キッチン収納棚の種類や収納術は?選び方やおすすめ収納棚もご紹介

細々とした調理器具や調理家電など、キッチンにはものがあふれがちです。しかし、キッチン収納棚があれば、すっきりとした空間を保ちやすくなります。キッチン収納棚の種類や収納術、選び方などを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
キッチン収納棚の種類
キッチンの収納棚は、上置棚・中置棚・下置棚の組み合わせから成ります。食器の数やキッチン家電に合わせてカスタマイズすることができるのが特徴です。キッチンの収納棚はその形状で5つの型に分けられます。まずはご自宅のキッチンスペースを思い浮かべてください。どこに、また、どの程度の余剰空間があるかで、キッチン収納棚の種類を決めていきましょう。
全面型
カウンター型
二の字型
L字型
コの字型
全面型

床から天井までたっぷり収納できる食器棚の定番ともいえる型です。食器をメインに収納するキッチンボードと、電子レンジなどの調理家電も収納可能なレンジボードの2種類があります。収納場所に困るキッチン家電も収納できるので、大容量の収納スペースが欲しい方におすすめです。
カウンター型
下置棚のみを利用した収納棚です。作業スペースが広くなるので、狭いキッチンを広く使いたい方におすすめです。上置棚や中置棚がないので圧迫感も気になりません。片面だけでなく、裏表の両方に収納スペースがあるものもあります。
二の字型

上置棚と下置棚を組み合わせた収納棚です。作業スペースを確保できるだけでなく、普段使わないものやストック用品など上置棚に収納するなど使い勝手の良さが特徴です。用途によっては、カウンターの上に炊飯器などのキッチン家電を置くこともできます。
L字型

中置棚と下置棚を組み合わせたタイプの収納棚。中置棚の手の届きやすい位置に食器類を収納しておけるので、配膳がスムーズにできます。カウンター部分には調理家電を置くこともできますが、インテリアとしてお花などを飾るのもおすすめです。ダイニングスペースが華やかになります。
コの字型

上置棚・中置棚・下置棚を上手に組み合わせた収納棚です。収納力だけでなく、使い勝手の良さも特徴です。カウンター部分にスペースを作っておけば、買い物した物を一時的に置いておく場所としても利用できます。
キッチン収納棚の収納術
キッチンの収納スペースを無駄なく利用できていますか?食器や調理器具が取り出しにくいという方も少なくありません。キッチン収納棚を効率よく活用する収納のコツを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
・使用頻度で収納場所を分ける
・コの字ラックを活用する
・収納ボックスを活用する
使用頻度で収納場所を分ける
キッチンの収納棚は上置棚・中置棚・下置棚と別れています。使用頻度の高い食器やグラスは中置棚へ保存するのがおすすめです。そして、軽くて使用頻度の低いストック用品や保存容器などは上置棚へ、重いものや使用頻度の低いもの、ゴミ箱などは下置棚へ収納すると使い勝手がよくなるはずです。
コの字ラックを活用する
お皿を何枚も重ねすぎると取りづらくなってしまいます。「コの字ラック」を使い、同じ種類のお皿ごとに仕切りを挟むようにしましょう。食器が格段に取り出しやすくなります。
収納ボックスを活用する
高いところにものを収納した場合、奥の物が取り出しにくくなることがあります。取っ手のついた収納ボックスなどに入れて、引き出し安くしておくと便利です。また、ボックスごとに収納するアイテムを決めておくと欲しいものを探す手間も省けます。
キッチン収納棚の選び方3つ
キッチンの収納棚は選択肢が多く、何を基準に選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。選び方に迷ったときは、サイズと使い勝手、デザインの3つのポイントに注目してみましょう。
サイズで選ぶ
収納棚が大きすぎると、キッチンエリアが狭くなってしまいます。反対に収納棚が小さすぎると、収納したいものをすべて入れることができません。特に食器や調理器具は清潔に保つ必要がありますから、たとえ頻繁に使用するものであっても、棚の中に入れたいものです。
また、食器が増えることもあるので、ある程度は余裕のあるスペースを確保することが好ましいです。キッチンでの動線が遮られない程度にできるだけ大きめの収納棚を選ぶようにしましょう。
使い勝手の良さで選ぶ
収納棚の高い位置・低すぎる位置にあるものは取り出しにくさを感じる場合があります。上部の棚は棚全体が昇降できるもの、下部の棚は引き出しタイプのものを選ぶほうが良いでしょう。
また、扉の種類も使い勝手に大きな影響を及ぼします。開き戸タイプであれば食器の出し入れがしやすく、引き戸であれば省スペースで作業が可能です。
キッチンのデザインやテイストと合わせて選ぶ
サイズ・使い勝手共にパーフェクトな収納棚であっても、キッチンのデザインやテイストに合っていないのでは困ります。扉の色と材質、質感、光沢があるかどうかに注目して、収納棚を選びましょう。
キッチン全体を合わせることができない場合は、冷蔵庫やオーブンレンジなどの存在感のあるキッチン家電とテイストを合わせることもおすすめです。
キッチン収納棚おすすめ5選
キッチンにあると便利な収納棚の実例をご紹介します。ぜひご自宅に合いそうなものを見つけてください。
「見せる収納」と「隠す収納」のバランスが絶妙な食器棚

