公共・商業施設の衛生対策
多くの人が集まる施設空間は、
衛生対策が重要です
新型コロナウイルスの感染拡大は、衛生的な施設空間づくりについて、見直しする機会になりました。
DAIKENでは、衛生的な施設空間づくりに役立つ各種製品アイテムをご用意しました。
衛生対策のために
知っておきたい!
ウイルス・感染症の基礎知識
様々な感染症を引き起こすのは、目には見えないウイルスという存在。
名前は知っていても、詳細はあまり知られていません。
正しく対策をするために、まずは基礎知識を押さえておきましょう。
-
ご存知ですか?
細菌
とウイルスの違い -
ご存知ですか?
ウイルスの種類 -
ご存知ですか?
3大感染経路
細菌とは
細胞を持ち、
エネルギー生産をする
「生物」
細胞分裂を繰り返すことによって生存し、増殖します。細菌による感染症の多くは、抗生物質で治療を行います。
ウイルスとは
生物と似たような
構造を持つが、
細胞を持たない「物質」
生物の生きた細胞に寄生(感染)して増殖します。治療が難しく、予防のためのワクチンによる対策が主流です
ウイルスは、大きく2つの種類に分けられます。それは、ウイルス粒子が「エンベロープ」と呼ばれる脂質性の膜で包まれているものと、そうでないものです。エンベロープありのウイルスとエンベロープなしのウイルスの両方に対策が必要です。
エンベロープありのウイルス
対策方法
アルコール類
次亜塩素酸ナトリウム
エンベロープなしのウイルス
対策方法
アルコール類
次亜塩素酸ナトリウム
ウイルスがどのように広まっていくかを知っておくことで、とるべき対策も変わります。ウイルスの種類によって様々ですが、日常生活においては主に3つの感染経路に注意すべきといわれています。
接触感染
ヒトの手や指、皮膚や粘膜などからの直接的な感染です。ウイルスが付着したものに触り、その手で食事をするなどで体内に取り込んでしまい、感染に至ります。
- 主な対策
- 手指や直接触れる場所の消毒、手洗いなど
飛沫感染
感染者の咳、くしゃみで飛び散った唾液などに含まれるウイルスを、口や鼻から吸い込み、感染に至ります。
- 主な対策
- マスクをつける、手洗い・うがいなど
空気感染
飛沫の水分が蒸発し、空気中に浮遊したウイルスを吸い込み、感染に至ります。
- 主な対策
- 空気清浄機、換気を十分に行うなど
3つの経路の中でも、
施設内は“触れる場所”が多いから
特に「接触感染」に注意が必要です。
施設内での接触感染例
-
外でウイルスに触れる、または咳をした飛沫が手につく。
-
その手でレバーハンドルや手摺などを掴む。
-
家族がそれらを触り、ウイルスが付いた手で目や鼻・口に触る。
DAIKENがご提案する 衛生面に配慮した空間づくり
1 触れたところからうつさない
施設の中で、手がよく触れる部位は、
注意が必要な場所です。
「にぎりバー」「手すり」「カウンター」「室内ドア表面」「収納扉」など
直接手で触ったり掴んだりする部位は、咳やくしゃみをした後など、様々なタイミングで、様々な人が触れている可能性があります。
「壁材」「床材」「畳」など
空気中に漂うウイルスの大半は時間が経つと下に落ちます。思わず触ってしまう恐れのある部位は実は注意すべき場所です。
だからDAIKENは
施設の中でよく触れる部位に、「抗ウイルス」「抗菌」「消毒可能(耐薬品)」の機能を付与しました。
2 触れない
製品情報を見る手を触れずに済んだなら…。さらにリスクは抑えられます。
おもいやりアシストドア
開き方向へ少し動かすだけで扉が全開!全開後は自動で静かに閉まります。
ご利用者様はもちろん
スタッフの両手が荷物で塞がっていても
楽に開閉できて、部屋の行き来も安心。
ご高齢の方や車いすで移動される方、両手で荷物を抱えた職員の方など、さまざまな方が利用する高齢者施設や医療施設。中でもドアは部屋を行き来する際に必ず通る場所なので、どなたにも使いやすい配慮が必要です。
『おもいやりアシストドア』は開閉方向へ軽く動かすだけで扉を全開できるアシスト機能を標準装備。軽い力で開くので、手の甲や肘でも開けることができ衛生面でも安心です。さらに、扉が閉まる際に、人や障害物に当たるとすぐ扉が全開するなどの安全機能も搭載しています。どなたにも安心・安全にお使いいただくために、ぜひご検討ください。
リニアエンジン機構が扉の開閉をサポート。
レールに内蔵しているリニアエンジン機構(磁石と電磁石の引き合い、反発)により、
軽い力で扉がスムーズに開閉します。
スポットセンサー(オプション)
赤外線センサーにより、人を感知して、非接触で開閉するので、両手が塞がった状態でも扉を操作することなく通ることができます。