楽しむ
片付けられない人におすすめ!DAIKENの「MiSEL」プラン例3選
・リビング:収納力抜群の本格的ホームシアターに
・ダイニング:見せる、隠す、をバランスよく収納
・ワークスペース:整った環境の作業スペースで快適に
片付けが苦手でさまざまな対策を試してもうまくいかない方は、収納の見直しが解決の鍵となることがあります。DAIKENの「MiSEL」は、大容量でライフスタイルに合わせたフレキシブルな収納スペース提案が可能です。3例ご紹介するので、ぜひ、参考にしてください。
リビング:収納力抜群の本格的ホームシアターに

DAIKENの「MiSEL」は、リビングで収納力抜群の収納アイテムとして活躍します。ウッド調の落ち着いたダークカラーがインテリアに調和し、映像機器の邪魔にならない設計が魅力です。すっきり片付いた空間で本格的なホームシアターを楽しみましょう。
多彩なサイズとカラーバリエーションで、あらゆる住空間にフィットするカスタマイズ性も特長です。
ダイニング:見せる、隠す、をバランスよく収納

DAIKENの「MiSEL」は、ダイニングルームでも使い勝手の良い収納アイテムとして活躍します。見せる、隠す、をバランスよく収納できる設計です。
食器スペースは日常的に使う食器を中段に、たまに使うモノを上段に、重量のあるモノを下段に分類して整理できます。
ワーキングスペース:整った環境の作業スペースで快適に

DAIKENの「MiSEL」は、在宅勤務やテレワークにもおすすめです。たっぷり収納できるため、書類や文具、デバイス類をきちんと整理し、散らかりがちな作業スペースをすっきりさせることができます。
さらに、明るい木目調のカラーは 、リラックスしながら集中できる快適な環境を作り出します。整った美しい空間が仕事の効率を高め、生産性を向上させてくれるアイテムです。
片付けられないのは病気の可能性もある?

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片付けられないのは、単なる性格や習慣の問題だと思われがちですが、病気が原因の場合もあります。たとえば、注意欠陥・多動性障害(ADHD)や強迫性障害(OCD)などの精神的な健康問題が影響している場合です。
ただし、必ずしも病気や発達障害が関係しているとは限りません。それでも、さまざまな対策を講じても片付けられない場合は、専門家に相談するのがおすすめです。精神科医や臨床心理士などの診断を受けることで、自分に合った対応方法をとれます。
片付けのコツを習得してきれいな部屋を保とう
部屋が片付けられない場合、まずはその原因をチェックすることが大切です。性格や習慣だけの問題だけではなく、そもそもの収納スペースの不足が考えられます。原因を把握したうえで、正しい片付けのやり方に沿って作業を進め、部屋をきれいな状態に保てるように意識していきましょう。
さまざまな対策を講じても片付けられない場合は、収納を見直すことをおすすめします。DAIKENの「MiSEL」は、片付けが苦手な方でも、快適で素敵な空間作りをサポートしてくれる収納アイテムです。使いやすくおしゃれな多くの収納プランを提供しています。
機能的な収納システムに興味のある方は、ぜひ、下記からお問い合わせください。
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める

カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる

オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
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