食器や調理器具などの生活感が出るものを上手に隠すと、キッチンがおしゃれな空間に近づきます。反対によく使うものやキッチン家電はすぐに手が届くように表に出ていることで、家事の時間短縮にもつながります。
L字型の収納棚で見た目にもスタイリッシュ。上部の収納が少ないことで、キッチン全体が広々と見えるのも嬉しいポイントです。
ダイニングにも置けるおしゃれでシンプルな収納棚

インテリアの一部として、お気に入りの食器を見せることができる収納棚。デザイン性も優れているため、キッチンだけでなくダイニングに置くのもおすすめです。
ティーポットやカップを入れておけば、キッチンを行ったり来たりせずにお茶を楽しめます。また、食器を出しやすくなるので、自然と家族が手伝いやすくなり、コミュニケーションも深まります。
機能性抜群のキッチン収納棚

収納棚が上下に分かれており、真ん中にスペースがあるスタンダードなタイプです。下部には置き場に困るゴミ箱もスッキリと収納できるスペースもあり、キッチンを広々と見せてくれます。
また、真ん中のスペース部分の壁のホワイトボードはマグネットになっているため、収納ボックスやちょっとしたメモを貼りつけることも可能。作業台や机代わりにも使えるので、キッチンで過ごす時間が楽しくなります。
壁面いっぱいに広がる大型キッチン収納棚

とにかく収納力が豊富なタイプ。食器棚部分は扉が透けているため、どこに何があるかも迷わず取り出しやすいです。
上部のスペースは、お正月などの行事用の食器等、普段はあまり使わないようなものを収納しておきましょう。下部のスペースも広いので、備蓄用の食料品や水類などを入れておくのもおすすめです。
両面から使え作業スペースにもなるキッチン収納棚
キッチン側とリビング・ダイニング側の両面から使える収納に加えて、作業台にもなる多用途収納棚。リビング・ダイニング側からも食器を取り出せるので、家族みんなで食事の準備を楽しめます。また、上部に棚がないため、空間がすっきりと広く見えます。
キッチン収納棚の収納術や選び方をマスターし、綺麗なキッチンをキープしよう
キッチンまわりは小物や家電などが多く、整理整頓が難しいもの。「キッチン以外はいつもきれいに片付いているのに…」と、キッチンの収納に悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回はキッチンの収納棚の種類や収納術、収納棚の選び方を紹介しました。ぜひご自宅にぴったりな棚選びの参考にしてください。
理想的なオーダー壁面収納を実現するためのステップ
【ステップ①】好みのイメージを決める

カタログを見ながら、理想のリビングのイメージを探しましょう。オーダー壁面収納は、お部屋の表情をつくります。理想的な空間づくりを実現するために、機能やデザインを幅広くチェックしてみましょう。
間取り・壁面収納家具の設置場所にお悩みの方は、収納プランニングソフトをご用意しておりますので、ぜひお試しください。
【ステップ②】実際にオーダー壁面収納を見てみる

オーダー壁面収納を、カタログやシュミレーターを使ってイメージを膨らませた後は、やはり実際に製品を見て色や素材を確かめたいですね。ショールームでは、オーダー壁面収納をご覧いただけます。
ぜひ実際に触れて、品質の良さを確かめてみてください。
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