住まいの防災度チェック

  • あなたの家は大丈夫?住まいの症状をチェックしましょう!

    「東日本大震災」によって、私たちの生活意識や行動に大きな変化が起こっています(下表参照)。
    「耐震」への関心の高まりから、「安全志向」が顕著です。さらに省エネやエコへの関心と価値観の転換が起こっているようです。
    住まいの耐震性・安全性は自分でチェックできます。あなたの住まいの防災度を確認してみましょう。

    ①家の構造から防災度チェック
      • 平成12年度(2000年)以前の建物である。
      • 基礎にひび割れがある。
      • 外壁に黒ずみ、ひびがある。
      • 家のまわりに地盤の段差がある。
      • 最近、シロアリを見かけた。
      • ドアが勝手に開閉する。
      • 建物の1階に窓や出入り口が多い。
      • 専門業者に点検してもらったことがない。
  • ②家の内から防災度チェック
      • リビングや寝室に落ちやすいものや倒れやすい家具がある。
      • 背の高い家具など倒れやすいものを固定していない。
      • 玄関や廊下など火の通り道となる場所に可燃物を置いている。
      • 2階以上にピアノや重い家具などの重量物を置いている。
      • ストーブに燃えやすいものが落ちてくる危険性がある。
      • キッチンなどの火元の周りに燃えやすいものが置いてある。
      • コンセントが家具に隠れていたり、タコ足配線が多い。
      • 室内に、法律で義務付けられている火災報知器が設置されていない。
地震対策お役立ち製品
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①の項目に当てはまる方 「耐震診断」をお勧めします。

住まいの地震に対する強度を調査することができる「耐震診断士」をご存知ですか?耐震診断士は約2~3時間の現地調査で、地震に対する強さを数値で教えてくれます。
詳しくは「耐震補助制度」をご覧ください。

②の項目に当てはまる方 「内装を強くする」ことをお勧めします。

建物の内装(内側)では、ふだん使っているものが、地震の揺れによって安全をおびやかす凶器に変わってしまいます。きめ細かく配慮する必要があります。
詳しくは「家を強くする」をご覧ください。