フローリング補修で床をきれいに! 無垢フローリングと複合フローリングの違いをご紹介

フローリング 補修

学校の教室や廊下、体育館などには、木質のフローリングが多用されています。木質素材の特徴は自然の暖かさや温もりが感じられることです。

今回は、木質フローリングが学校に適している理由や無垢フローリングと複合フローリングの違い、それぞれの特徴に加え、無垢フローリングのメンテナンス方法などをご紹介します。

木質フローリングが学校に向いている理由

フローリング 補修

木質フローリングは、学校の教室や廊下、体育館、文教施設など、あらゆる場所で使用されています。
ここでは、その特徴や学校に向いている理由を解説します。

・補修することで再生、長く使える

木質フローリングには自然な木目や温もりがあり、耐久性が高いため、補修することで長期間にわたって使用することができます。
また、木の種類にもよりますが、木材本来の味わいが徐々に現れるので、年を経るごとに色合いや風合いが変化します。
そのため、木材の特性や経年劣化を楽しむことができるのです。

・子どもの学習環境には木材使用が推奨されている

小中学校の学習机を木材で作る取り組みが各自治体で行われています。例えば、群馬県利根郡川場村では、100年以上もの歴史ある学校林の間伐材で机の天板を制作し、新入生に寄贈しています。
在学中は自分のものとして使用し続けることができ、卒業時には学校からの記念品として配布しています。
(参考:東京都産業労働局「5-4 木育授業の事例」

また、大阪府や長野県の幼稚園や保育園、小学校でも壁や床の一部に地域材を使用している事例があります。

日本では、2010年に「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が制定され、公共建築物における木材の利用に取り組んできた背景があります。

現在、この法律は「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」に名称が変わりました。
(参考:林野庁「改正公共建築物等木材利用促進法」

学校のような長年にわたって利用される施設には、耐久性の高さはもちろん、子どもへの影響、環境面への取り組みも含め、木質フローリングの採用がおすすめです。

無垢フローリングと複合フローリングの違い

フローリング 補修

木質フローリングには大まかに分けて無垢フローリングと複合フローリングがあります。ここでは、無垢フローリングと複合フローリングの違いについて解説します。

●無垢フローリングの特長

天然の木材を切り出した一枚板を指します。無垢材といってもスギやヒノキ、パイン材、ウォールナット、オークなど、木材の種類は様々です。
無垢フローリングが持つ最大の特長は、自然な木目と温もりを感じることができる素材感です。歩く時の温かみや素足での踏み心地、弾力感など、無垢材ならではの味わいを感じることができるでしょう。

予め知っておきたい注意点としては、湿度が多い時期は膨張し、乾燥している時期には収縮するため、反りやゆがみ、すき間ができることなどがあげられます。

●複合フローリングの特長

複数の合板を張り合わせた板の表面に、天然木の薄板や化粧シートを張ったフローリングです。「挽板(ひきいた=木材をのこぎりなどで2mm程度の厚みで切ったもの)」「突板(つきいた=木材を0.2mm~1mm程度の厚さで薄く切ったもの)」「シート(樹脂などに木目模様をプリントしたもの)」の3種類があります。
どれも品質や仕上がりにばらつきが少なく、安全に利用できるのが最大のメリットです。
また、種類が多く、無垢フローリングに比べてリーズナブルな価格帯で流通しています。
居室用として需要が高い床暖房仕様や、床表面の雑菌の繁殖を抑制する抗菌仕様など、様々な機能を持つ複合フローリングがあります。

これらにはそれぞれ異なる特長がありますので、目的に合わせて適しているものを選ぶことが大切です。また、どちらも長期間使い続けるには、こまめなメンテナンスが大切なことも覚えておきましょう。

木質フローリングの日常的なメンテナンスの仕方

キレイに見えるフローリングでも、外部から持ち込まれた砂などや、人体から発生する汗などの油分など、様々な汚れに直面しています。特に触ってザラザラするものは放置せずにすぐに取り除かないと、塗装に傷をつけて光沢が落ちたり、塗膜を傷める原因になります。

日常的なメンテナンスとして、掃除機や箒でこまめに取り除くことが大切です。また、週に数回はモップやクロスで乾拭きして汚れを落とします。
汚れが目立ってきたら、月に数回程度は固く絞った雑巾で水拭きをしましょう。

日頃からきれいに掃除しておくことで、非常に長持ちする木質フローリング。
長く使っていると汚れや小さな傷が生じますが、表面を研磨することで何度でも蘇る点も木質フローリングの魅力です。

プロに定期的なメンテナンスを依頼

本格的なメンテナンスはフローリングを長持ちさせるためにも、専門業者への定期的な依頼をおすすめします。正しい方法で定期的にメンテナンスすれば、美しい状態を長期間維持することができます。

リノベーションの作業などは、大がかりなメンテナンスとなり、ウレタン塗装の乾燥に1~2週間程度かかるため、通常は学校の長期休暇中などに行うものです。しかし、メンテナンス会社によっては、作業方法の工夫や、塗装の乾燥時間を短縮することで、短期間で仕上げられる場合もあります。ぜひ活用を検討してみましょう。