タペストリー
タペストリー(tapestry)とは織物の一種で、壁に掛ける室内装飾品やインテリアグッズのことをいいます。古代ギリシャで作られた織物が起源だといわれており、風景や人物をつづれ織りで表現した絨毯を、床に敷かずに壁に飾ったのが始まりです。つづれ織りとは、縦に張った糸にジグザクと横糸を通して織りあげる技法で織られたものをいい、素材としてはウールやシルク、麻のものなどがあります。
従来は装飾の意味合いのほかに、隙間風を防ぐなど断熱の役割もありました。現代ではインテリアとして利用する以外に、店の販促や広告のために壁に吊り下げる、布状の広告物をタペストリーということがあります。つまり織物ではなく、文字や絵柄をプリントしたものもタペストリーと呼ばれます。
建設・リフォームに関する用語
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<監修>
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大森 理恵
- 有資格
- 宅地建物取引士・2級ファイナンシャル・プランニング技能士