狭いリビングでも収納を充実させながら広く見せるアイデア|事例を交え解説
狭いリビングでも収納スペースを作るアイデアはいくつかあります。リビングは家族が集まる空間なので、置いておきたいものも多く、長く住むほど多くの収納スペースが必要になるでしょう。部屋を広く見せつつ、収納を増やす方法を解説するので、困っている方はぜひ参考にしてください。
狭いリビングにおすすめの収納アイテム
小さめのリビングに置く収納は、床面積を大きく取らないものを選びましょう。また、余った空間を見つけてボックスや棚を設置することで、収納スペースを増やすこともできます。特におすすめの収納アイテムを紹介するので見ていきましょう。
壁面収納
大幅に収納スペースを増やしたい場合は、壁一面に取り付けられる壁面収納がおすすめです。天井まで無駄なくスペースを活用できるため、狭いリビングのお家でも収納スペースをたっぷり取ることができます。
テレビ台
戸棚がついているテレビ台を選べば収納スペースを増やすことができます。収納付きでない場合でも、台の下や周囲に棚を配置するなど、余ったスペースを有効活用することもできます。
ベンチやデスク
収納付きのベンチやデスクは、インテリアの一部として、おしゃれにスペースの確保ができます。リビングに置けば、リモートワークやオンライン授業などを行うテーブルとしても使えて便利です。
収納ボックス
収納ボックスは市販で購入できる一番手軽な収納アイテムです。リビングの雰囲気や広さに合わせた収納ボックスを見つける必要がありますが、他の収納アイテムに比べて価格が安く、手に入れやすいのがメリットといえます。
狭いリビングを広く見せる収納レイアウトのコツ
・目に見える壁の面積を増やす
・床と同系色もしくは白系の収納を選ぶ
・手前から奥にかけて収納や家具の高さを低くする
収納スペースを確保しながら、視覚的に部屋を広く見せる方法もあります。収納アイテムを購入・設置する前にチェックしておきましょう。
目に見える壁・床の面積を増やす
露出している壁や床の面積が大きいと、部屋全体が広く見えます。背面がない収納を選んで隙間から壁面を見せたり、低い家具を選んで圧迫感をなくしたりするのがポイントです。脚付き家具で床を見せるのもよいでしょう。
床と同系色もしくは白系の収納を選ぶ
床と同系色の収納を選ぶことで繋がって見え、部屋を広く見せることができます。床と色を合わせたくないという場合は、圧迫感のあるダークなカラーリングよりも、解放感を感じさせる白系の家具を選ぶのがおすすめです。
手前から奥にかけて収納や家具の高さを低くする
入口から入ってきたときに、手前に背の高い家具があり、奥に低いものがあると、奥行が演出されて部屋が広く感じられます。目の錯覚を利用し、背の高い収納は部屋の手前へ、奥に向かって低いテーブルやソファなどを配置するようにしましょう。
狭いリビングにおすすめのDAIKENの収納
DAIKENの収納はリビングに馴染むデザインで、収納スペースを増やすだけでなく、部屋全体をおしゃれに格上げしてくれます。おすすめの4タイプを紹介します。
大容量ながら抜け感のある収納
天井に届きそうなほど壁面をいっぱいに利用した収納です。高さがありながらホワイト系のカラーリングで圧迫感を軽減しているため、広さを感じさせてくれます。
たっぷりと収納できる他、ガラス扉付きの棚をディスプレイスペースとしても利用できるため、好みに合わせて雰囲気を変えることが可能です。大きなテレビを置けば、ゆったりとした空間で優雅なひと時を楽しむことができるでしょう。
セパレートで奥行を演出する収納
上下にセパレートさせることで壁を見せ、空間の奥行に目を向けさせてくれる収納です。壁面全体が収納によって分断されず繋がっているため、リビングの解放感を見事に維持しています。
デザイン性が高く、床から浮いたように見える上方のパートがおしゃれで大人な雰囲気を醸し出してくれるため、部屋のムードにこだわる方におすすめです。
間仕切りとしても壁面にも設置できる収納
ボックスが積み重なったようなデザインで収納スペースを作りつつ、一つの部屋をわける仕切りとしても活躍してくれる収納です。
棚にはカゴや箱を置ける他、ディスプレイスペースとしても活用可能。隙間が見えることで、視覚的に奥行を狭めてしまうのを防ぎます。オプションで棚の背面に目隠しパネルを取り付けられるため、完全な仕切りパネルとして使うことも可能です。
愛猫のアスレチックとしても機能する収納
愛猫家の方にダントツでおすすめしたいのが収納を兼ね備えたねこ用カウンターです。滑りに配慮した表面シートを採用し、猫がカウンターを歩きやすいよう工夫しました。
別途、納まり部材を壁に取り付ければ、猫用ステップとして利用でき、愛猫のちょっとした運動スペースを設けることが可能です。もちろん、リビングの収納としても十分なスペースがあります。
リビングだけでは解決できない場合の収納アイデア
・キッチン・ダイニングの収納も見直す
・廊下にも収納を設ける
・納戸(パントリー)を作り変える
リビングが狭い場合は、どうしても収納スペースが足りなくなることも。家の他のスペースを有効活用するアイデアを紹介します。
キッチン・ダイニングの収納も見直す
リビングとキッチン・ダイニングが繋がっている間取りであれば、合わせて検討しましょう。収納が新たに用意できない場合でも、カウンター下などのデッドスペースを見つけられるかもしれません。
廊下にも収納を設ける
リビングで頻繁に使わないものであれば、廊下に収納するのも一つの手です。新築やリフォームのタイミングであれば壁の厚みを利用し「埋め込み収納」を、今のご自宅に取り付けるのであれば飾り棚などの「後付け収納」を選びましょう。
納戸(パントリー)を作り変える
納戸とは、普段使用しない衣服や調度品を収納しておく物置部屋のことを指します。また、似たようなものにパントリーという、キッチンや周辺に設置される収納スペースもあります。既存の納戸やパントリーが使いづらく、ものがおさまりきらない場合は、まず収納するものがどれくらいあるか把握してから、現在の収納を見直してもよいかもしれません。
狭いリビングも収納アイデアで広く見せよう
小さなリビングにぴったりの収納アイデアを紹介しました。アイテムを使ったり、目の錯覚を利用したりすることで、圧迫感を減らしながら収納スペースを広げることは可能です。
DAIKENでは、ご家庭のリビングに合わせたオーダー収納を提案しています。すっきりとおしゃれに収納スペースを増やしたい方はぜひご相談ください。
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める
カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる
オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
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